おすすめ猫ドア10選|選び方から設置方法、注意点についても解説

おすすめ猫ドア10選|選び方から設置方法、注意点についても解説

「猫の出入りを自由にさせてあげたい」このように考える飼い主は少なくありません。このような場合、既存の扉などに猫ドアを設置することで解消できます。

この記事では、猫ドアの選び方や設置方法、注意点について解説します。併せて、おすすめしたい猫ドアを10点ピックアップしてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

猫ドアの3つの選び方

猫ドアの3つの選び方

猫ドアの選び方には、以下の3つが挙げられます。

1.取り付け箇所

2.サイズ

3.機能性

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.取り付け箇所

猫ドアを選ぶ際、取り付け箇所を先に考えてください。たとえば、扉や壁、網戸など場所ごとに適した製品が販売されています。

基本的には、壁や扉に取り付ける場合は穴を開ける必要があります。穴を開けるには工事が欠かせないため、賃貸住宅に住んでいる人は事前に管理会社に確認しなければなりません。しかし、サッシに設置でるものや工事不要で取り付けられるタイプもありますので、事前にチェックしましょう。

2.サイズ

取り付ける場所の寸法は当然ですが、猫の体型に合ったサイズのものを選ぶことも重要です。猫ごとに体型や体の大きさは異なるため、最適なサイズの猫ドアを選んでください。

サイズをきちんと確認しておかなければ、設置できない・猫が通れないなどの失敗をしてしまうおそれがあります。また、成猫の場合気にする必要はありませんが、子猫を飼っているのであれば成長を見越して選ぶことも大切です。

3.機能性

猫ドアごとに備わっている機能性には違いがあります。たとえば、ロック機能やセンサーが搭載されており、愛猫以外の侵入ができないものなどがあります。

また、フラップロックや開く方向を切り替えられる猫ドアも販売されているため、状況に応じて猫を室内への出入りを制限したい場合に便利に使えます。ライフスタイルに応じて適した機能が備わっているかチェックしてみてください。

猫ドアを設置する2つの方法

猫ドアを設置する2つの方法

猫ドアを設置する方法には、以下の2つが挙げられます。

1.DIYで設置する

2.業者へ依頼する

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.DIYで設置する

猫ドアをDIYで設置する場合、猫ドアを購入し、扉や壁などに自分で取り付けます。種類によって取り付け方法は異なりますが、基本的な取り付け手順は以下の通りです。

必要なもの:筆記用具、ノコギリ、ドライバーもしくは電気ドリル

  1. 設置したい場所に切り抜く範囲の印を鉛筆でつける
  2. 鉛筆でつけた印に従って、設置場所をノコギリで切り抜く
  3. ドライバーを使い、猫ドアを取り付ける

2.業者へ依頼する

猫ドアを業者へ依頼する場合、こちらが猫ドアを準備して取り付けだけをしてもらう方法とドアを丸ごと交換してもらう方法の2つがあります。

猫ドアのみを取り付けてもらう場合、費用は20,000円程度が相場となっており、時間についても1時間以内で済む場合がほとんどです。

一方、猫ドア付きのドアへと交換してもらうには、扉本体が約8万円から販売されており、これに加えて施工費用や処分費用がかかります。いずれの場合も事前に見積もりを取って費用を確認しましょう。

猫ドアを設置する場合の3つの注意点

猫ドアを設置する場合の3つの注意点

猫ドアを設置する場合の注意点には、以下の3つが挙げられます。

1.賃貸住宅の場合

2.DIYすると保証対象外となる

3.猫が通ってくれないおそれがある

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.賃貸住宅の場合

猫ドアを賃貸住宅に設置する場合、扉の交換・後付けのいずれにしても、管理会社や大家の許可を得なければなりません。事前に許可を取らずに猫ドアを設置してしまうと、退去する際、発生する原状回復費用が高額になるおそれがあります。

賃貸住宅は、リフォームを認めていないことが一般的です。しかし、事前許可を得たうえで原状回復を約束すれば猫ドアを設置できる場合があります。

2.DIYすると保証対象外となる

猫ドアをDIYで設置すると、メーカー保証対象外となる場合がほとんどです。猫ドアを設置する際、扉や壁に穴を開けますが、万が一失敗しても原状回復を自分で行うことはできないでしょう。

さらに、適切に設置できなければガタついたり、短い期間で壊れたりすることも考えられます。このような場合、メーカーからの保証を受けられなければ、実費で対応しなければならない点に注意が必要です。

3.猫が通ってくれないおそれがある

猫ドアを設置しても、猫が警戒してなかなか通ってくれないおそれがあります。臆病な性格だった場合、猫ドアに慣れるまでに長い時間がかかることも多いようです。

猫ドアに慣れさせるには、おやつを使ったトレーニングをおすすめします。猫ドアを飼い主が開けてあげるようにし、ドアの先におやつを置きます。そして愛猫がくぐるのを待ってあげましょう。徐々に開ける幅を小さくして、補助しなくてもドアをくぐれるようになるまでトレーニングしてみてください。

猫ドアおすすめ10選

猫ドアおすすめ10選

猫ドアのおすすめを10点選んでご紹介します。それぞれの特徴などについて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.アトムリビンテック

薄型設計のフレームが採用されており、開き戸・引き戸にも設置できる猫ドアです。厚さ28〜36mmまでの扉に設置できます。

フラップは2つ折り仕様となり、押し開けたときの衝撃が少なく、猫への負担を軽減できることも特徴です。また、出入り時に尻尾が挟まってしまうことも予防できます。

さらに、フラップにはマグネットが取り付けられており、自然と閉まるようになっています。

2.シマムラ製作所

ドアへの出入り方法を「出入り自由・ロック・入るだけ・出るだけ」の4WAY仕様が採用されている猫ドアです。Mサイズは小型犬と猫に対応しています。

また、猫ドアの下部にはマグネットがついており、猫が通ったあとに自然に閉じる仕組みです。リーズナブルな価格ながら、機能性も備わっている猫ドアを探している人におすすめします。

3.AYY

ABS樹脂素材で作られている室内用の猫ドアです。こちらも「出入り自由・ロック・入るだけ・出るだけ」の4WAY仕様となっており、サイズについてもS、M、Lから選べます。

また、猫ドアのエッジ部分にはすきま風が入ってこないようにパッキンが設置されていることから、部屋の機密性を損なうことはありません。さらに、ドアの下部にはマグネットがついているため、ドアがピッタリ閉まります。

4.タカラ産業

ベランダが壁やフェンスなどで囲われており、猫が逃げ出さない状態の家であれば、網戸に取り付けられる猫ドアを使ってみてもよいかもしれません。

網戸を切り抜くカッターナイフとドライバーさえあれば簡単に取り付けられます。また、軽い力で開閉できるため、網戸へもあまり負担をかけずに済みます。

愛猫に外気浴させてあげたい場合におすすめするタイプです。

5.Ycozy

バルブを操作することによって、開閉パターンを4通りに切り替えられる猫ドアです。また、マグネットが備わっているため、出入りしたあとには自動でフラップが戻ります。

ストリップブラシがフラップのフレーム部分に搭載されており、開閉時のノイズも最小限に抑えることが可能です。さらに、雨や風、小虫などの侵入を防ぐこともできます。サイズは、M・L・XLの3つが展開されています。

6.CEESC

部屋を区切る扉などに取り付けるタイプの猫ドアです。ドアを開けっぱなしにしなくても、猫が部屋を行き来できるため、空調効率を高めることが期待できます。

また、日本語の説明書も付属しており、手順に従うことでDIYで取り付けが可能です。さらに、フラップ開閉については、4つのパターンから切り替えられます。

猫の出入りを制限したい状況でも便利に使用できます。

7.CAT MATE

イギリスの人気ブランドが展開している、ガラス戸やサッシへと取り付けるタイプの猫ドアです。円形デザインとなっており、おしゃれな猫ドアを取り付けられます。ベランダや庭先など屋外への出入りする愛猫用としておすすめです。

また、出入りを制御でき、マグネットが付属しているなど機能面も充実しています。スタイリッシュな見た目と高い機能性を併せ持った猫ドアを設置したい人におすすめします。

8.ペットワンダーランド

外寸が大型となっており、猫がスムーズに出入りできる猫ドアです。12kgまでの猫が出入りできます。壁や扉などへ設置する際、切り抜くサイズは縦21×横18.5cmです。設置も簡単にでき、穴を開けた部分に両面からセットして、ネジで固定します。

また、フラップには完全ロック機能がついているため、屋外用として設置した場合でも、外猫の侵入を防ぐことも可能です。

9.サンセイ

工事せずにサッシへと設置できるパネルタイプの猫ドアです。引き戸と同じようにサッシのレール部分へはめ込むことによって取り付けられます。また、簡単に取り外せるため、戸締りをする場合にも便利です。

また、パネル高も調節でき、175〜193cmまで対応できます。さらに、両サイドにはストッパーが付属されているため、状況に応じてロックできることも特徴です。

10.アベ・ホーム

オーダーメイドで注文できる猫ドアです。そのため、扉に穴を開ける工事は不要となっており、ドアをそっくり入れ替える形で取り付けます。サイズを測って注文すれば、加工まで済んだ製品が届くため、すぐに取り付けることが可能です。

また、フラップにはソフトアクリル素材が採用されており、猫への負担を最小限に抑えられ徴といえます。さらに、専用フタが付属されているため、状況ごとに猫の出入りを制限することも可能です。

まとめ

まとめ

猫ドアに関することを解説しました。猫ドアを設置することによって、お部屋のドアを閉め切ったままでも猫が好きな場所へ移動できるようになります。

注意点もあり、賃貸住宅に住んでいる場合、猫ドアを設置する前に許可を得る必要があります。ぜひ、この記事を参考にして猫ドアを設置してみてください。ちなみに、次のページでは、室内ドアを交換・リフォームする方法を紹介しています。

室内ドアを交換・リフォームする3つの方法|費用目安からドア選びのコツまで徹底解説!

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