木製ガラス引き戸の価格相場はいくら?種類・サイズ別の費用と選び方を徹底解説

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

木製ガラス引き戸の価格相場はいくら?種類・サイズ別の費用と選び方を徹底解説

木製ガラス引き戸は、木の温かみとガラスの開放感を両立し、和風、モダン、北欧テイストなど、様々なインテリアに調和します。光を取り込みながら空間を柔らかく仕切ることができるのも魅力です。

しかし、購入や設置を検討する上で気になるのが「価格」です。この記事では、木製ガラス引き戸の価格相場やコストに影響する要素、選び方、費用を抑える工夫について、初心者にも分かりやすく丁寧に解説します。

DIYドア通販本店では、木製引き戸を販売しています。カラーバリエーションが豊富で、取っ手のカラーも選べます。

ガラスの代わりに割れにくい樹脂パネルを使っており、窓の大きさや形を選べる点も魅力です。

木製ガラス引き戸の価格相場

ホームセンターやネット通販で手軽に購入できる既製品の木製ガラス引き戸は、価格が比較的リーズナブルで、施工も簡単な点が魅力です。標準的なサイズやシンプルな構造の製品であれば、1枚あたり約20,000円〜70,000円前後が目安となります。

最近では既製品でもモダンな格子入りデザインや、選べる色・素材のバリエーションが増えてきており、低価格帯でも満足度の高い製品を選べるようになっています。

木製ガラス引き戸の価格に影響する主な要素

木製ガラス引き戸の価格に影響するものを紹介します。

木材の種類

木製引き戸に使用される木材は見た目だけでなく、耐久性や価格にも大きく関わります。

主な木材の種類や価格帯は以下のとおりです。

木材の種類特徴価格帯
スギ・ヒノキ比較的安価で加工しやすい。ナチュラルで和風な印象を演出。安価
ナラ(オーク)硬く丈夫。洋風インテリアにも馴染む木目が特徴。中程度〜やや高め
ウォールナット高級感のある濃い色味と重厚な印象。最も高価


これらに加えて、チークやアッシュなどの輸入材を使用すると、価格が高くなる傾向にあります。木材の質感や色合い、香りも選ぶポイントとなるため、ショールームなどで実物を見て選ぶのがベストです。

引き戸のタイプ

開閉方式の違いでも価格や施工の手間が異なります。

引き戸の主な種類は以下のとおりです。

引き戸のタイプ特徴価格帯・施工
片引き戸1枚構成で最もシンプル。価格も安価でDIY向き。
引き違い戸2枚以上の構成で大きな開口部向き。価格は2枚分以上、レールも追加が必要。
吊り戸(上吊りタイプ)床レール不要でバリアフリー。施工費や部材コストが上がる傾向にあります。

引き戸の構造や設置方法によっても、必要な部品や作業時間が変わるため、施工費込みの見積もりを確認して選ぶと安心です。

失敗しない木製ガラス引き戸の選び方

木製ガラス引き戸の選び方を紹介します。

設置場所に合わせて選ぶ

木製ガラス引き戸を選ぶ際には、設置する部屋や目的に応じて必要な機能やデザインが異なります。例えば、リビングや廊下の間仕切りとして使用する場合は、開放感と明るさを確保するために透明またはすりガラスを選ぶのが良いでしょう。

一方、脱衣所やトイレなど視線を遮りたい場所には、型板ガラスやすりガラスを使用するとプライバシーが保護されるため安心です。また、和室に設置する場合は、格子のデザインや和紙調のガラスを取り入れることで、その雰囲気を壊さない工夫ができます。

設置場所の広さや通気性、直射日光の影響も考慮し、最適な素材と仕様を選ぶことが重要です。

デザイン・インテリアとの相性で選ぶ

引き戸はインテリアの一部としても重要な役割を果たします。家具や床材との相性を考慮し、木材の色味やガラスの質感を選びましょう。

例えば、ナチュラル系の部屋には明るいスギやヒノキが合い、シックな空間にはウォールナットが映えます。

また、取っ手や金物のデザインにも注目すると、細部まで統一感のある空間が演出できます。最近ではブラックアイアンの取っ手や、真鍮製の高級感ある金具も人気です。

引き戸の開閉方式で選ぶ

引き戸にはいくつかの開閉方式があるため、設置場所に合わせて選びましょう。

木製ガラス引き戸を選ぶ際、間取りがコンパクトであれば、ドアが1枚で済む片引き戸がコストも安価でおすすめです。

広い部屋や通風が必要な空間には、開口部を大きくとれる引き違い戸が最適でしょう。また、床にレールがない吊り戸は、掃除がしやすく段差がないためバリアフリーに対応できます。

開閉時の音の静かさや動作の滑らかさは製品によって差があるため、ショールームで実際に試してみることをおすすめします。

予算やメンテナンス性も考慮する

見た目の美しさだけでなく、メンテナンスのしやすさや耐久性も大切です。汚れがつきにくいガラス加工、傷が目立ちにくい木材、交換しやすい戸車など、長く快適に使える仕様を意識しましょう。

また、引き戸の滑りが悪くなった際の調整方法や部品の取り替えやすさも、長期的に使ううえでの重要なポイントになります。

木製ガラス引き戸を安く導入するためのコツ

木製ガラス引き戸を安く導入するためのコツを紹介します。

既製品をうまく活用する

規格サイズの既製品は、コストを抑えながらも品質が安定しており、最も手軽に選べる選択肢です。扉の開口サイズが標準規格に近い場合は、オーダーメイドにする必要がないため、大幅な費用節約になります。

また、既製品は量販店やネット通販で購入でき、配送から設置まで対応してくれる業者も多く存在します。最近では、デザイン性に優れたモデルやカラー、ガラスのバリエーションが豊富な既製品も増えており、選択肢が広がっています。

DIYで取り付けて施工費を節約する

DIYが得意な方は、レール設置から扉の吊り込みまで自分で行うことで、施工費を削減可能です。必要な道具や取り付け方は動画や記事で学べるため、初心者でもチャレンジしやすいリフォームのひとつです。

特に吊り戸やアウトセットタイプの引き戸は、比較的設置が簡単で、施工業者を頼らずに済むケースもあります。事前にしっかり採寸し、水平を保つことが成功のカギです。

まとめ

木製ガラス引き戸の価格は、既製品なら約2万円〜8万円程度、オーダー品では10万円〜30万円以上と、仕様に応じて大きく異なります。価格に影響するのは、使用する木材・ガラスの種類、開閉方式、サイズ、そしてデザイン性など多岐にわたります。

設置場所やインテリアに合った最適な引き戸を選ぶことで、住まいの快適性と見た目の美しさを両立できます。

理想の空間にぴったりの木製ガラス引き戸を選び、機能性と美しさを兼ね備えた快適な住まいづくりを実現しましょう。

DIYドア通販本店では、2万円台で購入できる木製引き戸を取り扱っています。カラー・サイズ・引き手を選べるため、好みにあった引き戸を見つけられるでしょう。

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

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