障子とプリーツスクリーンの違いとは?和室に合う理由や取り付け方法も解説!
【シナベニヤ】木製引き戸 大窓
¥37,400 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 W窓
¥37,400 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 ペットくぐ~る
¥33,000 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 センターシングル窓
¥28,050 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 サイドシングル窓
¥28,050 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 上窓
¥28,050 〜
伝統的な雰囲気を味わえる和室には、障子は欠かせないアイテムです。しかし、障子には、ちょっとした衝撃で破れやすいなどの弱みがあります。
そこでおすすめなのが、プリーツスクリーンです。プリーツスクリーンであれば、丈夫で破れにくいといったメリットがあります。当記事では障子とプリーツスクリーンの概要や違いなどを解説します。
障子とは?
「障子」とは、木枠に和紙を張り付け、戸を閉めていても外の明かりが室内に入り込むように作られている建具のことです。
和紙を通すことによって、室内に入り込む光の明るさは心地よく優しい光になります。そのため、和室の安らげる空間を演出するためには無くてはならない伝統的な日本の建具です。
障子の種類
障子には大きく分けて4種類あります。
名称 | 特徴 |
水腰障子 (みずこししょうじ) | 一般的な家の和室や、旅館などに使われている障子です。 組子の並びは「縦8マス×横3マス」もしくは「縦6マス×横4マス」がよく知られています。 |
腰板障子・腰付障子 (こしいたしょうじ・こしつきしょうじ) | 障子枠の下の部分に、腰板と呼ばれる板を約35〜70センチの高さまで貼った障子です。 座っている時や、横になっている時に外から見えないように作られています。 腰板の部分に柄が入っているものもあるため、部屋に合わせたデザインを選べます。 |
額入り障子 (がくいりしょうじ) | 障子の中央に額があり、そこにガラスがはめ込まれているものです。 額の位置はものによって様々で、中央以外にもあります。 ガラスからは外の景色が見られるため、その眺めから四季を感じられるのが特徴です。 別名「ガラス障子」と呼ばれることもあります。 |
猫間障子・雪見障子 (ねこましょうじ・ゆきみしょうじ) | 障子の一部分に、動く窓のようなものが取り付けられているものを猫間障子といいます。 障子を開けなくても、猫が出入りできることからその名がつけられました。 猫が出入りする窓に、ガラスをはめ込んだものを雪見障子といいます。 ガラスから外の雪景色を眺められることで、雪見障子と名付けられました。 扉が閉まっている時は、保温や調光の役割をしています。 |
障子のメリット
障子のメリットとして下記の3つが挙げられます。
- 部屋全体を明るくできる
- 断熱性に優れている
- 洋室とも相性がよい
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.部屋全体を明るくできる
障子は外の光が部屋の全体に届くため、部屋をまんべんなく明るくする役割があります。障子から差し込むことで、光を和らげる効果があるため強い日差しを遮断でき、心地よい空間を過ごせます。
2.断熱性に優れている
障子には、断熱効果があります。一般的なカーテンに比べ、暖かい空気が部屋から逃げるのを20%も抑えてくれるのが最大の魅力です。
それに加え外気も遮断するため、夏の暖気も冬の冷気も部屋に入りにくいため年中快適に過ごせます。
3.洋室とも相性がよい
障子は一般的に白色が主流で、和室に備えられているイメージですが、洋室にも取り入れやすいデザインもあります。白色以外でも、部屋に合った色を選ぶことも可能です。
障子のデメリット
障子のデメリットとして下記の3つが挙げられます。
- 手入れが大変
- 耐久力が低い
- 後付けが難しい
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.手入れが大変
障子は枠の部分に埃が溜まりやすいため、掃除がしにくいです。また、障子紙は経年劣化によって黄ばむため、破れていなくても定期的なメンテナンスが必要となります。
2.耐久力が低い
障子は和紙を使用しているため、ちょっとした衝撃で破れやすいです。小さい子どもやペットがいる家庭だと、気づかない間に障子が破れている可能性もあります。
障子が破れるリスクを抑えたいという場合は、耐久力が高いプラスチック性の和紙を使用するとよいでしょう。
3.後付けが難しい
障子は引き戸のような建具であるため、戸を開閉させるレールや戸を引き込むスペースも確保しなければなりません。そのため、後から障子を設置したいと思っても難しかったり、別途工事費がかかったりします。
プリーツスクリーンとは?
プリーツスクリーンとは、障子のように心地よい光を取り込みながら、外部からの視線を遮ることができる窓装飾です。障子のような特徴がありながら、丈夫で破れにくく、張り替えもしなくていいため、近年注目を浴びています。
プリーツスクリーンの種類
プリーツスクリーンの種類として下記の2つが挙げられます。
形式 | 特徴 |
コード式 | コード1本で操作するため、速やかに操作できます。 高さのない窓や、小さな窓におすすめです。 |
チェーン式 | 弱い力での昇降が可能です。 生地の面積が広いため、大きな窓にも取り付けられます。 |
自分の部屋の窓に合った種類を選ぶのがポイントです。
プリーツスクリーンのメリット
プリーツスクリーンのメリットとして下記の3つが挙げられます。
- 採光度合いを調整できる
- 衝撃に強い
- 窓辺がスッキリする
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.採光度合いを調整できる
生地によって採光度合いが異なるのが、プリーツスクリーンのメリットです。そのため、自分の好きな採光に調整して部屋の雰囲気を変えられます。
例えば薄めの生地であれば、閉めた状態でも部屋に光が差し込みます。このように、光を部屋に入れたり遮ったりできるのが特徴です。
2.耐久力が高い
プリーツスクリーンは、障子に比べて耐久力が高いため、衝撃に強いです。
和紙以外にも、ポリエステル繊維や不織布などの丈夫な素材で作られたものもあります。そのため、小さな子供やペットがいる家庭にはおすすめです。
3.窓辺がスッキリする
プリーツスクリーンは、生地のみでつくられているため窓辺がスッキリとした印象になります。
障子の木枠のようなものがないため、部屋が広く見えて壁紙との一体感がでるのがメリットです。壁紙や、家具の色に合わせるとよいでしょう。
プリーツスクリーンのデメリット
プリーツスクリーンのデメリットとして下記の2つが挙げられます。
- 操作がしにくい
- 断熱効果が薄い
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.操作がしにくい
プリーツスクリーンは、ロールスクリーンと比較すると操作性が劣るため、頻繁に開け閉めする場合、プリーツスクリーンは望ましくありません。
開閉頻度を考慮したうえでプリーツスクリーンを取り付けるとよいでしょう。
2.断熱効果が薄い
プリーツスクリーンは、障子に比べて断熱効果が薄いため、窓は念入りに断熱対策する必要があります。「ハニカムスクリーン」というプリーツスクリーンであれば、断熱効果が期待できるため、ぜひ試してみてください。
障子とプリーツスクリーンの違い
障子は、木枠に和紙を張り付けているため自然の光が優しく部屋中に届きます。それに加え、和紙を使っていることから通気性に優れているのが特徴です。
しかし「小さな衝撃で破れる」ことや「日焼けによる色あせ」があるため、張り替えが必要になります。障子よりも、カラーや生地のバリエーションが豊富なのがプリーツスクリーンです。
そのため和室だけではなく、洋室にも合うデザインもあるため色々なデザインを楽しめます。ただし、障子と違って断熱効果が薄いことがプリーツスクリーンの欠点です。
プリーツスクリーンが和室に合う理由
プリーツスクリーンは、和紙作りの古くからの伝統を活かし、生地やデザインにこだわったものが多いです。
そのため、障子だけではなく、プリーツスクリーンも和室にとても合います。また、採光度合いを調整できるため、少しの工夫でより「和」に近づけられます。
障子を外してプリーツスクリーンを取り付ける方法
障子を外してプリーツスクリーンを取り付ける方法は下記の2ステップです。
- ブラケットを取り付ける
- 本体を取り付ける
ブラケットへの取り付け方法は、ヘッドレール端から5~10cm内側になるようにします。障子を外してプリーツスケールを取り付ける場合、鴨居の1番奥側に取り付けるとよいでしょう。
また、ブラケットが3つ以上あれば、均等に取り付けてください。ブラケットを取り付けたら、プリーツスクリーンの本体を取り付けていきます。ヘッドボックスをはめ込めば取り付け完了です。
おしゃれな和室にしたいなら引き戸へDIYするのがおすすめ!
障子とプリーツスクリーンには様々な種類やデザインがあります。また、それぞれのメリットとデメリットもあるため用途に合った選び方をしましょう。
それに加え、プリーツスクリーンの取り付け方法も解説しているため、初心者の方はぜひ当記事を参考にしてみてください。
障子から手間のかからない建具にリフォームしたいなら、DIYドア通販本店が販売している「工事いらずのリフォーム建具」がおすすめです。既存の枠を使用し、障子から引き戸に付け替えることで、工事をせずDIYで簡単に引き戸にリフォームできます。
業者に依頼せずに費用を抑えて障子から引き戸へリフォームしたい場合は「工事いらずのリフォーム建具」の利用を検討してみてください。
なお、次のページでは、洋室にも合うイマドキの「障子」について、取り入れ方のコツを解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。