ペットドアとは?メリット・デメリットや種類について分かりやすく解説
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。
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ペットドアとは、ご自宅で飼われている犬や猫が自由に部屋を移動するための小さなドアのことです。ペットが頭で押せば簡単に開くドアなので、飼い主がわざわざドアを開ける必要がなくなります。
ただ、「そもそもペットドアって何?」「取り付ける必要はあるの?」などと気になっている人も多いでしょう。
そこで本記事では、ペットドアのメリット・デメリットや主な種類について分かりやすく解説しています。また、ペットドアの取り付け方法も簡単にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
DIYドア通販本店では、開き戸タイプのペットドアや引き戸タイプのペットドアを販売しています。ドアの取り替えを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。
そもそもペットドアとは?
そもそもペットドアとは、犬や猫などのペットが通り抜けられるように、壁や扉などに取り付けられた小さなドアのことです。
最も一般的なタイプは、ペットが頭で押すと開閉するプラスチック製のフラップ(垂れ戸)が付いたものです。
ペットドアがあれば飼い主がわざわざ大きなドアを開け閉めしなくても、ペットは好きな時に好きなタイミングで部屋を自由に行き来できるようになります。
ペットの行動範囲を広げられると同時に、飼い主側の負担も解消できる便利なアイテムです。
ペットドアを取り付けるメリット
ペットドアを壁や扉に取り付けるメリットを4つ紹介します。
- ペットが自由に移動できるようになる
- 飼い主の手間や負担が減る
- 扉や壁に傷がつくのを防げる
- エアコン代の節約につながる
ペットが自由に移動できるようになる
ペットドアがあれば、ペットが自由に部屋を移動できるようになります。
たとえば、ペットがトイレに行きたくなったときや喉が渇いたときなど、生理現象に関わる場合にすぐに移動できます。これにより、粗相の防止にもつながるでしょう。
また、飼い主の姿が見えなくなると不安になってしまうペットも、ペットドアがあれば飼い主のいる部屋へいつでも移動可能です。
ペットが安心感を得やすくなり、ストレスを感じることも減るでしょう。
飼い主の手間や負担が減る
ペットドアは、飼い主にとっても大きなメリットをもたらします。
ペットドアがあれば自分で部屋を移動してくれるため、飼い主がわざわざ扉を開けてあげる必要がなくなります。家事や仕事、趣味の時間を中断されることもありません。
そのほか、夜にペットに起こされてドアを開けに行く頻度も減るでしょう。飼い主の寝不足も解消されます。
特に飼い主がぐっすり眠れることは、ペットと良好な関係を築くうえで非常に重要です。
扉や壁に傷がつくのを防げる
ペットドアを取り付ければ、扉や壁に傷がつくのを防ぐことも可能です。
ペットは扉を開けてほしいときに爪で壁や扉をガリガリと引っ掻くことがよくあります。
これによって家の扉や壁が傷だらけになってしまうだけでなく、ペットにとってもストレスの原因になります。
ペットドアを設置すれば扉や壁を引っ掻くという行動そのものがなくなるため、ペットのストレス面でも家を傷から守るという面でも大きなメリットと言えるでしょう。
エアコン代の節約につながる
実は、ペットドアの設置はエアコン代の節約にもつながります。
もし冷暖房が効いている部屋のドアをペットのために何度も開閉すると、その度に大量の冷気や暖気が外に逃げてしまうので、そのぶんエアコン代もかさみます。
ペットドアがあれば、ペットが出入りしたとしても室温の変化を最小限に抑えることが可能です。
冷暖房効率が維持されるため結果として省エネに繋がり、電気代の節約にも期待できます。
ペットドアを取り付けるデメリットや注意点
多くのメリットがある一方で、ペットドアの設置にはいくつかデメリットや注意点も存在します。
- ペットが慣れるまでに時間がかかる
- ペットドアが開閉されるたびに音が鳴る
- 賃貸の場合は管理会社に許可を取る必要がある
以下より解説するデメリットや注意点にも目を通しておきましょう。
ペットが慣れるまでに時間がかかる
せっかくペットドアを設置しても、ペットがすぐに使ってくれるとは限りません。
特に臆病な性格の子にとっては、壁に突然現れた穴や頭で押さなければ開かないフラップは、恐怖の対象となる場合があります。
ペットドアを設置してすぐの頃は、おやつやおもちゃで誘導したりフラップを開けっ放しにしたりと、慣れるまでトレーニングする必要があることを理解しておいてください。
また、最悪の場合、全く使ってくれない可能性もゼロではないということも覚悟しておきましょう。
ペットドアが開閉されるたびに音が鳴る
ペットドアが開閉されるたびに、パタンと音が鳴る点もデメリットとして挙げられます。
ほとんどの製品は静音性を考慮して設計されていますが、特に静かな夜間は開閉の音が気になる方もいるかもしれません。
また、ペットが夜中に何度も部屋を出入りする場合、そのたびに開閉音がするため、眠りの浅い方は目が覚めてしまう可能性もあります。
音に敏感な方は、購入前に製品のレビューを確認すると良いでしょう。
賃貸の場合は管理会社に許可を取らなければならない
賃貸物件の場合は、ペットドアを設置する前に管理会社もしくは大家さんに許可を取らなければなりません。
賃貸物件には原状回復の義務があるため、もし無断でドアや壁に穴を開けてペットドアを取り付けると、退去時に高額な原状回復費用を請求されることもあり得ます。
そのため、設置を検討する際は必ず事前に大家さんや管理会社に相談して許可を得てください。
許可が得られなかった場合は、壁やドアを傷つけない「窓・サッシ取り付けタイプ」のペットドアを検討しましょう。
ペットドアの主な種類
ペットドアにはさまざまな種類があります。
そのため、ここからは「取り付け位置」「機能」「サイズ」の3つに分けて、どのような種類があるのかを解説していきます。
取り付け位置

画像出典:DAIKEN
ペットドアの取り付け位置には、以下の3つのタイプがあります。
- ドア取り付けタイプ
- 壁取り付けタイプ
- 窓・サッシ取り付けタイプ
まず、ドア取り付けタイプが最も一般的です。リビングや廊下などの室内のドアに直接取り付けます。
壁取り付けタイプは、名前の通り壁を貫通させて設置するタイプです。ドアがない場所にもペットの通り道を作りたい場合に適しています。
窓・サッシ取り付けタイプは、掃き出し窓のようなサッシ部分にはめ込むタイプです。壁やドアに穴を開ける必要がないため、賃貸住宅でも設置しやすいというメリットがあります。
機能

画像出典:LIXIL
ペットドアの機能に関しては、以下の3つのタイプがあります。
- フラップドア
- ロック機能付き
- センサー付き
フラップドアは、最も標準的なペットドアです。ペットが頭で押すことによってフラップが開き、向こうの部屋へ入ることができます。
ロック機能付きは、フラップの動きを制御できるロック機能が付いたタイプです。「出入り自由」「出るだけ」「入るだけ」「ロック」の4つのモードを切り替えられる4WAYロックが主流となっています。
センサー付きは、ペットの首輪に取り付けた専用キーをドアが認識したときだけロックが解除されるハイテクなタイプです。
玄関にペットドアを取り付ける場合に適しており、近所の野良猫やタヌキといった他の動物の侵入を確実に防ぐことができます。
サイズ

画像出典:DAIKEN
ペットドアは、サイズによっても種類が分かれています。
- 猫・小型犬用
- 中型犬用
- 大型犬用
猫や小型犬用が最も小さいサイズです。製品数が多く、デザインの選択肢も豊富となっています。
中型犬用は、柴犬・コーギー・ビーグルなどのサイズに適したサイズです。
大型犬用は、ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーといった大型犬が通り抜けられるくらい大きなサイズです。
なお、サイズ選びで失敗しないためには、必ずペットの体長を実測してそれよりも余裕のある開口寸法の製品を選ぶようにしましょう。
ペットドアの取り付け方法
最後に、ペットドアの取り付け方法について解説します。
取り付け方法は、大きく分けて既存のドアをくり抜く方法とペットドア付きの扉に取り替える方法の2通りあります。
既存のドアをくり抜く
現在使用しているドアに、直接穴を開けてペットドアをはめ込む方法です。
DIYが得意な方であれば、自分で取り付けることも可能です。ただ、失敗してドアや壁を傷つける可能性があるため、注意してください。
DIYに自信がない場合や綺麗に仕上げたい場合は、工務店やリフォーム会社のようなプロの業者に依頼するのが安心です。
ちなみに、自分で取り付ける場合は材料費の3,000〜5,000円ほど、業者に依頼する場合は1万円~2.5万円ほどかかります。
ペットドア付きの扉に交換する
もう一つの方法は、既存のドアをペットドア付きの扉に交換する方法です。
ペットドア付きの扉は、ペットに優しい素材で作られていることが多いため安全性が高いのが魅力です。
また、将来ペットドアが不要になった場合でも、元のドアに戻すことができるという利点もあります。
ただし、ドア本体の価格と交換工事費がかかるため費用は高めです。業者にもよりますが、10万円〜15万円ほどはかかると見ておきましょう。
DIYドア通販本店では、開き戸タイプのペットドアや引き戸タイプのペットドアを販売しています。ドアの取り替えを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。
ペットドアを取り付けてペットと飼い主の暮らしをもっと快適に
本記事では、ペットドアのメリット・デメリット、そして具体的な種類や取り付け方法まで詳しく解説しました。
ペットドアを取り付けることによって、ペット自身のストレスを減らせるうえに飼い主の手間や負担も解消することができます。
ただ、ペットが慣れるまでトレーニングが必要であったり、賃貸住宅では制限があったりなどの注意点は理解しておきましょう。
本記事にてペットドアの主な種類も紹介しているので、そちらも参考にそれぞれのご家庭のペットに合ったものを探してみてください。
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