扉なしクローゼットはやめた方がいい?後悔理由とDIYでの改善方法を解説
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

近年、スタイリッシュな収納環境の一つとして、扉なしクローゼットという選択肢が広まっています。一方で、事前にメリットとデメリットを十分に理解していなければ、設置後に後悔してしまうことも多いです。
扉なしのクローゼットに後悔をしている場合は、収納環境を改善するための工夫をこらすことをおすすめします。本記事では、扉なしクローゼットの後悔を解決する方法について紹介します。
便利なアイテムを活用したり、DIYに挑戦したりすることで、扉なしクローゼットの収納環境を改善することが可能です。扉なしクローゼットに後悔している人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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DIY初心者でも簡単に設置できるのでぜひチェックしてみてください。
クローゼットを扉なしにして後悔する理由
近年、スタイリッシュな収納方法の一つとして、「扉なしクローゼット」という選択肢が広まっています。しかし、実際に扉なしクローゼットを選んだことで、後悔した人も多いようです。
ここでは、扉なしクローゼットを選んで後悔した理由を紹介します。
- 部屋が散らかって見える
- 冷暖房効率が悪くなる
- ほこりが入りやすい
- 急な来客時に隠せない
扉なしクローゼットの導入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
部屋が散らかって見える
クローゼットに扉がないと、中に収納している衣類や小物が常に目に入るため、部屋全体がごちゃついた印象になりがちです。たとえ収納がきちんと整っていても、色や形の異なるアイテムが並んでいるだけで視覚的ノイズが増え、「片づいていない部屋」と感じてしまうことがあります。
特に子育て中のご家族などは、カラフルなアイテムやおもちゃなどの小さく雑多なアイテムが多くなりやすいため、特に散らかった印象になりやすいです。リビングや寝室など、くつろぎたい空間では、見た目のスッキリ感が失われてストレスの原因になることがあります。
冷暖房効率が悪くなる
扉のないクローゼットは、収納スペースと部屋の空間がつながってしまうため、空調の効きに影響が出る場合があります。特に冷暖房を使用しているときは、クローゼット内部まで空気が流れ込んでしまい、結果的に部屋が快適な温度になりにくい場合もあります。
また、エアコン代が無駄にかかってしまうほか、部屋全体の温度ムラが生まれやすい点も後悔につながりやすいポイントです。おしゃれなイメージが強い扉なしクローゼットですが、その広さや設置する部屋によっては、生活空間の空調機能に大きく影響を及ぼすことを覚えておきましょう。
ほこりが入りやすい
クローゼットに扉がないと、衣類やバッグなどの収納物が常に空気中のほこりにさらされてしまうというデメリットがあります。収納せずに出しっぱなしにしていた服に、うっすらとほこりが溜まっていたという経験がある人も多いのではないでしょうか。
特に、空気の流れがある場所にクローゼットがある場合は、想像以上にほこりがたまりやすくなります。定期的な掃除やカバーの導入が必要になるため、手間が増えて後悔する原因になりがちです。
急な来客時に隠せない
扉なしのクローゼットでは、収納物がすべてオープンな状態なので、急な来客時に見せたくないものを隠すことができません。衣類が散らかっていたり、私物が置きっぱなしだったりしても、そのまま目に入ってしまうため、部屋全体の印象が悪くなる可能性があります。
一人暮らしの場合は整理整頓を意識し続けることも不可能ではありませんが、ご家族と暮らしている場合は、整頓状態を保ち続けるのは簡単ではないはずです。布をかぶせるなど、簡易的に視線をそらすことはできますが、やはりクローゼットの中身をすぐに隠せないというのは大きな後悔ポイントの一つとなるようです。
扉なしクローゼットのメリット
扉なしクローゼットを設置することで、後悔をする人も多いですが、一方で扉なしクローゼットならではのメリットもたくさんあります。ここでは、扉なしクローゼットのメリットを紹介します。
- 開放感があり部屋が広く見える
- 出し入れがスムーズで時短になる
- ショールームのように洗練された印象を演出できる
扉なしクローゼットはメリット・デメリットの両方を理解したうえで設置することをおすすめします。
開放感があり部屋が広く見える
扉のないクローゼットは、空間を遮る要素がなくなることで視界が広がり、部屋に開放感が生まれるのが大きな魅力です。特にワンルームや6~8畳程度の限られたスペースでは、扉の厚みや開閉スペースが部屋に圧迫感をもたらすこともあります。
クローゼットの扉をなくすことで壁面がフラットになり、空間に抜け感が出て部屋全体がすっきり広く見える効果が期待できます。ミニマルな暮らしやインテリア重視の方にぴったりです。
また、ファミリー層には子ども部屋のクローゼットのみ扉なしにするという選択肢もおすすめです。リビングや寝室に比べてミニマムな空間になりやすい子ども部屋も、クローゼットの扉をなくすことで十分な広さを演出することができます。
扉で指を挟んだり、クローゼット内が乱雑になるリスクも軽減できます。一部の部屋のクローゼットを扉なしにする方法もおすすめです。
出し入れがスムーズで時短になる
クローゼットの扉がないことで、中身にすぐアクセスでき、衣類や小物の出し入れが圧倒的に楽になります。毎日の着替えや洗濯物の片づけ、コーディネート選びなどがスピーディーになり、「扉の開け閉め」というちょっとした動作のストレスもなくなります。
衣類の収納はハンガーで吊り下げる方法を採用すれば、片付けの時間を大幅に短縮することも可能です。特に忙しい朝や、子育て・家事に追われるシーンでは時短効果が大きく、実用的なメリットと言えるでしょう。
ショールームのように洗練された印象を演出できる
クローゼットの扉がないことで、「見せる収納」に挑戦するチャンスになります。色味を統一したハンガーにお気に入りの服を並べたり、バッグや靴を整然と配置したりすれば、まるでアパレルショップやショールームのような洗練された雰囲気を演出できます。
見た目を意識することで自然と片づけの習慣もつき、収納とインテリアを両立できる点も嬉しいポイントです。家全体をおしゃれな雰囲気で統一したい人や、ファッションやアクセサリーが好きな人は、ぜひ扉なしクローゼットを活用して見せる収納に挑戦してみてください。
扉なしクローゼットで後悔したときの解決策
扉なしクローゼットを設置して後悔している場合も、工夫をこらすことで悩みを解決できるかもしれません。ここでは、扉なしクローゼットの設置を後悔している人に向けて、悩みの解決策を紹介します。
- クローゼット扉をDIYで取り付ける
- ロールスクリーンやカーテンを取り付ける
- 見せる収納を意識してコーディネートする
扉なしクローゼットの悩みがある人は、ぜひ参考にしてみてください。
クローゼット扉をDIYで取り付ける
扉なしクローゼットに後悔しているのであれば、あとからDIYでクローゼット扉を取り付けるという方法がおすすめです。最近は、工具不要で取り付けられるリフォーム用クローゼット扉も販売されており、賃貸でも壁を傷つけずに設置できる場合もあります。
専門店の既製品を使えば、採寸して取り付けるだけで簡単に扉を設置できます。部屋の印象を変えたいときや、生活感を隠したいときに、クローゼット扉のDIY取り付けはおすすめです。
DIYドア通販本店では、クローゼット扉を販売しています。サイズ展開は半間用と一間用の2種類で、クローゼットサイズに合わせて選べます。
カラー展開は11種類で、取手の種類も3種類からカスタム可能です。部屋の雰囲気や自分の好みに合わせたクローゼット扉に変更したい人は、ぜひDIYドア通販本店にご相談ください。
ロールスクリーンやカーテンを取り付ける
扉の代替としてロールスクリーンやカーテンを設置する方法も、手軽で人気のアイデアです。突っ張り棒やカーテンレールを使えば、工事不要で取り付けができます。
柔らかい布が空間をやさしく仕切ってくれるので、生活感を隠しつつも、圧迫感のない軽やかな印象に仕上がります。小さなお子様がいるご家庭でも、扉にぶつけたり指を挟む危険性がないため、安心して設置できるはずです。
カーテンの色や素材を変えることで、季節感やインテリアのアクセントにもなるため、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。コストを抑えて気軽にイメージチェンジしたい場合には、ロールスクリーンやカーテンを設置してみてはいかがでしょうか?
見せる収納を意識してコーディネートする
「扉がないなら、あえて見せる」という発想で、見せる収納にシフトするのもひとつの方法です。例えば、ハンガーや収納ボックスの色を統一する、よく使うアイテムを使いやすく・美しく配置するなど、ちょっとした工夫でショールームのような洗練された雰囲気を演出できます。
整った収納は、扉なしクローゼットの魅力を最大限に引き出します。見られることを意識することで、自然と片づけの習慣がつき、クローゼットが家のアピールポイントに変わるかもしれません。
ただし、日々の片付けの手間がかかるため、こまめな掃除は必須になります。
クローゼットに扉を後付けするメリットとは?
扉なしクローゼットを後悔しているのであれば、扉の後付けがおすすめです。ここでは、クローゼットに扉を後付けするメリットについて紹介します。
- 部屋が片付いた印象になる
- 荷物をほこりや汚れから守れる
- プライベート空間を確保できる
クローゼットへの扉の取り付けを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
部屋が片付いた印象になる
クローゼットに扉を後付けすると、部屋全体の印象がスッキリと整います。収納の中が見えなくなるだけで、視界に入る情報量が減り、空間がぐっと落ち着いた雰囲気になります。
特に衣類や小物が多い場合は、扉があることでごちゃつき感をカバーすることが可能です。片づけきれていない部分があっても「見せない収納」でカバーできるため、急な来客時や忙しい日常でも安心感がアップします。
小さなお子様がいるご家庭や、家族の人数が多いご家庭には、クローゼット扉の取り付けがおすすめです。
荷物をほこりや汚れから守れる
扉があることで、クローゼット内に入り込むほこりや空気中の汚れを防ぐ効果も期待できます。扉なしの状態では、ハンガーにかけた衣類やバッグなどがむき出しになり、気づかぬうちにほこりをかぶってしまうことも少なくありません。
特に季節外の衣類や使用頻度の低いアイテムは、収納している間は清潔に保ちたい人も多いはずです。扉を設けることで、収納物の劣化や汚れを防ぎ、衣類を清潔に保ちやすくなるのは大きなメリットです。
汚れやほこりに敏感な人や、花粉症などのアレルギー症状がある人には、ハウスダストや汚れから衣類や荷物を守りやすい扉付きのクローゼットをおすすめします。
プライベート空間を確保できる
クローゼットに扉があることで、収納スペースをプライベートゾーンとしてしっかり区切ることができます。特に来客のあるリビング横の部屋や、ワンルームのように生活空間が1つにまとまっている間取りでは、「見せたくないものを隠せる安心感」が大きな価値になります。
また、クローゼットの中に私物がある場合でも、扉を閉めるだけで空間を仕切れるため、メリハリのある暮らし方が叶いますよ。来客や自分以外の家族からプライベート空間を守りたい人には、クローゼット扉の後付けをおすすめします。
扉なしクローゼットで後悔したら「DIYドア通販本店」がおすすめ
クローゼットに扉がないと、「やっぱり中身が丸見えで落ち着かない…」「急な来客のとき困る」「ホコリが気になる」など、あとから不便さを感じるケースは少なくありません。そんなときにおすすめなのが、後付けでクローゼット扉を取り付けられる「DIYドア通販本店」のクローゼットドアシリーズです。
「DIYドア通販本店」では、工具不要・壁を傷つけずに設置できるタイプのドアが豊富にそろっており、賃貸物件でも安心して使えます。さらに、選べる11色のカラーバリエーションで、お部屋のテイストに合わせたコーディネートが可能です。
扉を後付けすることで、クローゼットの印象を一新でき、収納空間をぐっと快適に整えることができます。
「扉なし、ちょっと失敗だったかも…」と思ったら、まずはDIYドア通販本店をチェックしてみてください。初心者でも簡単に取り付けできる仕様なので、気軽に挑戦できますよ。
まとめ
今回は、扉なしクローゼットについて紹介しました。流行りの扉なしクローゼットですが、メリットとデメリットを十分に理解していなければ、設置後に後悔してしまうこともあります。
扉なしクローゼットで後悔している場合は、快適な収納環境を整えるための工夫をこらしてみてください。ロールスクリーンやカーテンで簡単に目隠しする方法や、統一感のある収納アイテムを使用して、見える収納に挑戦するのもおすすめです。
また、本格的なDIYに興味がある人には、クローゼット扉を後付けで設置する方法もおすすめです。近年は、ネット通販で手軽にクローゼット扉を購入することができます。
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