室内ドアの修理にかかる費用相場とは?よくあるトラブルもあわせて紹介

室内ドアの修理にかかる費用相場とは?よくあるトラブルもあわせて紹介

室内ドアは生活の中で開閉する機会も多く、傷や凹みが生じやすいのが特徴です。そんな室内ドアは自分でも修理できますが、度合いによってはプロへの依頼も検討しなければなりません。

そこで、本記事では修理が必要となる室内ドアのトラブルや室内ドアの修理にかかる費用相場、修理する際に注意すべきポイントなどについて詳しく紹介します。

修理が必要となる室内ドアのトラブル4選

修理が必要となる室内ドアのトラブルとして次の4つが挙げられます。

  • 擦れ傷や引っ掻き傷
  • 凹みや穴あき
  • ドアクローザーや蝶番の故障
  • ドアノブの故障

傷や凹みの度合いによっては修理が必要です。どんなトラブルが起きた場合に修理が必要なのかわかると依頼しやすくなるでしょう。ここでは、それぞれの詳しい内容を解説します。

1.擦れ傷や引っ掻き傷

室内ドアに擦れ傷や引っ掻き傷がある場合は、修理が必要になる場合が多いです。掃除機やアクセサリーがドアにぶつかった時など、日常のふとした瞬間に擦れ傷はできます。

また、ペットを飼っている家庭ではペットの爪により引っ掻き傷ができることもあるでしょう。軽い擦れ傷や引っ掻き傷の場合は自分で修理できますが、傷が深い場合はプロによる修理が必要です。

2.凹みや穴あき

強い衝撃でできた凹みや穴あきは修理が必要です。室内ドアの凹みは誤って重量のある家具を倒したり、子供がおもちゃを投げたりといった際にできやすいものです。

また、飼っているペットが同じ場所を何度も噛むことで、穴あきが発生するケースもあるでしょう。軽い凹みの場合は自分で修理できますが、重度の凹みや穴あきは自分での修復が難しいため、プロに修理依頼しましょう。

3.ドアクローザーや蝶番の故障

ドアクローザーや蝶番はドアの開閉が影響して故障します。ドアは日常でも開閉する機会が多く、負担がかかり続けるとドアクローザーや蝶番は故障します。ドアクローザーや蝶番では以下のようなトラブルが想定されます。

  • ドアが開閉しにくい
  • 「キィ」など異音が聞こえる
  • ドアが閉まりにくい

自分で修理する場合は調整ねじやドライバーを使って修理可能です。ドアの開閉速度を速くしたい場合は「調整ネジを時計回り」、遅くしたい時は「調整ネジを半時計周り」に回してみてください。

また、蝶番はネジを締め直すことで修理できます。上記の方法を試してもトラブルが改善されない場合は、プロへ修理を依頼しましょう。

4.ドアノブの故障

ぐらつきや緩みなどがドアノブに生じる場合もあります。ドアノブは玄関扉などで使用され、日常でも触れる機会の多い箇所です。また、強い力でドアノブを回すと故障するリスクも高まります。

構造的にも難しくなくドアノブは、自身でも修理しやすい傾向にあります。しかし、部品の紛失や大きく破損している場合はプロに依頼しなければなりません。

室内ドアの修理にかかる費用相場

室内ドアの修理にかかる費用相場

室内ドアの修理にかかる費用相場は「約20,000円〜100,000円」で、部品や修理作業により上下します。部品ごとの修理費用の相場は、以下の通りです。

  • 室内ドア・玄関ドアの蝶番の修理や交換:約30,000円〜100,000円
  • ドアクローザーの修理や交換:約20,000円〜70,000円
  • 擦り傷や引っ掻き傷のドアの修理や交換:約20,000円〜100.000円
  • 凹みや穴あき:約20,000円〜40,000円         

費用には修理を依頼したプロの出張費や作業代が含まれます。室内ドアの修理を依頼する場合は複数のプロに見積もりをもらい、比較検討するのがおすすめです。

室内ドアを修理する際に注意すべき4つのポイント

室内ドアを修理する際に注意すべきポイントとして次の4つが挙げられます。

  • 修理内容によっては高度のスキルが必要となる
  • 勝手に修理すると契約違反になるケースがある
  • 保険が適用される場合がある
  • 価格が安い業者は技術力が劣る可能性もある

ここでは、それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.修理内容によっては高度のスキルが必要となる

大きな穴や凹みなどの修理内容によっては、高度なスキルを要する場合があります。

DIY経験者であれば、小さな穴や少しの凹みであれば問題なく修理できるでしょう。しかし、穴が大きい場合や重度の凹みを元の状態に戻すのは容易ではありません。

ドアの構造によっては中が空洞になっている場合もあります。また、穴を塞げてもドアの木目や質感まで元通りにするには限界があります。

2.勝手に修理すると契約違反になるケースがある

DIYが得意な人であれば、自分で修理したいと考える場合も多いでしょう。しかし、賃貸物件の場合は勝手に修理してはいけない契約となっている場合があります。

また、プロへの依頼自体も禁止されているケースも少なくありません。賃貸物件の室内ドアを修理する際は契約書はもちろんのこと、管理会社や大家さんにも確認してみてください。

3.保険が適用される場合がある

誤って室内ドアを破損させた場合は、保険が適用される可能性があります。賃貸物件の契約内容によっては「個人賠償責任保険」が付いていることがあります。

個人賠償責任保険が適用されれば、室内ドアの修理費用がかかりません。しかし、自分の責任で室内ドアを破損させた場合には、保険が適用されず自己負担となります。

室内ドアの修理費用を抑えられるように、契約書や管理会社に契約内容に「個人賠償責任保険」が付いているのか確認しましょう。

4.価格が安い業者は技術力が劣る可能性もある

あまりにも価格が安い業者に依頼すると技術力が劣る可能性があります。一般的には、業者に依頼すれば材料の購入も必要なく、クオリティ高く仕上げてくれます。

しかし、業者における技術の高さはそれぞれ異なり、修理後の仕上がりにも大きく影響します。明らかに安い価格を提示する業者はそれなりに理由があるかもしれません。

室内ドアは修理よりも交換がおすすめ!

室内ドアは修理よりも交換がおすすめ!

ここまで、修理が必要となる室内ドアのトラブルや室内ドアの修理にかかる費用相場、修理する際に注意すべきポイントを紹介しました。

室内ドアは軽い破損であれば自分でも修理できます。しかし、大きな穴や重度の凹みだと高度なスキルが必要になり、難易度が高くなります。修理内容によっては、プロに依頼した方が安心です。

ただし、修理ではなく交換であればDIYをおすすめします。弊社の商品である「フラットドア」や「センターシングル窓」であれば、工事不要で室内ドアを交換できます。これから修理を悩んでいる人は、ぜひ一度検討してみてください。