室内ドアの交換を業者に依頼する際の相場!お得にする方法を紹介
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室内ドアを長年使い続けていると「開閉作業が行いにくい」などの不具合やトラブルに発展するケースも少なくありません。
自力で解決できる場合もありますが、不具合の原因によっては自分自身で解決できない場合もあります。そこで、当記事では室内ドア交換の5つの依頼先や費用相場などについて紹介します。
室内ドア交換の5つの依頼先
室内ドア交換の依頼先は大きく分けて5つに分類されます。どのような依頼先があるのかそれぞれ詳しくみていきましょう。
1.リフォーム業者
「リフォーム業者」は、室内ドア交換はもちろん、ドア以外の交換を行ってくれます。技術の幅が広く、安心して施工を任せられるのが特徴です。
ただし、大手リフォーム業者に依頼してしまうと施工を外注することが多いため、費用がかさんでしまいます。費用を抑えたいといった方は、安い費用で技術力が高い「地域密着型のリフォーム業者」への依頼がおすすめです。
2.ハウスメーカー
「ハウスメーカー」も施工技術が高く、安心してドア交換を任せられる他、ドア交換だけでなく、住宅内で起こるトラブルや不具合などの解決も行ってくれます。
ただし、ハウスメーカーの場合、指定した商品しか利用できないこともあるため、求めている商品と異なっていないか事前に確認を取っておく必要があります。
3.便利屋
「便利屋」に依頼すると、比較的安く依頼できますが、安さを意識した結果、施工技術が不十分で満足いく仕上がりにならないということも少なくありません。
また、新たなドア商品自体を自分で用意しないといけない場合もあるため、打ち合わせ時に商品の有無や施工事例などについて聞いておきましょう。
4.ホームセンター
「ホームセンター」は、地元密着型のため、安心してドア交換の依頼ができ、依頼者により沿った提案や商品の紹介など、様々なサービスが期待できます。ただし、施工が外部委託になる可能性が高く、中間マージンの発生によって、費用が高くなりがちです。
したがって、事前に費用を確認したうえで、依頼するかどうか判断しましょう。
5.建具屋
「建具屋」は、自分たちで建具を制作したり、取り付けたりする作業を行っている業者です。実際に1から制作していることから、施工技術が高く、特殊なドアの取り付けであっても簡単かつ完璧に対応してくれます。
費用を考えず施工技術が高い業者に依頼したいのであれば、建具屋がおすすめです。ただし、住宅全体のリフォームには対応していないため、建具以外のリフォームも検討している場合はあまり向きません。
室内ドア交換を業者に依頼した際の相場
室内ドア交換を業者に依頼した際の相場を作業内容別にみていきます。どれくらいの費用がかかるのか、詳しくみていきましょう。
1.ドア交換のみ
ドア交換のみを業者に依頼した際の費用相場は以下のとおりです。
- 引き戸:8万~12万円
- 開き戸:8万~13万円
ドア交換だと10万円程度でリフォームができます。ただし、ドアの種類が少ないとデザイン面や色などの選択肢が限られてしまうため、状況によっては特注での制作が必要です。
特注での制作になってしまうと、費用が一気に跳ね上がってしまうため、依頼する際は十分注意しましょう。
2.ドアとドア枠の交換
ドアとドア枠の交換が必要になる場合の、費用相場は以下のとおりです。
- スタンダード:10万~14万円
- ハイグレード:11万~27万円
ドア枠を外す際は周辺の壁を破壊する必要があるため、仕上げの段階で壁紙の張り替えも必要になるため費用が高くなりやすいです。壁紙の張替え範囲は、業者の施工技術によって異なってくるため、費用を抑えたい方は技術がある業者への依頼をしましょう。
3.ドアの開閉方法の交換
ドアの開閉方法を交換する際に、かかる費用相場は以下のとおりです。
開き戸から引き分け戸:50万円~
開き戸から引き戸:20万円~250万円
ドアの開閉方法を交換する場合、不要な壁を除去したり、工事範囲が広がったりなど、工事が大規模になりやすいため、工事費用も高めです。
4.画材貼り替えや塗り替え
画材貼り替えや塗り替えの場合、費用相場は以下のとおりです。
- 木目描き入れ塗装:2万~3万円
- ダイノックシート貼り替え:4万~6万円
ドアの画材貼り替えや塗り替えの場合、安くても20,000円台からのリフォームが可能です。ただし、ドア自体の劣化が目立っている場合は、施工が難しくなるため、費用が高くなる可能性があります。
業者によって費用が異なるため、見積もりや期間などを比較・検討し、依頼先を決めましょう。
室内ドア交換をお得にする5つの方法
ここでは室内ドア交換をお得にする方法を5つ紹介します。どのような方法なのか、それぞれ詳しくみていきましょう。
1.カバー工法を選択する
「カバー工法」とは既存のドアに新しいドア枠を被せる施行方法です。周囲の壁や内装を壊す必要がなく、工期も短いため、お得かつ短期間でドアを交換できます。
ただし、業者によって作業範囲や工期、費用が異なる可能性があるため、依頼時に確認しておきましょう。
2.表面の画材のみを張り替える
表面の画材のみを張り替える方法も、お得に室内ドア交換ができる方法の1つです。材料費用が画材代だけですむため、リーズナブルに室内ドア交換が行えます
画材だけでも多種類の色やデザインがあるため、室内の雰囲気やイメージに合わせて、画材を選びましょう。
3.複数の業者から見積もりを取って比較する
ドア交換の費用を抑えたいのであれば、複数の業者から見積もりを取って比較・検討することは必須です。複数の業者から見積もりを取ることで、高額での支払いを避けられたり、対応が良い業者を選べたりします。
1社に絞ってしまうと、費用が高いのか低いのかが分からず、騙されたまま支払い続けてしまうこともあります。そういった状況を避けるためにも、複数の業者から見積もりを取って比較しましょう。
4.補助金制度を活用する
バリアフリーをしたい、断熱改修をしたいといった方は、ドアの交換に補助金制度が使えるケースが多々あります。少しでもコストを抑えたいという方は補助金の活用を検討するとよいでしょう。
ただし、補助金の期限の把握や申請方法が複雑なため、補助金の活用を考えているのであれば、依頼業者に相談することをおすすめします。補助金への知識を持つ業者もいるため、そういった業者に依頼するのも1つの手段です。
5.火災保険の対象か確認する
室内ドア交換を行う場合、火災保険の対象かどうかを確認しておきましょう。
ドアの破損による交換の場合、火災保険がおりる可能性があるからです。ドアの破損で火災保険がおりる可能性は以下のとおりです。
- 子供が遊んでいるときに、ぶつけて破損
- 運搬中にドアをぶつけて破損
- 自然災害でドアが破損
意外と知らないため、ドア交換の際は交換前に業者へ確認をしておくとよいでしょう。
業者を選ぶ際の3つのポイント
業者を選ぶ際のポイントは大きく分けて3つあります。どのようなことを意識しておくべきか、それぞれ詳しくみていきましょう。
1.アフターサービスの有無
室内ドア交換は、交換して終了ではありません。交換時に開閉作業がスムーズに行なえても、時間が経てば不具合やトラブルが生じるリスクがあります。
不具合やトラブルに対処できるように、アフターサービスの有無はしっかりと確認しておきましょう。
2.ドア交換の実績が豊富
ドア交換の実績が豊富な業者に依頼するのも押さえておくべきポイントです。実績が豊富であれば、施工技術や業務範囲のレベルも高いため、ドア交換以外のトラブルにも対応してくれる可能性があります。
長く使い続けられるドアに仕上げてもらうためにも、実績が豊富な業者かどうか確認しましょう。
3.地元で信頼されている工務店かどうか
ドア交換の業者を選ぶ際、地元で信頼されている工務店かどうかが重要です。宣伝力だけが強い業者の場合、名前だけで集客していることが多いため、技術が乏しい可能性があります。
また、お客様対応も適当で、費用が高くなってしまうことも少なくありません。口コミや評判がよい地元の工務店であれば、信頼してドア交換を任せられます。
何かと融通が利くので、割引してくれたり、親切に対応してくれたりしてくれる可能性も高いです。少しでも信頼できる業者を見つけるためにも、地元で信頼されている工務店かどうか確認することをおすすめします。
引き戸や襖の交換ならDIYがおすすめ!
室内ドア交換を業者へ依頼する場合、「実績が豊富で施工技術がしっかりとしているか」「アフターサービスの充実」などをしっかりと確認することが大切です。ただし、どれだけしっかり確認しても、費用が高くて依頼するのに躊躇してしまう方は多いでしょう。
引き戸から開き戸からのリフォームは業者に依頼するしかありませんが、襖・戸襖から引き戸への交換であればDIYでリフォームが可能です。
引き戸や襖をDIYで交換するのであれば、「工事要らずのリフォーム建具」がおすすめです。工事いらずのリフォーム建具では、既存の枠はそのままにして襖から引き戸に付け替えられるため、名前のとおり工事をする必要がありません。
リフォーム費用を抑えたい、業者に依頼せずに戸襖を引き戸に変えたいという方は「工事いらずのリフォーム建具」の利用を検討してみてください。