押入れを簡単にクローゼット化する2つの方法を紹介!リフォーム時の注意点も解説

押入れを簡単にクローゼット化する2つの方法を紹介!リフォーム時の注意点も解説

部屋のイメージを変える際に、押入れからクローゼットへのリフォームを検討している人もいるでしょう。

押入れをクローゼットにリフォームすると、スペースが広くなるので収納が楽になります。しかし、どのような方法でクローゼットにリフォームすれば良いのかわからない人もいるでしょう。

本記事では、クローゼットと押入れの違いや押入れを簡単にクローゼット化する方法、DIYで押入れをクローゼットにリフォームする方法などを紹介します。

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クローゼットと押入れの違い

クローゼットと押入れの違い

押入れとクローゼットの違いについて、それぞれ以下の観点で紹介します。

  • クローゼットとは
  • 押入れとは
  • 一般的な押入れのサイズ

押入れとクローゼット、どちらの収納に使うものですが明確な違いがわからない人も少なくないでしょう。

見た目の違いはわかっても、どのような用途で利用して使い分けるのかわかりにくい点も多いです。ここでは、押入れとクローゼットの違いについてそれぞれ詳しく紹介します。

クローゼットとは

クローゼットは、衣類を収納するために使用します。

クローゼット内には、パイプが設置されているのでアウターやトップスなど衣類を収納しやすいです。幅が広くて奥行きが短い構造なので、衣類を取り出しやすく着替えが楽に行えます。

また、クローゼットは押入れと比べて扉の開閉の頻度が高いのでカビが発生しにくいのが特徴です。扉の開閉により、湿気が篭りにくくクローゼット内を清潔に保てます。

一方、クローゼットは奥行きが短いため収納できる量が少ないのがデメリットです。荷物が多い人はクローゼットの収納量では満足できない可能性があります。

主に衣類を収納する人は、クローゼットで満足できるでしょう。

押入れとは

押入れは、布団などの寝具や日用品の収納に使用します。

旅館に行くと布団が押入れに収納されていることが多いので、イメージしやすいのではないでしょうか。

押入れ内は、スペースが広いのでたくさん物を収納できるのが特徴です。寝具はもちろん、使用する頻度の低い日用品の収納にも向いています。

また、上下で仕切られているので「上は寝具」「下は日用品」などの使い分けも可能です。収納量が多い押入れですが、カビが生えやすく虫が侵入することもあります。

押入れはクローゼットに比べ、扉の開閉が少ないので湿気が篭りやすいです。また、押入れのある部屋は築年数が古い傾向があります。

家の老朽化により隙間ができて、そこから虫が侵入することがあるでしょう。押入れのある部屋で生活する場合は、収納スペースだけではなく築年数や隙間があるか確認するのがおすすめです。

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一般的な押入れのサイズ

一般的な押入れのサイズは以下の通りです。

  • 上の高さ:80cm〜90cm
  • 下の高さ:60cm〜70cm
  • 幅:165cm〜180cm
  • 奥行き:80cm〜90cm

押入れの使いやすさは、奥行きのサイズで左右されると言えます。

奥行きが短いと寝具は収納できても、それ以外のものは収納しにくくなるでしょう。奥行きが短くて収納しにくい場合は、上と下で収納するものを変えるなど工夫が必要です。

押入れのサイズに合わせて、収納方法を変えて便利に使用しましょう。

押入れを簡単にクローゼット化する2つの方法

押入れを簡単にクローゼット化する2つの方法

押入れを簡単にクローゼット化する方法は、以下の2つです。

  • 収納ボックスやラックで区切る
  • つっぱり棒でゾーニングする

押入れとクローゼットの違いはわかっても、どのようにリフォームするのかイメージできない人もいるでしょう。押入れからクローゼット化できるように、それぞれ詳しく紹介します。

1.収納ボックスやラックで区切る

押入れをクローゼットにする際は、収納ボックスやラックで区切るのがおすすめです。

収納ボックスやラックで区切ることで、押入れ内での収納スペースが増えます。寝具以外にバッグや衣類、雑貨などの収納場所を確保できるようになり綺麗に物をしまえるでしょう。

押入れ内の収納を増やしたい場合や、綺麗に収納したい場合は収納ボックスやラックで区切ると、収納が楽になります。

2.つっぱり棒でゾーニングする

つっぱり棒でゾーニングすることで、収納のスペースを確保できます。

押入れは寝具にスペースをとられてしまい、衣類の収納スペースがなくなることがデメリットです。つっぱり棒を使用すると、衣類をハンガーにかけられるようになり衣類を綺麗に収納できます。

押入れのサイズにもよりますが、寝具でスペースが埋まり衣類を収納するスペースが無い場合はつっぱり棒によるゾーニングがおすすめです。

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DIYで押入れをクローゼットにリフォームする方法

DIYで押入れをクローゼットにリフォームする方法

DIYで押入れをクローゼットにリフォームする方法は、以下の通りです。

  • 押入れを解体する
  • 補修作業する
  • クローゼット仕様に変更する

押入れからクローゼットへは、DIYでリフォームできます。しかし、押入れをクローゼットにリフォームした経験がある人は多くないでしょう。リフォーム方法がわかれば、DIY経験が乏しくても対応できます。

ここでは、押入れをクローゼットにリフォームする方法を詳しく紹介します。

1.押入れを解体する

クローゼットにするためには、まず押入れを解体します。押入れ解体の流れは以下の通りです。

  1. 釘を抜いて中央の仕切り板を外します
  2. 仕切り板を支えている柱の釘を抜いて、取り外します。

2.補修作業する

続いて押入れ内の破損部分などの補修作業です。

破損や凹凸があると、壁紙を綺麗に貼れません。ベニヤ板などを使用して、破損部分や凹凸を綺麗に補修しましょう。

3.クローゼット仕様に変更する

押入れ内の補修作業が完了したら、クローゼット仕様に変更しましょう。

衣類を収納しやすいようにつっぱり棒やカーテンレールを設置するのがおすすめです。つっぱり棒やカーテンレールを設置すると、丈の長いコートなども気軽に収納できます。

つっぱり棒やカーテンレールを設置して、使いやすいクローゼットにしましょう。

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押入れをクローゼットにリフォームする際の注意点

押入れをクローゼットにリフォームする際の注意点

押入れをクローゼットにリフォームする際の注意点は、次の2つです。

  • 結露防止の対策
  • 床の補強工事

押入れをクローゼットにする場合、元々の構造が異なるため注意することがあります。注意に基づいた対策をしないと、すぐにクローゼット内が経年劣化するでしょう。

ここでは、押入れをクローゼットにリフォームする際の注意点をそれぞれ紹介します。

結露防止の対策

押入れからクローゼットにリフォームした場合は、結露防止の対策を行いましょう。

押入れは元々、扉が開閉されることが少ないため結露してカビが発生しやすいです。クローゼットにリフォームしても構造上結露しやすい可能性があります。

断熱材や結露防止シートなどでカビの発生を抑えて、清潔なクローゼットを維持しましょう。

床の補強工事

床の補強工事は、確実に行いましょう。

押入れは元々床板がもろいため、棚や引き出しを設置した際に壊れる可能性が高いです。床の強度を高めるためにフローリング敷くと、棚や引き出しの重さにも耐えられます。

物の設置によって床が壊れないように、床の補強工事は確実に行いましょう。

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押入れの襖はクローゼットドアでらくらくチェンジ

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ここまで、クローゼットと押入れの違いや押入れを簡単にクローゼット化する方法、DIYで押入れをクローゼットにリフォームする方法などを紹介しました。

押入れをクローゼットにリフォームすると、収納スペースが増えてとても便利です。押入れのドアの取り付けに困っている人は弊社「DIYドア通販本店」のクローゼットドアがおすすめです。

クローゼットドアは、枠の工事が不要で簡単に取り付けられます。表面や取っ手のカラーバリエーションも豊富なので、部屋の雰囲気にあったものが見つかるでしょう。

押入れのドア選びに悩んでいる人は、購入をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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