ウォークスルークローゼットの魅力と失敗しない作り方|間取り・幅・後悔しないポイントを解説
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

「収納をもっと便利にしたい」「家事動線を効率的にしたい」
そんな願いを叶えるのがウォークスルークローゼットです。
通り抜けできる間取りで、衣類や小物の整理がしやすく、毎日の暮らしがぐっと快適になります。一方で、幅や形を間違えると「思っていたより使いにくい…」と後悔することも。
この記事では、メリット・デメリットをふまえながら、間取りやレイアウト例、失敗しないポイントまでわかりやすく解説します。
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ウォークスルークローゼットとは?
ウォークスルークローゼットとは、収納を通路として通り抜けできる間取りのことです。
ウォークインクローゼットとの大きな違いは、出入口が2か所以上あることです。たとえば、玄関と洗面所、寝室と廊下などをつなぐことで、家事動線が短くなり、忙しい毎日でも快適に使えます。
ウォークスルークローゼットは、収納力を確保しながら動線も整えられるため、限られたスペースを有効活用したい方にもおすすめです。
ウォークスルークローゼットの間取り例
ウォークスルークローゼットは、間取りの工夫次第で使いやすさが大きく変わります。
たとえば、家族みんなが使うファミリークローゼットとつなげれば、洗濯物を片付ける手間が楽になるでしょう。玄関から洗面所、寝室までをつなぐ回遊動線を作れば、着替えも外出もスムーズです。
最近では、2畳ほどのコンパクトなスペースでも効率よく回遊できる配置が人気。動線を意識した間取りが成功のカギです。
ウォークスルークローゼットの形とレイアウトの種類
ウォークスルークローゼットには、両側に収納をつくるタイプと片側だけに収納をまとめるタイプがあります。幅に余裕があれば両側収納が便利ですが、スペースが限られている場合は片側収納でも十分です。
I字型・L字型など形に合わせて設計することで、奥行きを活かした整理がしやすくなります。
幅や奥行きの取り方次第で、使いやすさと見た目のバランスが変わるので、間取りに合わせてベストな形を選びましょう。
ウォークスルークローゼットのメリット
ウォークスルークローゼットのメリットを紹介します。
メリット① 動線がスムーズで家事効率がアップする
ウォークスルークローゼットの大きな魅力は、何と言っても動線の良さです。洗面所で洗濯した服をそのまま収納したり、玄関から直接クローゼットを通って寝室に行けたりと、家事の時短につながります。
衣類や小物が一か所にまとまるので、「どこに何があるか分からない」というストレスも減少するでしょう。家族みんなが自然と片づけやすくなる点も嬉しいポイントです。
メリット② 扉なしでも開放感がありおしゃれに見せやすい
ウォークスルークローゼットは、扉を付けずにオープンにすることで開放感がアップします。視線が抜けるので空間が広く感じられ、見せる収納としてインテリアの一部にもなります。
服や小物の色味をそろえたり、収納ボックスを統一したりするだけで、まるでショップのようなおしゃれな空間にできるもの魅力です。扉なしにする分、ほこりや目隠し対策も工夫して取り入れると快適です。
ウォークスルークローゼットで失敗・後悔しやすいポイント
ウォークスルークローゼットで失敗・後悔しやすいポイントを紹介します。
幅が狭くて通りにくい
「想像より通りにくい…」と後悔しやすいのが通路幅です。人がすれ違える幅の目安は90〜120cm程度なので、最低でも一人が楽に歩ける60cm以上は確保したいところです。
2畳程度のスペースでも片側収納にして幅を確保する工夫をすれば、狭くても使い勝手は十分でしょう。設計段階で収納量と動線のバランスをしっかり考えることが、失敗を防ぐポイントです。
扉なしでほこりや生活感が気になる
扉がないと開放感は出ますが、その分ほこりがたまりやすく、収納の乱れも目立ちます。対策としては、カーテンやロールスクリーンを活用して目隠しする方法がおすすめです。
見せる部分と隠す部分を分けるだけでも、生活感が抑えられてスッキリ見えます。収納用品の色や素材をそろえて、整った印象に仕上げることも大切です。
間取り図で失敗しないためのチェックポイント
間取り図を考えるときは、家族の生活動線をよくイメージしておくことが大切です。たとえば朝の混雑時間帯や、洗濯物を片付けるときのルートを具体的にシミュレーションしてみましょう。
「ここにドアを付けたら行き止まりになるかも」「幅が足りなくて物がぶつかるかも」といった盲点を先に防げます。
おしゃれで使いやすいウォークスルークローゼットのアイデア
扉なしの開放感を活かしながらも、整った印象にするコツは収納方法です。よく使う物は手前に、季節物は奥に配置するなど、使いやすい場所に合わせて収納を分けましょう。
棚やハンガーパイプを同じ素材や色でそろえると統一感が出ておしゃれになるでしょう。照明を追加するだけでも、暗くなりがちな奥まで見渡せて雰囲気がアップします。家具やラグで空間をつなげるのもおすすめです。
まとめ|後悔しないウォークスルークローゼットをつくろう
ウォークスルークローゼットは、間取りや形をしっかり考えることで家事動線を効率化し、暮らしが快適になります。幅の目安や見せる収納のコツをおさえて、使いやすくおしゃれな空間をつくってみてください。
「新しく間取りを変えるのは難しいけど、少しでもウォークスルー風にしたい」という方には、押入れを活用する方法もあります。DIYドア通販本店の押入リフォームクローゼットなら、ナチュラルなデザインで和室・洋室問わずなじみます。
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。