【初心者向け】建具の1つである引き戸とは?種類やおすすめの設置場所について解説します!
【シナベニヤ】木製引き戸 大窓
¥37,400 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 W窓
¥37,400 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 ペットくぐ~る
¥33,000 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 センターシングル窓
¥28,050 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 サイドシングル窓
¥28,050 〜
【シナベニヤ】木製引き戸 上窓
¥28,050 〜
「建具」とは、主に仕切りに用いられる戸や障子などの総称で、実に様々な種類があります。建具の中でも一般的に知られているのが「引き戸」で、引き戸も種類が様々です。
当記事では、引き戸の概要や種類、メリット・デメリット、おすすめの設置場所について解説します。
建具とは?
部屋同士の仕切りや外部との仕切りに用いられる戸や障子などのことを「建具」と言います。主に挙げられるのは下記のとおりです。
- 障子
- 襖
- 窓
- ドア
- 引き戸
また、建具に使われている素材には金属系と木質系の2種類あります。
金属系とは、鉄やアルミで作られている建具のことで一般的な家庭の玄関に使われているものです。建具用語で金属製建具とも言われています。木質系は、主に部屋の扉に使われているものです。建具用語で木製建具とも言われています。
建具の役割
建具は、部屋と部屋を仕切ったり外と中を仕切ったりするためのものです。開け閉めできる扉を付けることによって人が出入りできるようになります。
それに加えて、風などの空気の出入り口にもなり換気ができるのもメリットです。また、建具を閉めておくことで外部の人が室内に入ることを防げます。
家の中の物を外部から守るためにも必ずなくてはならないものです。最近の建具には、色や素材が異なる様々なデザインのものが登場しています。
そのため、部屋に合った好みのデザインを選ぶことが可能です。建具としての役割だけではなく、インテリアとしても重要な役割を担っています。
次のページでも、建具の概要や種類、選ぶ際のポイントを解説しています。こちらも参考にしてみてください。
【初心者向け】建具とは?種類や選ぶ際のポイントを徹底解説します!
引き戸とは?
引き戸とは、床の溝やレールに扉をはめてスライドしながら開け閉めできる戸のことです。引き戸には、溝やレールの上をスライドさせるための車輪が取り付けられています。
ほとんどのものが床にはめ込むタイプですが、上にはめ込み戸を吊るしているタイプもあります。よく使われている場所は下記のとおりです。
- リビング
- 玄関
- 洗面所
- 襖
上記の他にも、バリアフリーの場所に取り付けられることもあります。上に吊るすことによって床に障害物がなくなるため、バリアフリーに最適です。
引き戸のメリット
引き戸のメリットとして次の4つが挙げられます。
- スペースを取らない
- 扉の開閉が楽
- 部屋が広く見える
- バリアフリーに最適
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.スペースを取らない
引き戸は、水平にスライドさせて戸を開閉するため、スペースがいらないのが特徴です。
そのため、開け閉めする時に戸が人にぶつかる心配がない上に、部屋が広く感じられます。人の出入りが多くても気を使わずに開け閉めできます。
2.扉の開閉が楽
引き戸は、開け閉めがとても楽にできるのがポイントです。開き戸と違い、引き戸は扉を左右にスライドするだけで開け閉めできます。
そのため、子どもやお年寄りの方でもスライドして簡単にドアを開け閉めできるのがメリットです。
開き戸では、扉が勢いよく閉まって大きな音が出ることや、指を挟む事故がよくあります。しかし引き戸は扉がゆっくり閉まるものが多いため、そのようなことが少ないです。
3.部屋が広く見える
引き戸は扉を開けた時に、部屋と部屋の一体感がでて広々と見えるのがメリットです。
開き戸とは違い、扉を開けたままの状態でも邪魔にならないため、2つの部屋を1つの大きな部屋として使えます。逆に扉を閉めたままの状態であれば、別々の部屋として利用できるのが特徴です。
4.バリアフリーに最適
引き戸は、バリアフリーに最適です。開き戸と違い、引き戸は好きな位置で開けたままにできるため車いすでも移動できます。またドアの開け閉めが楽にでき、押さえていなくても扉が勝手に閉まることもないため、お年寄りの方でも安全です。
引き戸のデメリット
引き戸のデメリットは次の3つです。
- 遮音性が低い
- 気密性が低い
- 扉を引き込むスペースが必要
引き戸は、開き戸よりも遮音性が低いため、音や声が漏れることがある他、気密性が低いため、開き戸よりも冷房や暖房が効きにくいデメリットがあります。
また、引き戸は扉を引き込むスペースを確保しなければなりません。引き戸の設置を考えている場合は扉を引き込むスペースも考えたうえで設置するようにしましょう。
引き戸の種類
引き戸は下記の4種類あります。
- 片引き戸
- 引き込み戸
- 引き分け戸
- 引き違い戸
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.片引き戸
片引き戸とは、一般的に多く見られる引き戸です。扉の数は1つで、床の溝をスライドさせて戸を開け閉めします。
扉が1つのため、開き戸では設置しにくい場所でも設置できるメリットがあります。
2.引き込み戸
「引き込み戸」とは、2壁の中に戸袋というスペースを設けて、扉をその中に引き込む引き戸のことです。戸を引き込むため、見た目がすっきりして見えるといった特徴があります。
ただし、2壁の中に戸を引き込むため、掃除がしにくいのがデメリットです。
3.引き分け戸
引き分け戸とは、扉の数は2つで、床の溝をスライドさせて戸を開け閉めするものです。扉が2つあり、出入口が大きいため大人数の出入りの際に最適です。
また、扉を開いたままの状態にして部屋と部屋を繋げ、大きな1つの部屋にする使い方もあります。しかし、戸の引き込みスペースを確保しなければならないため設置できる場所が限られるのが難点です。
4.引き違い戸
引き違い戸とは、2つの扉をそれぞれ別のレースに扉を乗せてすれ違う形で扉をスライドするタイプです。引き違い戸は、右も左も扉が開けられるため、どちらからでも出たり、入ったりできます。
引き戸の設置におすすめの6つの場所
引き戸の設置におすすめの場所は下記の6つです。
- 子ども部屋
- 高齢者の部屋
- 出入りが激しい場所
- 開閉スペースが確保できない場所
- 収納場所
- 風通しを良くしたい場所
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.子ども部屋
子どもの部屋に設置するのがおすすめです。
開き戸は、子どもが扉の裏にいる場合、扉を開け閉めする際にぶつかってしまう可能性があります。引き戸であればそのような事故もなく、少しあけたままにしておくことで常に中の様子が確認できます。
2.高齢者の部屋
高齢者の部屋の場合、開き戸のような扉を奥や手前に押したり引いたりする動作がいらない引き戸が向いています。引き戸であれば、扉を横にスライドさせるだけで扉が開閉できるうえ、扉を開けたままにしておくことも可能です。
引き戸にしておくことで、将来的に車いすを利用する場合も考えると室内間の移動も楽になります。
3.出入りが激しい場所
人の出入りが激しい場所には、引き戸がおすすめです。
開き戸とは違い、引き戸は開けたままの状態でも扉が邪魔にならないメリットがあります。そのため、大人数の出入りが頻繁に行われる際には、扉を開けっ放しにしておくと良いでしょう。
4.開閉スペースが確保できない場所
開閉スペースが確保できない場所は、引き戸にするのがおすすめです。開き戸の場合は、扉を前後に開く際にスペースが必要になります。
それに比べて引き戸の場合は、扉を開け閉めする際のスペースは必要ありません。そのため、扉が物にぶつかる心配もなく利用できます。
5.収納場所
クローゼットなどの収納場所を引き戸にすると、効率よく物を収納できます。上記同様に引き戸は、開き戸のように開け閉めの際にスペースを必要としません。
そのため、その分より多くの物を収納できます。また、物を運ぶ際に扉を押さえずに開けたままの状態にしておくことも可能です。
6.風通しをよくしたい場所
風通しをよくしたい場所には引き戸が向いています。
上記でも挙げたとおり、引き戸は扉を開けたままの状態にできます。そのため、においや湿気が気になる場所にはとても便利です。
建具を襖から引き戸にするならDIYがおすすめ!
建具とは、部屋と部屋を仕切るための扉や、外と中を仕切れる障子や窓などの総称です。引き戸とは、床の溝やレールに扉をはめてスライドしながら開け閉めできる戸のことをいいます。
引き戸は開き戸とは違い、開け閉めが楽なことや扉が邪魔にならないことがメリットです。しかし、遮音性や気密性が低いデメリットもあります。
引き戸の設置におすすめの場所を紹介しているため、初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
建具を襖から引き戸にするならDIYドア通販本店が販売している「工事いらずのリフォーム建具」です。既存の枠はそのままに障子を引き戸に付け替えられるため、名前のとおり工事をする必要がありません。
費用や工事の手間をかけずに引き戸へリフォームしたいのならば「工事いらずのリフォーム建具」の利用を検討してみてください。なお、次のページでは、おすすめの建具メーカーを10選紹介しています。