襖と障子の違いとは?特徴や使い分け方を徹底解説!

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

襖と障子の違いとは?特徴や使い分け方を徹底解説!

日本の伝統的な住まいには欠かせない襖と障子ですが、その違いをご存じでしょうか?

この記事では、襖と障子の特徴や役割、選び方のポイントについて詳しく解説します。

DIYドア通販本店では、襖や障子を洋風ドアにリフォームできる木製引き戸を販売しています。襖や障子を新しくするだけでも部屋の雰囲気が大きく変わるので、ぜひご覧ください。

襖と障子の基本的な違いと役割

襖と障子の基本的な違いを紹介します。

襖の特長と構造

襖(ふすま)は、木枠や紙、布で作られた日本の伝統的な建具で、主に部屋を仕切るために使用されます。

例えば、襖はプライバシーを確保したい寝室や客間で使用されることが多く、音や視線を遮る役割を果たします。

襖の表面は襖紙で覆われており、和風の柄やモダンなデザインが選べるのが特徴です。

また、裏面には補強用の紙や布が貼られており、耐久性が高い点も魅力です。

障子の特長と構造

障子(しょうじ)は、木枠に障子紙を貼ったシンプルな構造で、和室に自然光を取り入れる役割があります。

光を柔らかく拡散することで、部屋全体を明るくする一方、外からの視線を遮ることが可能です。

例えば、リビングと和室を仕切る際に障子を使うと、開放感を損なわずに空間を区切れます。

また、障子紙には和紙やプラスチック製の強化紙などがあり、耐久性や見た目の違いを楽しめます。

襖と障子の3つの違い

襖と障子の違いについて、以下の3つの観点で紹介します。

  • 機能性の違い
  • メンテナンスの違い
  • 張り替えにかかる値段の違い

それぞれの違いについて解説します。

機能性の違い

襖は遮音性や遮光性が高く、プライバシーを確保したい空間に適しています。

一方、障子は光を通すため、自然光を取り入れながら部屋を仕切りたい場合に向いています。

例えば、リビングと寝室を仕切る場合には襖が適しており、日中の光を取り入れたいリビングでは障子が重宝されます。

メンテナンスの違い

襖のメンテナンスは比較的簡単で、汚れた場合は表面を拭き取るだけで済みます。ただし、襖紙の破れや色あせが目立つ場合には張り替えが必要です。

一方、障子は破れやすさがあるものの、破れた部分だけを補修できるため、手軽にメンテナンスできます。小さな破れ程度なら、補修用テープだけで修理することが可能です。

張り替えにかかる値段の違い

襖紙の張り替えは、素材やデザインによりますが、一般的な紙質であれば1枚あたり2,000円~3,500円程度で張り替えできます。高級紙になると1枚あたり18,000〜25,000円と価格が上がります。

一方、障子紙の張り替えは比較的安価で、1枚あたり3,000円~4,000円程度が目安です。

デザイン性を重視して高級な襖紙を選ぶと費用が高くなる一方、障子はDIYでも簡単に張り替えられるためコストを抑えられます。

参考:くらしのマーケット

襖と障子の選び方の3つのポイント

襖と障子の選び方を3つのポイントで紹介します。

  • 用途に応じて選ぶ
  • 部屋のデザインに合わせて選ぶ
  • 予算に合わせて選ぶ

それぞれの選ぶポイントを紹介します。

用途に応じて選ぶ

部屋の用途に応じて、襖と障子を使い分けることが重要です。

例えば、音や光を遮りたい寝室や客間には襖が適しています。一方、開放感を保ちながら光を取り入れたいリビングや廊下には障子がおすすめです。

部屋のデザインに合わせて選ぶ

部屋全体の雰囲気に合わせた建具を選ぶことで、統一感のある空間を作れます。

例えば、伝統的な和室には柄の入った襖や和紙の障子がよく合います。一方、モダンなインテリアにはシンプルな無地の襖紙や、モダンデザインの障子紙が適しています。

予算に合わせて選ぶ

予算も選択の重要なポイントです。襖はデザイン性が高いものほど費用がかさむ一方、障子は比較的安価に取り替えが可能です。

DIYが得意な方なら、障子の張り替えを自分で行うことでコストを抑えられます。

襖と障子のメンテナンス方法

襖と障子のメンテナンス方法を紹介します。

襖のメンテナンス

襖の汚れは乾いた布や柔らかいブラシで軽く拭き取ると良いでしょう。

汚れがひどい場合は、水拭きを避けて中性洗剤を含ませた布で優しく拭き取るのがおすすめです。

また、長期間使用すると襖紙が剥がれたり傷ついたりすることがあるため、定期的な張り替えを検討しましょう。

障子のメンテナンス

障子の破れや汚れには、専用の補修テープやスプレーが便利です。

小さな破れなら補修テープで簡単に修理可能ですし、全体の汚れが気になる場合は障子紙を張り替えると新品同様になります。

また、障子紙を強化紙に替えることで破れにくくすることもできます。

まとめ

襖と障子はそれぞれに異なる特長があり、用途やデザイン、メンテナンスのしやすさに応じて選ぶことで快適な住空間を作れます。

遮光性やプライバシーを重視するなら襖を、自然光を取り入れたい場合には障子を選ぶのがおすすめです。

部屋のデザインや予算に合わせて、最適な建具を取り入れてみてはいかがでしょうか。

DIYドア通販本店では、襖や障子の枠そのままで洋風ドアにリフォームできる木製引き戸を販売しています。工事が不要で簡単に取り付けられるので、ぜひご覧ください。

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

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