【初心者向け】引き戸の修理を依頼する際の費用相場やポイントについて徹底解説します!
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家の窓やドアは長年使用しているため、修理が必要になることもあります。なかでも引き戸のトラブルは多く「引き戸が動きにくくなった」ということが起こりやすいです。
当記事では、引き戸のトラブルの主な原因や修理を依頼するケース、修理費用、修理業者を選ぶ際のポイントについて解説しています。
引き戸のトラブル原因
引き戸のトラブル原因は主に下記の3つです。
- ドアのゆがみ・傷み
- 戸車の故障
- レールの故障
それぞれ詳しくみてみましょう。
1.ドアのゆがみ・傷み
引き戸トラブルの原因として挙げられるのが「ドア枠などのゆがみ」と「ドアそのものの傷み」です。引き戸や戸車、レールのどこにも故障が見られない場合、地震などの災害によって建て付けが悪くなり、ドア枠などが歪んでいるケースがあります。
次にドアそのものが傷んでいるケースです。ドアが歪み、上下のレールとかみ合わない場合はドアそのものが傷んでいることを疑いましょう。
2.戸車の故障
戸車が故障している可能性があります。戸車とは、ドアの動きをなめらかにするために引き戸に取り付けられている車輪の部分です。
戸車は掃除する機会が少ないため、ゴミが溜まりやすいです。蓄積されたゴミによって戸車の動きが鈍くなるため、こまめにゴミを取り除くとよいでしょう。
また、長年使っていると、劣化により戸車がすり減っている場合があります。他にもドアについている戸車が外れてしまったり、なにかの衝撃で戸車の軸が折れてしまっていたりすると、引き戸の動きが悪くなります。
3.レールの故障
レールが故障しているケースがあります。戸車がスムーズに往復できるように支えているのがレールです。
戸車と同様に、レールもゴミが溜まりやすい場所です。細かいゴミが溜まったまま放置しておくと、引き戸の動きが悪くなったり、レールがゆがんだりします。
レールの細かなゴミは、爪楊枝などでこまめに取り除きましょう。
また、レールは上と下の2つに取り付けられています。そのため、片方の取り付け部分が外れてしまうと、レールがずれて引き戸が動かなくなるので注意しましょう。
修理・取付を業者に依頼すべきケース
修理・取付を業者に依頼すべきケースは下記のとおりです。
- 修理の場合
- 取付の場合
それぞれ詳しくみてみましょう。
修理の場合
修理が必要なケースは下記の3つです。
- 原因が分からない
- 修理のための部品が手に入らない
- 修理後もすぐに症状が戻る
それぞれ詳しくみていきましょう。
原因がわからない
故障の原因が分からない場合は、プロに修理してもらいましょう。原因が分からないまま、手当たり次第に手を加えても、その時だけ直ったように見えますが再発する可能性が高いです。
自分で手を加えてしまったために、余計に複雑な状況になってしまうケースもあります。原因を追究しても分からない時は、プロの修理業者に依頼することが解決への近道です。
修理のための部品が手に入らない
修理のための部品が自分では手に入らない場合は、プロに修理の依頼をしましょう。サイズ違いの市販の部品で、無理に修理しようとすると、別に故障を招き、無駄な出費が増えるリスクがあります。
出費を抑えたいがために、合わない部品を購入することは控えた方がよいでしょう。
修理後もすぐに症状が戻る
自分で修理した後で症状が戻る場合は、プロに修理依頼をしましょう。
修理後に症状が戻るということは、直っていないということです。したがって、再度自分で修理しても、また症状が戻る可能性があります。
この場合は、一度プロの修理業者に症状を見てもらうことがスムーズな解決法です。
取付の場合
取付が必要な際は、プロの業者に依頼することがおすすめです。
しかし、もともと設置されていた建具と同じものを取り付ける場合は、自分で取り付けた方が費用を抑えられます。費用よりも確実性を求める場合は、プロの業者に依頼した方が長持ちします。
水回りのものを取り付ける場合は、より正確性が求められるため自信がない方はプロに依頼するのがおすすめです。
引き戸の修理費用
引き戸の修理費用は下記のとおりです。
- 費用相場
- 費用内訳
それぞれ詳しくみてみましょう。
費用相場
修理箇所 | 金額 |
レール | 10,000~20,000円 |
戸車 | 10,000~30,000円 |
ドア | 60,000円以上 |
ドア枠 | 100,000~500,000円 |
鴨居調整 | 20,000~30,000円 |
網戸 | 20,000~40,000円 |
ドアやドア枠の費用は、ドアのサイズやランクによって大きく異なるため、このようなふり幅になります。また、戸車の修理・交換は「サッシ」か「クローゼット類」かによっても費用が変わるため事前に業者に伝えておきましょう。
費用内訳
プロの業者に修理を依頼した時の費用内訳は、基本的に「作業費用」「出張費用」「部品費用」の3つで構成されます。これらの費用をあらかじめ含めた総額で、金額を掲示している業者がほとんどです。
例えば、ガラス交換の場合は交換する場所やガラスの厚み・種類によって費用は大きく変わります。まずは現地調査を行い、見積もりを出してもらいましょう。
修理後に追加費用がかかってしまったり、見積もりと違う金額になってしまったりするトラブルが起こるケースがあります。このようなことを防ぐために、修理にかかる見積もりを正確に出してもらえる業者を選ぶのがポイントです。
引き戸修理業者を選ぶ際の4つのポイント
引き戸修理業者を選ぶ際のポイントは下記の4つです。
- アフターサービスの有無
- 修理内容・規模に適した業者かどうか
- 自宅から近い業者かどうか
- 修理依頼は工務店がベスト
それぞれ詳しくみてみましょう。
1.アフターサービスの有無
アフターサービスの有無を確認しましょう。
業者によってアフターサービスを用意していない可能性があります。また、アフターサービスがあったとしても、期間が短すぎる業者はあまりおすすめできません。
修理を依頼する際は、複数の業者を比較し、アフターサービスがあり、保証期間の長い業者を選ぶことをおすすめします。
2.修理内容・規模に適した業者かどうか
修理内容や規模に適した業者を選びましょう。ひとことで修理業者といっても、それぞれの専門分野や、得意としている分野があります。
修理したい箇所や、修理内容に合っていない業者を選んでしまうと納得いかない出来栄えになる可能性があります。そうならないためにも、事前に修理内容と依頼する業者を照らし合わせながら業者を選択しましょう。
3.自宅から近い業者かどうか
自宅から近い業者を選ぶのがおすすめです。自宅から遠い業者を選んでしまうと、出張費用が膨らむ可能性があります。
また自宅から近い業者を選ぶことで、ちょっとした修理の相談も気軽にできることがメリットです。近所に相談できる業者がいるだけでも、今後なにかあった時にも安心できます。
4.修理依頼は工務店がベスト
修理依頼は工務店を選ぶのがおすすめです。なぜならば、基本的に建具屋は工務店に依頼された仕事を行なうため、家主から建具屋に依頼しても仕事を受けてくれないケースがあります。
一番安心なのは、家を建てた工務店に依頼するのが望ましいです。複雑な修理でなければそこ以外の工務店でも依頼を引き受けてくれるでしょう。
引き戸をリフォームするならDIYがおすすめ!
引き戸のトラブルの原因は主に「ドア」「戸車」「レール」の3つです。ドアがゆがんでしまった場合は、リフォームする必要があるため大掛かりな作業になります。
「故障の原因が分からない」や「修理のための部品が自分では手に入らない」場合は修理を業者に依頼しましょう。自分で無理に修理を行うと、余計に複雑な状況になる可能性があるため、プロに依頼するのが一番の近道です。
また、もともと設置されていた建具と同じものを取り付ける場合は、自分で取り付けた方が費用を抑えられます。しかし確実性を求める場合は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。
他にも「修理費用」と「修理業者を選ぶ際のポイント」も解説しているため、引き戸の修理を考えている初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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