建具の修理はプロに任せるべき?メンテナンス方法もあわせて解説!

建具の修理はプロに任せるべき?メンテナンス方法もあわせて解説!

建具は部屋のデザインや生活スタイルを決める上で欠かせないアイテムです。建具は毎日の生活で必然的に触れる機会が多いため、経年劣化します。劣化の度合いによって修理することで、長年使用できます。

しかし「建具の修理を依頼する基準がわからない」といったの悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。本記事では、修理が必要になる建具の種類やプロに任せるべき建具の修理内容、メンテナンス方法を紹介します。

修理が必要となる建具の種類

修理が必要となる建具の種類

修理が必要となる建具の種類として、次の4つが挙げられます。

  • ふすまや障子
  • 室内ドア
  • 玄関ドア
  • サッシや網戸

建具は修理が必要といっても、すべての建具を修理する必要はありません。修理すべき建具を知ることで、日常生活から注意を向けられます。ここでは、それぞれの詳しい内容について解説します。

1.ふすまや障子

和紙を使用したふすまと障子は経年劣化しやすい建具です。和紙は耐久性が低く穴が空きやすいため、ふすまと障子は建具の中で修理の回数が多くなりやすい傾向にあります。

例えば、子供がいる家庭だと遊びで穴を空けたり、誤って物がぶつかって破れたりといったケースも少なくありません。ただし、ふすまと障子は業者に依頼することで簡単に修理でき、簡単に元の状態に戻せます。

2.室内ドア

室内ドアは生活の中で使用頻度が多く、経年劣化も進みやすい建具の1つです。

室内ドアには「引き戸」「開き戸」「折れ戸」といった種類があります。「引き戸」は洋風の部屋に、「開き戸」は和室にといったように、それぞれ用途が異なります。

また、室内ドアの劣化で多いのがドアの歪みです。ドアの形状に歪みが生じるとスムーズな開閉に支障をきたします。

日常の動作に負担がかかるうえに正常に閉まらなくなることも多く、室内温度の維持も難しくなるでしょう。室内ドアの開閉に異常を感じた場合は早めの対応が必要です。

3.玄関ドア

玄関ドアは、見た目に劣化が生じやすい建具です。家の外側に設置される玄関ドアは、雨風や雪にさらされることも多く、場合によっては短期間でも見た目の劣化が進む場合があります。

さらに、長期間の使用によって蝶番が劣化してスムーズに開閉できなくなるケースも少なくありません。玄関ドアは「雨風や雪から身を守る」や「個人のプライベートを守る」といった役割を果たします。

玄関ドアに経年劣化が見られた場合も早急に修理することをおすすめします。

4.サッシや網戸

サッシや網戸は、変形やがたつきなどが起きやすい建具です。サッシや網戸は虫の侵入を防いだり、部屋を換気したりとさまざまな場面で使用できます。

しかし、サッシや網戸は耐久性が低く、変形やがたつきなど短期間でも起きる可能性があります。また、経年劣化によって網目が広れば、室内に虫が侵入するケースも少なくありません。夏場に欠かせないサッシや網戸は定期的に状態を確認し、機能を維持する必要があります。

プロに任せるべき建具の修理内容

プロに任せるべき建具の修理内容

建具の中でもプロに任せるべき修理内容として、次の4つが挙げられます。

  • ガラス交換
  • 蝶番交換
  • 建具の変形
  • ドアの不具合

建具の種類や経年劣化の度合いによっては1人での修理が難しく、プロに修理を任せる必要があります。ここでは、それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.ガラス交換

ガラスの交換は難易度が高く、プロに交換を任せるべき修理内容の1つです。ガラスには「強化ガラス」「曇りガラス」「防犯ガラス」といったさまざま種類があり、目的が異なります。

ただし、いずれの種類もガラスが窓やドアにしっかりとはめこまれているため1人で交換は難しく、無理に交換すると怪我にもつながりかねません。

2.蝶番交換

細かい調整が必要となる蝶番の交換はプロに任せたほうが安心です。蝶番は玄関ドアや室内ドアなどに幅広く使用されています。

ただし、蝶番のサイズは建具によって異なり、自分で交換する場合にはある程度の慣れが必要です。上手く調整できないとドアの開閉にトラブルが起きる可能性もあります。

3.建具の変形

建具に変形が生じている場合も、プロへの依頼をおすすめします。特に、外に接する玄関ドアやサッシ、網戸などは湿気などの影響により短期間でも変形する可能性があります。

変形した建具を元通りにするのは至難の業であり、素人では不可能と考えるべきでしょう。建具の状態を確認して変形していると判断した場合はプロへの依頼を検討してみてください。

4.ドアの不具合

ドアに不具合が生じている場合もプロへの依頼をおすすめします。特に、玄関ドアは雨風や雪から身を守り、防犯上も不可欠な建具です。

ただし、玄関ドアはサイズも大きく重たいものが多いため、1人で交換は難しいのが実情です。安全に修理するためにも、ドアに不具合が生じた場合はプロに依頼しましょう。

建具の故障を防ぐメンテナンス方法

建具の故障を防ぐメンテナンス方法

建具の故障を防ぐメンテナンス方法として、次の3つのを紹介します。

  • 引き戸のメンテナンス方法
  • 障子や襖のメンテナンス方法
  • ドアのメンテナンス方法

経年劣化しやすい建具も正しくメンテナンスすることで長く使用できます。ここでは、メンテナンス方法ごとの詳しい内容についてみていきましょう。

1.引き戸のメンテナンス方法

引き戸は定期的なレールと戸車の清掃が必要です。レールには髪の毛やほこりが溜まりやすく、そのまま戸車を動かすと故障の原因になります。

月に1回程度はレール内の髪の毛やほこりを除去し、戸車もあわせて清掃しましょう。

2.障子や襖のメンテナンス方法

障子や襖は、開閉時の摩擦が生じる部分の拭き取りが必要です。梅雨時期などで雨が続き、湿度が高い状態が続くと障子や襖の下部は滑りにくくなります。

拭き取りで改善が見られない場合は、ろうそくのろうをつけることで滑りをよくできます。また、和紙やふすま紙は痛みやすく劣化も早いため、1年を目処に張り替えるのが理想です。

3.ドアのメンテナンス方法

定期的に木製ドアは「乾拭き」、金属製ドアは「水拭き」を実施しましょう。室内ドアや玄関ドアをメンテナンスしないままに放置すると、経年劣化が早まります。

特に、玄関ドアは汚れが溜まりやく、室内ドアに比べて頻度高くメンテナンスをする必要があります。月に1回程度の乾拭きや水拭きによって綺麗な状態を維持でき、劣化を遅らすことができます。

ふすまの修理なら工事不要の「ふすまリフォームドア」がおすすめ

ふすまの修理なら工事不要の「ふすまリフォームドア」がおすすめ

ここまで、修理が必要になる建具の種類やプロに任せるべき建具の修理内容、メンテナンス方法を紹介しました。建具は定期的なメンテナンスによって劣化を抑えられ、長く利用できます。

ただし、ガラスや室内ドアなどの修理やメンテナンスは1人では難しいと感じる可能性があります。このような場合は「ふすまリフォームドア」がおすすめです。

「ふすまリフォームドア」は工事なしで建具を交換できます。また、強化紙ではないため強度があり、固く絞った布で水拭きも可能です。交換後のメンテナンスも簡単な「ふすまリフォームドア」をぜひ検討してみてください。

関連記事