【初心者向け】壁紙のDIYに関する基本知識|流れや注意すべきポイントを徹底解説します!

【初心者向け】壁紙のDIYに関する基本知識|流れや注意すべきポイントを徹底解説します!

壁紙は、シワにならないように気をつけながら広範囲にわたって貼り変える必要があります。そのため、初心者にとってはハードルが高く感じるでしょう。

しかし、今回紹介する壁紙のDIYに関する基本的な知識があれば、初心者の人でも簡単に実践できるでしょう。

壁紙は部屋全体の印象を決めるため、自分好みの部屋作りをしたい人にとっては非常に重要です。まずはこの記事でやり方などの基本知識を押えましょう。

壁紙のDIYに関する基本知識

壁紙のDIYに関する基本知識

壁紙のDIYに関する基本知識として、ここでは以下の3つを解説します。

  • 壁紙の貼り替えをDIYするメリット
  • 壁紙の貼り替えをDIYする際の費用
  • 壁紙の貼り替えをDIYする際の所要時間

壁紙を貼り替える前に、自分で貼り替える際の費用や所要時間を知っておくことで、ある程度イメージがつきやすくなるため、確認しておきましょう。

壁紙の貼り替えをDIYするメリット

壁紙の貼り替えを自分でDIYするメリットとして、以下の項目があげられます。

  • コツを掴めば初心者でもできる
  • 費用を抑えられる
  • いつでも模様替えができる

壁紙の貼り替えは、一見難しく感じますがコツさえ掴んでしまえば初心者でも十分貼り替えられます。そのため、模様替えをしたくなったときにいつでも壁紙を貼り替えられるのは大きなメリットになるでしょう。また、かかるのは材料費のみなため、業者に頼むよりも費用を安く抑えられます。

一般的にはキッチンやトイレなどの狭い範囲を貼り替える際、業者に依頼すると相場として3~7万円かかるといわれています。自分でDIYする際は、6畳の部屋全面を貼り替えても1万円ほどです。そのため、安くおしゃれな部屋を作りたい人におすすめします。

壁紙の貼り替えをDIYする際の費用

壁紙を貼り替えるDIYでかかる費用は、基本的に壁紙や糊代のみです。初心者の場合は、すでに糊がついているシールタイプの壁紙が簡単でおすすめでしょう。

壁紙は、基本的に幅92cmをロール状で販売されており、必要な長さに切って使用します。1mあたり400円ほどで購入できますが、壁一面を埋める場合6畳の部屋であれば30mほど必要です。そのため、全体で費用は1万円程と考えておくのがいいでしょう。

また、壁を貼り替える際はシワにならないためのヘラなど道具があると失敗しにくくなります。初心者向けに必要な道具のセットも売られているため、合わせて購入するといいでしょう。

壁紙の貼り替えをDIYする際の所要時間

壁紙の種類にもよりますが、シールタイプの壁紙は糊付けする必要がないため、短時間で貼り替えられます。トイレや部屋の一部など、狭い範囲の貼り替えは2時間程度で終わるでしょう。

6畳の部屋の場合、全ての壁を貼り替えるには半日以上はかかります。そのため、休日など時間が多く取れる日にやることをおすすめします。また、糊付けが必要な壁紙の場合はさらに時間がかかるため、初心者はシールタイプの壁紙がおすすめです。

壁紙をDIYで貼り替える際に必要な道具

壁紙をDIYで貼り替える際に必要な道具

壁紙を貼り替える際に必要な道具として、以下のものがあげられます。

  • ローラー
  • カッターやハサミ
  • ヘラ
  • カット定規
  • なでバケ
  • 竹ベラ
  • 地ベラ

きれいに貼り替えるためには、壁の大きさに合わせて壁紙を切る必要があります。カット定規やカッターを使用して、なるべく真っ直ぐ切りましょう。また、壁紙がシワにならないためのローラーやヘラなども必需品です。あまり費用をかけたくない場合は、いくつかの機能がまとめられたスムーサーを使うのもいいでしょう。また、竹ベラや地ベラは、天井や床との境目を切るときに、折り目をつけて切り取りやすくするのに使います。

壁紙の貼り替えをDIYする際の流れは5ステップ

壁紙の貼り替えをDIYする際の流れは5ステップ

壁紙の貼り替えをDIYする際の流れとして、以下の5つのステップがあげられます。

  • ステップ1.壁の下処理をする
  • ステップ2.必要な長さに壁紙を切る
  • ステップ3.糊づけをする
  • ステップ4.壁紙を貼りつける
  • ステップ5.余分な壁紙を切る

ここからは、それぞれのステップについて詳しく解説していきます。このステップを守れば、初心者でも壁紙を貼り変えるDIYを成功しやすくなるでしょう。

ステップ1.壁の下処理をする

壁紙を貼り替える際は、現在の壁紙を剥がさずに上から貼るか、壁紙を剥がしてから貼り替えるかの2種類方法があります。

既に貼られている壁紙の表面に凸凹があったり、防汚コーティングなど壁紙を上から貼り付けにくい場合、上から壁紙を貼るとシワになったり剥がれやすくなる可能性があります。そのため、一度壁紙を剥がす下処理をしましょう。

その際、壁自体を傷つけないように、カッターを寝かせて壁紙と壁の間に差し込みながら剥がすことをおすすめします。

ステップ2.必要な長さに壁紙を切る

下処理が終わったら壁の長さを測り、必要な長さに壁紙を切りましょう。その際、壁と天井や床との境目もきれいに切り落とせすために壁の長さよりも5cmほど長めに切るのがおすすめです。

ステップ3.糊づけをする

シールタイプの壁紙であれば糊づけの必要はありません。シールがない場合は糊づけをして貼り付けますが、その際壁紙によって糊づけの方法が異なります。

不織布素材の壁紙は、ローラーやハケなどで直接壁に糊づけし、紙素材の場合は壁紙の裏地に糊付けしましょう。このとき、全て糊づけが終わる前に糊が乾いてしまうことを防ぐために、糊がついている面が合うように壁紙をじゃばらに折っておくことをおすすめします。

ステップ4.壁紙を貼りつける

壁紙を貼る際、基本的には上下に5cmほどの余白をとった状態で真ん中から外に向かって空気を抜きシワ伸ばしをしながら貼り付けます。糊づけの場合、まずは壁の真ん中に近い左右どちらかから貼り付けましょう。このとき、壁紙の幅に合わせてマスキングテープなどで壁に印をつけておくと作業がしやすくなりおすすめです。

シールタイプの場合は、上から下に向かって空気を抜きながら貼り付けていきます。また、いきなりフィルムを全て剥がすのではなく、少しずつ剥がしながら貼り付けましょう。

ステップ5.余分な壁紙を切る

壁紙が貼り付いたら、長めにとった壁紙を壁の大きさぴったりに合わせて切ります。まずはヘラなどで天井や床との境目に折り目を付け、定規やカッターで切り取りましょう。

初めから壁と全く同じ大きさで切ると、初めから境目に合わせて貼る必要があるため時間がかかります。また、築年数が長くなると家自体が歪み境目が水平でなくなる可能性もあります。その場合、壁紙の大きさが合わなくなるため、後から境目に合わせて切り取るのがきれいにできておすすめです。

壁紙をDIYで貼り替える際に注意すべき5つのポイント

壁紙をDIYで貼り替える際に注意すべき5つのポイント

壁紙をDIYで貼り替える際に、注意すべきポイントとして以下の5つがあげられます。

  • 柄の幅分長めに壁紙を買っておく
  • なるべく2人以上で作業する
  • コンセントプレートを外しておく
  • 柄合わせの必要がない壁紙を選ぶ
  • 壁の一部分の作業からはじめる

予め注意点を押さえておけば、壁紙の貼り替えに失敗するリスクを減らせます。確認しておくのがおすすめです。

1.柄の幅分長めに壁紙を買っておく

また、柄付きの壁紙の場合は柄を合わせて貼る必要があります。単調な柄で合わせやすいものであれば通常とあまり変わりません。

しかし、不規則だったり大きな模様が書かれていたりするデザインの場合は、ぴったり合う柄の場所を使うために、切った壁紙の続きから使えないこともあります。壁の長さよりも多くの壁紙が必要になるため、少し長めに購入しておくのがおすすめです。

2.なるべく2人以上で作業する

1人で壁一面の貼り替えをするのは非常に大変です。天井まで届かなかったり、ズレてシワになったりとうまく貼り替えられない可能性があります。

また、時間も半日以上と多くかかることがほとんどなため、1人で行うと途中で挫折する可能性が高いでしょう。そのため、なるべく2人以上で作業するのがおすすめです。

3.コンセントプレートを外しておく

コンセントプレートとは、壁に埋め込まれているコンセントのカバーのことです。壁紙を貼る際は、コンセント部分をくり抜かなければなりません。

コンセントプレートを外さなければ正確なコンセントの大きさが分からないため、外しておくといいでしょう。初めからくり抜いておくのではなく、壁に貼りながら印をつけてくり抜くのがおすすめです。

4.柄合わせの必要がない壁紙を選ぶ

柄付きの壁紙は、柄がズレないように配慮しながら無貼らなければならないため、非常に手間や時間がかかります。また、通常よりも多く壁紙を使うことも多いため、初めから無地の壁紙を選ぶのもおすすめです。

とくに初心者の場合、貼り付けるだけでも難しく感じるため、最初は無地の壁紙から使用してみましょう。ある程度慣れてきたら、ストライプなど単調な柄から初め、その後好みの柄を選ぶのがおすすめです。

5.壁の一部分の作業からはじめる

いきなり大きな部屋の壁一面を貼り変えるのはおすすめできません。天井から床まであるため難しく、時間も非常にかかります。万が一失敗したり、途中で挫折した場合に取り返しがつかないことになる可能性もあります。

そのため、トイレや玄関など一部分や狭い範囲の貼り替え作業からはじめてみるのがいいでしょう。一度狭い範囲での貼り替え作業をすることで、コツを掴めます。壁一面を貼り変えるときもスムーズに進めやすくなるでしょう。

まとめ

まとめ

今回は壁紙を貼り替えるDIYについて、基本知識や必要な道具、やり方まで詳しく解説してきました。

きちんと必要な道具を揃え、壁紙もシールタイプなど初心者向けのものを選べば業者に頼まなくても貼り替えられます。また、いくつかの注意ポイントも押さえておけば、シワにならずきれいに貼り替えられるでしょう。

1人で貼り替えるのは非常に難しいですが、狭い場所や一部分などの貼り替えであれば1人でも可能です。まずは一部分の模様替えから初め、少しずつ範囲を広くしていくことをおすすめします。

壁紙を貼り替えるDIYをしたい人は、この記事を参考に必要な道具までそろえたり、壁紙を選んだりすると失敗なくできるでしょう。なお、次のページでは、賃貸でDIYする方法を解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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