室内ドアを交換・リフォームする3つの方法|費用目安からドア選びのコツまで徹底解説!
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室内ドアの交換・リフォームをする際には、どのような種類のドアをどの部屋に設置するのかが重要です。もし部屋に合わないドアを設置してしまうと、部屋全体の雰囲気が崩れるだけでなく、生活動線にも影響するおそれがあります。
この記事では、ドアの種類別の費用相場から、部屋ごとにどのドアを設置すればよいのかを解説しています。室内ドアの交換・リフォームを検討中の人は、ぜひ参考にしてください。
室内ドアを交換・リフォームする3つの方法
室内ドアを交換・リフォームする方法には、以下の3つが挙げられます。
- ドア枠ごと交換・リフォームする
- ドアのみを交換する
- 面材のみをリフォーム
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.ドア枠ごと交換・リフォームする
室内ドアをドア枠ごと交換・リフォームする場合には、周囲の壁、または壁紙ごと取り替えなければならない場合があります。この方法では、ドアのみを交換するよりも費用が高くなり、工事期間も長くなる傾向になります。
室内ドア全体が古い場合や、ひどい破損が見られる場合、または部屋そのものの雰囲気を一変させたいひとにおすすめです。
最近では壁を破壊せず今あるドア枠の上から新しいモノを取り付ける「カバー工法」もあります。この場合では、工事期間が短く済むメリットがあります。
2.ドアのみを交換する
ドア枠を交換せず、ドア本体のみを新品に交換するのもひとつの方法です。この場合は今あるドア枠を再利用するため、費用をリーズナブルに抑えられるのがメリットです。
しかし、この方法ではドア枠が古いままになってしまい、交換した新しいドアと合わせた場合、不自然な印象を与えてしまうおそれがあります。
また、既製品のドアではドア枠とサイズが合わないことも考えられます。この場合ではドアをオーダーメイドで作るか、ドア枠ごと交換しなければならないため、高額な追加費用が発生するおそれがあるのです。
3.面材のみをリフォーム
ドア枠はそのままで、表面の見た目のみをリフレッシュしたい場合には、ドアの面材のみをリフォームする方法もおすすめです。ドアをまるごと交換することと比較すると、費用を大幅に抑えることが可能です。
しかし、ドアの劣化具合や面材によってはリフォームできないおそれもあります。ドアが開け閉めしづらいなどの機能的な不具合は解消されない点には注意が必要です。
【種類別】室内ドアをリフォームする際の費用相場
ここでは室内ドアをリフォームする際の費用相場を種類別に紹介します。
1.引き戸
引き戸とは、戸を左右にスライドさせて開閉するタイプの扉です。よく使われている場所としては、和室や押し入れの扉として取り入れられています。
室内引き戸は、設置方法によっては間口を大きくとれるメリットがあります。また、開閉時には出入り口前後のスペースをとらないため、ベビーカーや車いすなど、出入り口をバリアフリーにしたい際におすすめです。
室内用引き戸の種類には、片引き戸・引き違い戸・引き込み戸の3つが挙げられます。種類によって費用の目安は異なりますが、およそ9〜14万円が相場のひとつです。
2.開き戸
開き戸とは、前後に開閉するタイプの扉です。現在では、洋室が一般化しているため多くの住宅で使われています。
開き戸の中にも、片開き戸・親子ドア・両開きドアなどの種類があります。戸を引き込むためのスペースが不要のため、設置スペースが狭い場合でも設置が可能です。また、遮音性や遮熱性が高いこともメリットです。
こちらも戸の種類によって費用の目安は異なりますが、およそ9~13万円が相場となっています。
3.折れ戸
折れ戸とは、扉を折り曲げて開閉するタイプの扉です。クローゼットなどの収納場所スペースによく使われています。折れ戸はコンパクトに開閉できるため、扉を開くスペースがない場所にも設置できることがメリットです。
折れ戸をリフォームする場合の費用目安は、扉を設置する場所や材質、折れ戸の種類によって異なりますが、およそ8~20万円がひとつの相場となっています。
【部屋別】室内ドアを選ぶコツ
部屋ごとに適したドアは異なります。ここでは、室内ドアを選ぶコツを部屋ごとに解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.リビング
リビングの扉には、最高できる種類の扉がおすすめです。窓があまりなく、日当たりが悪くなりがちな廊下へリビングからの明かりを送り込めます。そのため、日中の廊下を明るくすることが可能です。
また、廊下を明るく見せることによって、奥行きと開放感を得られるのも大きなメリットです。
しかし、リビングが廊下から丸見えになってしまい、玄関から見えてしまうのが気になるという人もいるかもしれません。その場合には、曇りガラスなど室内が見えにくいタイプのものを選んでください。
2.部屋の間仕切り
リビングとダイニングの間など、部屋の空間を仕切りたい場合には引き戸がおすすめです。引き戸をすべて開放することにより、部屋同士の一体感が得られて広く見えます。
戸を閉め切ればそれぞれの部屋を独立して使えるため、急な来客の場合にもプライベート空間を分けることが可能です。扉を選ぶポイントとしては、たとえば和室とリビングの間仕切りとして設置する場合、和室側に違和感を覚えにくい戸襖タイプの引き戸を選ぶのがおすすめです。
3.キッチン
キッチンや洗面所、リビングまわりにドアを取り付ける場合は、引き戸がおすすめです。
とくにキッチンでは、料理を運ぶ、飲み物をとりに行く、食器を下げるなど一日の間でも出入りする機会が多い場所です。そのため、ドアタイプでは何度も開け閉めすることになり、ドア自体にも負荷がかかるだけでなく、利便性も悪くなってしまいます。
その点、引き戸であれば開けたままにできるため、通行の邪魔になりません。また、キッチンは調理する際に油や水が跳ねることが多い場所です。そのため、表面に汚れが付着しにくい加工が施されているものを選ぶようにしてください。
4.トイレや洗面所
トイレや洗面所のドアは、換気口があるタイプを選ぶのがおすすめです。
トイレや洗面所には、あらかじめ換気扇が設置されている場合が多いですが、それでも湿気が溜まって湿度が上がりやすい環境になります。換気口があるドアを選ぶことにより、室内にこもってしまう湿気を逃がしてくれるため、防カビ対策にもなります。
また、引き戸にするか開き戸にするかについては、トイレの出入り口となるスペースの広さによって選んでください。
5.寝室
寝室は、室外の明かりを遮断しながらも、静かな空間を保ちたいスペースです。その場合は、一枚板の開き戸がおすすめです。しっかりと遮音・遮熱しながらプライベート空間を確保します。
しかし、子ども部屋のように完全な密室空間を避けたい部屋の場合、戸を開けたままにしやすい引き戸を選んでください。とくに寝室に関しては、住宅の間取りや扉に求める機能がほかの部屋と大きく異なるため、リフォームする場合の目安として考えてください。
室内ドアを交換・リフォームするときに検討するときの3つのポイント
室内ドアを交換・リフォームするときに検討するときのポイントは、以下の3つが挙げられます。
- 用途に合っているものか?
- 部屋の雰囲気に合っているか?
- ほかのドアとのバランスは取れているか?
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.用途に合っているものか?
まずは、室内ドアの交換・リフォームをどのような目的で行うのかを事前に検討してください。たとえば、バリアフリーに対応したいのか、部屋のイメージを変えたいのかによって、扉の種類や求める機能には大きな違いがあります。
扉のリフォーム後に、自分の生活がどのように変化するのかを想像しながら、室内ドアの種類を検討してください。
2.部屋の雰囲気に合っているか?
室内におけるドアの存在は、部屋の雰囲気を大きく左右します。リフォームを検討する際には、どのようなデザインや色のものを選べば部屋とマッチするのかを考えてください。
基本的には、床や壁の色と合わせるようにドア枠やドアの色を選ぶとバランスがとりやすくなります。また、壁紙のリフォームも含めて検討する場合には、扉の色やデザインから壁紙の種類を決めることもひとつの方法です。
3.ほかのドアとのバランスは取れているか?
室内ドアをリフォームする場合には、現在ほかの部屋に使用されているドアとのバランスが取れているのかも考えてください。たとえば、すべてのドアを開き戸にしてしまうと、隣り合う部屋のドア同士がぶつかって開閉に支障をきたすおそれがあります。
その場合には、いずれかの扉を引き戸にすると生活動線がスムーズになります。ドア同士のバランスを考えることにより、デザイン性と使い勝手の両立が叶います。
室内ドアのリフォームに関するよくある2つの質問
室内ドアのリフォームに関するよくある質問には、以下の2つが挙げられます。
- 質問1.室内ドア交換にかかる費用の目安を教えてください
- 質問2.室内ドアのリフォーム費用を安くする方法を教えてください
ここではそれぞれの質問について解説しますので、詳しく見ていきましょう。
質問1.室内ドア交換にかかる費用の目安を教えてください
室内ドアの交換にかかる費用の目安は、リフォームの方法やドアの種類によって大きく異なります。費用相場としては、およそ9~20万円かかると考えてください。
工事内容によっては、これまで使用していたドアの処分費用が発生する場合があります。まずは見積もりをとり、その段階で何にどのような費用がかかるのかを確認しておくことが重要です。
質問2.室内ドアのリフォーム費用を安くする方法を教えてください
室内ドアのリフォームにかかる費用を少しでも抑えるには、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 複数業者から見積りを取る:相見積もりを取って、適正な価格を把握する
- 助成金や補助金が申請できないか確認する;介護目的やエコな商品を使うと、費用の一部を負担してくれる場合がある
- 火災保険を申請する:予想外のことが起こり、破損した場合は保険の適用対象となる可能性がある
まとめ
室内ドアを交換・リフォームする際におすすめな3つの方法について紹介しました。費用は交換するドアの種類や工事期間によって大きく異なるため、事前に見積もりをとっておいてください。
ドアの種類ごとに特徴やメリットが異なります。また、キッチンとトイレなど、どの部屋にドアを設置するかによってもおすすめのドアが異なるため、リフォーム後の生活を想像しながら選んでください。
ちなみに、次のページでは、和室をフローリングにリフォームする方法を解説しています。