和室を洋室にDIYで簡単にリフォームする方法!業者に依頼する場合の費用や期間も紹介

和室を洋室にDIYで簡単にリフォームする方法!業者に依頼する場合の費用や期間も紹介

畳が敷かれている和室は高温多湿を好むダニの温床となりやすいにもかかわらず、洋室と比べて手入れが大変です。また、畳が痛むため、ベッドなど重い家具が置けない場合もあります。

手入れの手軽さやレイアウトの自由さなどの観点から和室から洋室へリフォームをしたいけれど、業者に依頼すると費用がかかって悩んでいる方におすすめなのがDIYによるリフォームです。

当記事では和室をDIYで洋室にリフォームする方法や業者に依頼する場合の費用や期間について紹介します。

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業者に和室から洋室へのリフォームを依頼する費用や期間

業者に和室から洋室へのリフォームを依頼する費用や期間

和室から洋室へリフォームする際、業者に依頼すれば当然綺麗に仕上がります。

ただし、DIYでリフォームするよりも費用は高くなりますし、リフォーム内容によってはさらに費用がかさんでしまうでしょう。また、業者に依頼する場合はリフォーム期間がどれくらいかかるのかも知っておかなければなりません。

  • 業者に依頼した場合の費用
  • 業者に依頼した場合の期間

ここでは上記2つの目安についてみていきます。

業者に依頼した場合の費用

和室から洋室へのリフォームを業者に依頼した場合の費用相場は約16万~100万円と幅広いです。費用が幅広い理由は、和室の状態によって施工内容が異なるためです。

和室から洋室へリフォームする際、畳を剥がすことが多いですが、ただ畳を剥がしてフローリングに貼り替えれば終わりではありません。隣室との段差がある場合はレベル調整して段差をなくす作業が必要ですし、床下地が和室向けであれば洋室向けに組みなおす必要があります。

床の素材によっても費用が変わる他、床だけでなく、壁や天井も洋室にリフォームする場合はそれなりに費用がかかってしまうでしょう。築年数が古い住宅の場合は壁のリフォームが必須となる場合もあります。

また、同じ作業内容であっても業者によって費用は変わるため、業者に依頼する場合は複数社から見積もりを出してもらい比較検討することも大切です。

業者に依頼した場合の期間

業者に依頼した場合の期間も、費用と同様にリフォーム内容によって変わります。段畳からフローリングの張り替えは2~3日程度で終了するのが一般的です。

ただ、張り替えが数日で終わるのは段差をなくすためのレベル調整がない場合です。レベル調整が必要な場合は1週間程度、壁や天井などを含む大規模なリフォームの場合は1ヶ月程度かかるケースもあります。

しかし、これもあくまで目安であり、必ずしも上記期間で終了するとは限りません。したがって、業者に依頼する場合はどのようにリフォームしたいかを検討した上で、実際にかかる費用や期間を業者に算出してもらう必要があります。

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和室を洋室にDIYで簡単にリフォームする5つの方法

和室を洋室にDIYで簡単にリフォームする5つの方法

和室を洋室にDIYでリフォームできる方法として次の5つが挙げられます。

  • クッションフロアを敷く
  • リメイクシートを使う
  • 押し入れをクローゼット化する
  • 襖を外してロールスクリーンを取り付ける
  • 襖を引き戸に変える

どれもDIYで簡単にリフォームできる方法ばかりです。どのような方法なのかそれぞれ詳しくみていきましょう。

1.クッションフロアを敷く

クッションフロアとは、塩化ビニール系の素材でできた床材です。

フローリング調やタイル調など様々な模様があり、クッションフロアを利用すればDIYで和室を洋室にリフォームできます。必要な道具は次の7つです。

  • クッションフロア
  • 角材
  • 断熱材
  • コンパネ
  • 接着ボンド
  • 木材を切断できる工具
  • ビス止めが可能な電動ドライバー

畳を剥がすと、その分床が低くなるため、コンパネなどの材料を使用しながら高さを調節し、その上にクッションフロアを敷くとよいでしょう。

2.リメイクシートを使う

リメイクシートとは、DIY用の壁紙のことで、100円ショップでも販売されています。

準備するのはリメイクシートのみで、襖を剥がして、襖の上からリメイクシートを貼れば簡単に洋室にリフォームすることが可能です。取っ手の部分をきれいに切り取りたいという場合はカッターを用意しておくとよいでしょう。

3.押し入れをクローゼット化する

押し入れをクローゼット化するのも、和室を洋室にできるDIYの1つです。準備するものは次の2つです。

  • ペンキ
  • バール

まずは押し入れの中の棚をバールできれいに剥がし、壁にペンキを塗ればクローゼットへリフォームできます。よりクローゼットに近づけたいという場合には、棚受けやパイプを取り付けるとよいでしょう。

これらを取り付けることで、収納用の棚や洋服掛けといった機能を持たすことができ、通常のクローゼットと同じように使用できます。

4.襖を外してロールスクリーンを取り付ける

襖を外すだけでも和室の雰囲気を抑えられますが、ロールスクリーンを取り付ければ、より洋室に近づけられます。ロールスクリーンとは、窓辺の装飾品や間仕切りなどに使用されている商品のことです。

ロールスクリーンの柄は豊富なため、自身にあった柄を見つけられるでしょう。押し入れの引き戸部分をパテで埋めて設置すれば、簡単にロールスクリーンにすることが可能です。

また、近年では襖や障子の溝に取り付けられるロールスクリーンキットも販売されているため、溝を埋める作業を省きたいという場合はこれらの商品を購入するとよいでしょう。

5.襖を引き戸に変える

襖を引き戸に変えるのも、和室を洋室に変える代表的なDIYです。襖を引き戸へリフォームする方法として次の2つが挙げられます。

  • 枠と引き戸に交換する
  • 既存の枠を利用して襖のみ引き戸に交換する

既存の枠と襖を取り外し新しい枠と引き戸を設置する方法は、DIYでやるには難しいため、リフォーム業者に依頼することが一般的です。そのため、費用も高くなる傾向にあります。

既存の枠を利用して襖のみ引き戸に変更する方法では、枠に合う引き戸を用意して設置するだけです。そのため、工事は不要で、費用を抑えてリフォームできます。

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和室から洋室へのリフォームは簡単DIYがおすすめ!

和室から洋室へのリフォームは簡単DIYがおすすめ!

和室から洋室へのリフォームを業者へ依頼する場合、工事内容によっては費用が高額となりますし、リフォーム期間も長くなります。ただ、当然綺麗に仕上がるため、和室の床や壁、天井に至るまでリフォームしたい場合など、リフォーム内容が大規模であれば業者に依頼した方がよいでしょう。

ただ、「クッションフロアを敷く」「押し入れをクローゼット化する」など、部分的なリフォームであればDIYで和室から洋室に変えられます。費用をかけたくないという方は、DIYでのリフォームを検討するとよいでしょう。

襖を引き戸に変える方法で和室から洋室へリフォームしたいのならば、DIYドア通販本店が販売している「工事いらずのリフォーム建具」です。既存の枠はそのままに和室の引き戸を付け替えることで簡単に洋風の引き戸にリフォームできるため、名前のとおり工事をする必要がありません。

工具などを使用したDIYはハードルが高いけど業者に依頼せずに和室を洋室へリフォームしたいという方は「工事いらずのリフォーム建具」の利用を検討してみてください。

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