ふすまの張り替え方法を徹底解説|自分でできる張り替え手順とプロの選び方

ふすまの張り替え方法を徹底解説|自分でできる張り替え手順とプロの選び方

ふすまの張り替えは、部屋の印象をガラリと変えられる、魅力的なリフォームの1つです。

しかし、いざ自分でやってみようと思っても、どこから手をつければ良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ふすまの張り替えを検討している方のために、自分で行う場合の手順 やプロに依頼する場合の選び方など、ふすまの張り替えに関する疑問にお答えします。

本記事を読めば、ふすま張り替えに関する悩みが解消し、自分にとって最適な方法が見つかるでしょう。

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ふすまの張り替えが必要なタイミングとは?

一般的にふすまの張り替えが必要なタイミングは、ふすまが劣化してきたタイミングになります。

ふすまが劣化している具体例は、下記の通りです。

  • 表面の汚れや変色
  • 破れや穴
  • 歪み
  • カビの発生
  • 異臭

ふすまの劣化は生活にも支障をきたすため、気づいた時に貼り替えを検討したほうがよいでしょう。

また、ふすまの張り替えは、部屋の印象を大きく変えるだけでなく、快適な生活空間を作るためにもおすすめです。

上記を参考に、ご自宅のふすまの状態をチェックし、張り替えの必要性について検討してみてください。

ふすまの張り替え方法を選ぶポイント

ふすまの張り替えは、DIYで行うか、プロに依頼するか、どちらの方法を選ぶか迷う方も多いでしょう。

それぞれの方法にメリットとデメリットがありますので、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

自分で張り替えるメリット・デメリット

ふすまを自分で張り替えるメリット・デメリットは、下記の通りです。

メリットデメリット
費用を抑えられる達成感を得られる好きなデザインにできる手間と時間がかかる失敗する可能性がある専門知識が必要

DIYが好きな方や、時間と手間をかけてでも費用を抑えたい方におすすめです。

DIYドア通販本店では、1万円代から購入できる本襖を販売しています。安い価格でふすまのデザインを一新できるため、ぜひお問い合わせください。

プロに依頼するメリット・デメリット

ふすま張り替えをプロに依頼するメリット・デメリットは、下記の通りです。

メリットデメリット
短時間で綺麗に仕上がる失敗のリスクが少ない相談しながら進められる費用が高い好きなデザインにできない可能性がある自分で作業できない業者選びが必要

プロに依頼するのは、仕上がりの美しさや確実性を重視したい方や、DIYに自信がない方におすすめです。

費用は高くなりますが、プロの技術による美しい仕上がりに期待できます。

自分でふすま張り替えを行う際の準備と手順

ふすまの張り替えをDIYで行う場合、事前の準備と丁寧な作業が大切です。

ここでは、ふすま張り替えに必要な道具や、具体的な手順について解説します。

ふすま張り替えの際に用意する道具と材料

ふすま張り替えの際に用意する道具と材料は、下記の通りです。

道具・材料用途
新しいふすま紙ふすまの表面を覆うために使う
のり(ふすま用)ふすま紙を固定するために使う
カッター余分なふすま紙を切り取るために使う
メジャー寸法を測るために使う
ローラーふすま紙を貼り付けるために使う
バケツのりを混ぜるために使う
スポンジ余分なのりを拭き取るために使う
マスキングテープ保護したい部分を覆うために使う
ハケのりを均等に塗るために使う
霧吹きふすま紙を少し湿らせ、貼りやすくするために使う
定規紙をまっすぐに切るために使う
タオル貼り付け時にシワを伸ばし、仕上げを整えるために使う
軍手手を保護するために使う

これらを用意しておけば、作業がスムーズに進み、きれいな仕上がりに期待できます。

ふすま張り替えの手順

ふすま張り替えの手順について、下記の3つに分けて解説します。

  • ふすま紙を剥がす
  • 新しいふすま紙を貼る
  • 張り替え後に仕上げを行う

自分でふすまの張り替えをしたい方は、ぜひ参考にしてください。

ふすま紙を剥がす

ふすま紙の剥がし方は、下記の通りです。

  1. 周りの壁や床を汚さないように、マスキングテープで養生する
  2. ふすまの引き手を外す
  3. カッターやスクレーパーを使って、古いふすま紙を剥がす
  4. 剥がした後の下地をきれいに掃除し、平滑にする

乾燥して剥がしにくい場合は、霧吹きで軽く湿らせると剥がしやすくなります。

また、表面に残ったのりや汚れは、タオルでしっかり拭き取りしましょう。

新しいふすま紙を貼る

新しいふすま紙の貼り方は、下記の通りです。

  1. 説明書に従い、のりを調合する
  2. ハケを使って、ふすま紙の裏面に均一にのり付けする
  3. のりをつけたふすま紙を、上側からゆっくりとふすまに貼り付ける
  4. ローラーを使って、中央から外に向かって空気を抜く
  5. カッターを使って、余分な部分を切り取る

のりが偏るとシワや浮きができやすくなるので、ムラがないよう注意してください。

シワができた場合は、タオルで優しく押さえて整えましょう。

張り替え後に仕上げを行う

張り替え後の仕上げは、下記の通りです。

  1. 十分に乾燥させる
  2. 乾燥後、引き手を元の位置に取り付ける
  3. マスキングテープをゆっくりと剥がす

乾燥時間は、使用するのりによって異なるため、商品の説明をよく読んで行いましょう。

自分でふすまを張り替える時のコツ

自分でふすまを張り替える際のコツは、下記の通りです。

  • 部屋の換気を良くして、乾燥を早める
  • なるべく温度と湿度の低い日に作業を行う
  • 焦らず、丁寧に作業を進める

上記の手順やコツを参考に作業を進めれば、初めての方でも満足のいく仕上がりが期待できます。

それでも不安な場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。

プロのふすま張り替え業者を選ぶ際のポイント

ふすまの張り替えをプロに依頼する際は、業者選びの基準や注意点を押さえておきましょう。

また、料金の相場や依頼の流れについても把握しておけば、ふすまの張り替えをスムーズに進められます。

張り替え業者の選び方と注意点

張り替え業者の選び方と注意点は、下記の通りです。

  • ふすま張り替えの実績が多い業者を選ぶ
  • 自宅の地域に対応している業者かを確認する
  • 複数の業者から見積もりを取り、料金を比較する
  • 完成後の保証や、何かトラブルがあった際の対応について確認する
  • インターネット上の口コミや評判を参考にする
  • 料金内訳が明確であるかを確認する

実績が豊富でインターネット上の口コミや評判が高い業者は、信頼性が高く、仕上がりも期待できます。

なお、見積もりを取得する際は、料金の内訳が明確であるかだけでなく、追加費用が発生しないか質問しておくと安心です。

業者を選ぶ際は、上記のポイントを踏まえ、信頼できる業者と契約しましょう。

料金相場と予算の目安

ふすま張り替えの料金は、ふすまの大きさや使用する素材によって異なりますが、一般的な片面の相場は下記の通りです。

  • 一般的な紙質:1枚あたり2,000〜3,500円
  • 中級紙):1枚あたり4,000〜6,500円
  • 高級紙:1枚あたり18,000〜25,000円

上記のように、使用する素材やふすまのデザインに応じて費用が変わるため、予算に合わせて適切な素材を選ぶと良いでしょう。

また、業者によっては出張費が発生する場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

業者に依頼する場合の流れ

業者に依頼する場合の流れは、下記の通りです。

  1. 気になる業者に問い合わせ、見積もりを依頼する
  2. 見積もり内容を確認し、納得した場合は契約を進める
  3. 日程を調整し、希望日に作業をしてもらう
  4. 作業完了後、仕上がりを確認し、問題がなければ完了
  5. 契約内容に基づき、料金を支払う

見積もりを取得する際に、ふすまのサイズや希望する仕上がりについて具体的に伝えるとスムーズです。

なお、見積もり段階で疑問点があれば、必ず解消してから進めましょう。

ふすま張り替えに関するよくある質問

ふすま張り替えに関するよくある質問は、下記の通りです。

  • ふすまの張り替えにかかる時間はどのくらい?
  • 張り替えに適した季節はある?

各質問について詳しく解説します。

ふすまの張り替えにかかる時間はどのくらい?

ふすまの張り替えにかかる時間は、方法やふすまの状態、作業者の熟練度によって異なります。

自分で張り替える場合、初めての方は作業手順に慣れるまで時間がかかるため、2〜3時間を見ておくと良いでしょう。

プロに依頼する場合、追加料金がかかるケースが多いですが、「即日対応」や「翌日仕上げ」に対応する業者もあります。

とはいえ、繁忙期には予約が取りにくくなる可能性があるため、急ぎの場合は早めに相談するのがおすすめです。

張り替えに適した季節はある?

ふすまの張り替えは、1年通してできますが、比較的湿度が低く、気温が安定している秋から春にかけて行うのがおすすめです。

気温が安定している春や秋は、ふすま紙の乾きが良く、シワができにくいため、張り替え作業に適しています。

また、湿度の少ない時期は、貼り直し後のふすまが長持ちする傾向もあります。

一方、梅雨や冬は避けるのが無難です。

梅雨の時期は湿度が高いため、紙がふやけてシワになりやすく、冬は乾燥し過ぎて紙が割れやすくなる可能性があります。

とはいえ、最近のふすま紙は、湿度や温度の変化に強いものが多く、1年を通して張り替えが可能なものもあります。

そのため、最適な時期については、業者に相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

ふすまの張り替えは、見た目だけでなく、住まいの快適さや清潔感を保つために大切な作業です。

自分で張り替えを行えば費用を抑えられる一方、プロに依頼すれば高品質な仕上がりと手間の軽減が期待できます。

自分で行うか、プロに依頼するか、それぞれのメリット・デメリットを比較して決めましょう。

ふすまの張り替えは、DIYでもプロに依頼しても、部屋の雰囲気がガラリと変わるので、ぜひ挑戦してみてください。

DIYドア通販本店では、和柄やモダンなデザインの本襖を販売しています。ふすまの張り替えを検討している方はぜひお問い合わせください。