折れ戸とは?メリットや選び方とほかのタイプの扉の特徴についてご紹介!
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「家の扉を交換したいけれど、種類ごとの違いがわからない」このように考えている人は少なくありません。その場合、扉の種類ごとの特徴を理解しておくとよいでしょう。
この記事では、折れ戸のメリットやデメリット、扉のタイプごとの特徴について解説します。リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
折れ戸とは?
折れ戸とは、複数の扉が連なった扉です。連なっている扉を折りたたむように開ける形状となっているため、設置する場所には大きなスペースを確保しなければなりません。
また、室内の扉として以外にも、間仕切やクローゼット、お風呂場などで使用されることが多い種類です。
折れ戸のなかでもじゃばら式のものは、開口部の左右いっぱいに開くことができます。そのため、間仕切戸として取り入れると大きなLDKを仕切る・つなげるように部屋を有効活用しやすいことが特徴です。
また、クローゼットなどの収納場所の扉として使うと、扉を左右にフルオープンにできるため、ものを出し入れしやすいことも特徴だといえます。
折れ戸のメリット
折れ戸のメリットは、扉をオープンしたときにデッドスペースが少ないことです。そのため、スペースが限られる場所でも開口を大きく使えます。
また、設置する場所ごとのメリットは以下の通りです。
- 室内:開閉時に必要となるスペースは片開きドアと比較すると1/3以下。狭い通路だとしても、扉が邪魔にならない
- 浴室:奥行きがなくても設置可能。一般的な住宅では折れ戸が標準仕様になっているため、追加費用がかからない
折れ戸のデメリット
折れ戸のデメリットは、掃除がしにくいことや子どもが指を挟みやすいことなどが挙げられます。
折れ戸は、扉が折れ曲がっている部分に埃が溜まりやすく掃除が難しい傾向にあります。また、レールについても掃除しなければなりませんが、ドアを全開にすると端に折り重なるようになるため、隅々まで掃除できません。
さらに、ドアを閉める際、力を入れなければならないため、子どもが指を挟むおそれがある点にも注意が必要です。
ほかのタイプの扉の特徴
ほかのタイプの扉の特徴には、以下の3つが挙げられます。
- 間仕切り戸
- クローク戸
- 開き戸
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.間仕切り戸
間仕切り戸は、建材メーカーごとに「可動間仕切り」や「間仕切りスクリーン」など、あらゆる名称で呼ばれています。
いずれも主な開閉スタイルは、引き戸か折れ戸となる場合が多く、引き戸タイプは部屋の間仕切りとして取り入れられる場合が多い傾向です。
また、折れ戸タイプは、複数枚の扉を折りたたむことによって開閉できるため、扉を折って端に寄せてフルオープンにもできます。
2.クローク戸
クローク戸は、扉を開けたときに引戸タイプと比較して約1.3倍の有効開口を確保できます。そのため、クローゼットなどに取り入れると、収納物を出し入れしやすいことが特徴です。
また、床面にレールがない場合、開口部の床面にレールや枠などの突起がありません。そのため、掃除しやすく、つまずきを防止する効果もあります。
3.開き戸
開き戸は一般的に使われるドアの種類です。片側に蝶番を取り付けて固定し、ドアノブやレバーを操作することによって開閉します。
3種類の中でもっともリーズナブルに取り付けることができ、デザインや種類についても豊富にあることが特徴です。
また、本体となる扉だけではなく取手にもあらゆるデザインのものがあるため、自分の好みを表現しやすいことも魅力だといえます。
折れ戸選びの3つのポイント
折れ戸選びのポイントには、以下の3つが挙げられます。
- 場所
- 扉1組あたりのサイズ
- 素材
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.場所
折れ戸を選ぶ際、場所ごとに考えておかなければならないことが異なります。主な取り付け場所ごとに選ぶときのポイントは、以下の通りです。
- クローゼット:吊り方のスタイルを収納アイテムによって変える。衣類を吊るすだけであれば「固定タイプ」がおすすめ。扉をたたんだ部分がどうしてもデッドスペースになるが、手を伸ばせば、簡単に衣類を引き寄せられる
- シューズクローゼット:開口が狭いシューズクローゼットは間口が狭いため「固定タイプ」を選ぶことが一般的。一度に見渡しやすい
- 開口が広い収納スペース:収納ケースや引き出し付きチェストなどを設置できるような場所には「フリータイプ」がおすすめ。扉を反対側に寄せることができるため、使い勝手がとてもよい
2.扉1組あたりのサイズ
折れ戸は、扉2枚を折りながらスライドする独特の構造が特徴です。そのため、1組ずつゆっくりと動かすようにすると、故障を予防できます。しかし、どれほど丁寧に扱ったとしても、折れ戸の幅が広すぎるとスムーズに開閉できないおそれがあります。
一般的なサイズとしては、1組あたり900mm以下が目安です。扉1枚あたり、450mm程度までと覚えておくようにしてください。
3.素材
浴室などで使われる折れ戸の表面材は、アルミ製や樹脂パネル製が多い傾向です。もしも、割れてしまったとしても、ガラス戸のように怪我をする危険性が少ないといえます。
水濡れや湿気が気になる部屋に設置する際は、掃除しやすい化粧シート貼り仕上げのものが最適です。
また、木目調のものを選ぶ場合、水分や汚れの影響を抑えられるウレタン樹脂塗料が使われているものも、耐久性に優れているためおすすめします。
折れ戸に関するよくある2つの質問
折れ戸に関するよくある質問には、以下の2つが挙げられます。
- 折戸とは何ですか?
- 折れ戸の外し方を教えてください
ここではそれぞれの質問について解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.折戸とは何ですか?
折り戸とは、扉を開けたときに戸が折りたためるようになっている種類です。戸は丁番を使ってつなげています。主に間仕切りやクローゼットに使われており、間仕切りに使われるものは、全開したときに開口を広く取ることが可能です。そのため、開放的な空間を実現できます。
また、クローゼット用のものは壁面収納時に設置され、全開することができるため、収納されているものを探しやすいことが特徴です。
2.折れ戸の外し方を教えてください
折れ戸を外す場合、以下の2つの方法のいずれかかが主流です。
パターン1
- 扉の内側にあるロックレバーを押し上げる
- 扉を持ち上げて室内側に引き、上のレールから外す
パターン2
- レール上部にある「端部レール」を取り外す
- 取り外し用の「ピン」をドライバーなどを使って押し上げる
- 扉を取り外す
いずれの場合も、外した扉を床に置くと床を傷つけてしまうおそれがあります。そのため、養生シートを敷いて作業してください。
まとめ
折れ戸の特徴や選ぶときに知っておきたいポイントについて解説しました。折れ戸は開口部を大きく取ることができるため、部屋に使うと開放感のある空間を実現できます。また、収納場所にもよく使われ、中に仕舞ったものを一目で見つけることが可能です。
折れ戸を上手に取り入れることによって自由度が高い部屋作りに役立ちます。ぜひ、この記事を参考にして適した折れ戸を選んでみてください。ちなみに次のページでは、室内ドアを交換・リフォームする方法を紹介しています。