押入れの収納アイデア10選!収納のコツやDIYでもっと使いやすくする方法も紹介

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押入れの収納アイデア10選!収納のコツやDIYでもっと使いやすくする方法も紹介

「大容量なはずの押入れが、ごちゃごちゃしていて使いにくい」「布団や季節家電でパンパンになっている押入れのスペースを有効活用したい」などと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

日本の住宅に古くからある押入れですが、独特の構造をしているため上手く活用できないと悩んでいる人も多いです。

そこで本記事では、押入れ収納のアイデアを10選紹介します。押入れの空間を上手く活用するコツや上級者向けのDIYテクニックなどもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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押入れを上手に活用するための収納のコツ

まず、押入れの空間を上手に活用するためのコツを2つ紹介します。

このコツを押さえるだけで、収納スペースを最大限に使用できるだけでなく、衣類や小物の出し入れも楽に行えるようになります。

上段・中段・下段に収納するものを使用頻度によって分ける

押入れは多くの場合、上段(天袋)・中段・下段の3つのエリアに分かれています。

それぞれのエリアに収納するものは、使用頻度によって分けましょう。

エリア使用頻度
上段使用頻度が非常に低いもの羽毛布団、浴衣、礼服、思い出の品
中段使用頻度が非常に高いものオンシーズンの衣類、バッグ、掃除用品
下段使用頻度がそこそこ高いもの季節家電、シーズンオフの衣類、防災グッズ

また、使用頻度だけでなく物の重さにも気をつけましょう。

上段にはなるべく軽量のもの、下段には重量のあるものを収納するようにしてください。重いものを上段に入れると棚板が歪む恐れがあります。

奥行きがある場合は手前と奥で使い分ける

押入れに奥行きがある場合は無理に一つの空間として使おうとせずに、手前と奥エリアで分割して使い分けるようにしましょう。

手前のエリアには、オンシーズンの衣類や掃除用品など使用頻度の高いものを置きます。奥のエリアには、ミシンや季節家電など使用頻度の低いものを置きます。

ただし、使用頻度が低くても防災グッズのような緊急性のあるものは手前側に置いてください。

手前と奥で分けることで、押入れの奥行きを上手く活用できます。収納スペースも格段に増えるでしょう。

【上段】押入れの収納アイデア3選

出し入れしにくい上段は、取り出しやすさを意識するのがポイントです。

また、ホコリも溜まりやすいので、荷物は必ずケースやボックスにしまうようにしましょう。

取っ手付きの収納ケースで取り出しやすく

上段は背伸びをしたり踏み台が必要になったりと、物を取り出しにくいエリアです。

そこでおすすめなのが取っ手付きの収納ケースです。取っ手が付いている収納ケースを活用すれば、背の低い人でも楽に取り出すことができます。

また、布製の軽いボックスなら、万が一落としても床に傷がつきにくいため安心です。

フタ付きの収納ケースでホコリからガード

上段はホコリが溜まりやすい場所でもあります。

そのため、特に大事なものはフタ付きの収納ケースにしまいましょう。プラスチック製のケースを選べば、カビや害虫などから中身を守ることもできます。

また、分かりやすいようにケースの前面にラベルを貼るのもおすすめです。

羽毛布団は圧縮袋へ

羽毛布団や夏用の掛け布団は圧縮袋でコンパクトにするのがおすすめです。

ただし、羽毛布団を長期間圧縮すると、羽が折れて本来のふっくら感が損なわれる可能性があります。

もし羽毛布団を圧縮袋に入れる場合は、空気を抜きすぎずに少しゆとりを持たせる程度に留めておきましょう。

【中段】押入れの収納アイデア4選

高頻度で使用するものを収納する中段は、より細かく空間を分断するのがポイントです。ラックや棚を活用して、上下の空間や奥行きを上手く活用しましょう。

オンシーズンの衣類は突っ張り棒・ハンガーラックへ

オンシーズンの衣類を収納する場合は、突っ張り棒や押入れ用のハンガーラックを活用すると、取り出しがかなり楽になります。

衣類を畳む手間も省けるので洗濯した服も効率的にしまえるようになります。

服が多い人は、2列になっているハンガーラックがおすすめです。

後列はやや取り出しにくいので、前列にオンシーズンの服、後列にオフシーズンの服のように分けると良いでしょう。

伸縮ラックで空間を上下に分断

中段は高さがあるため、そのまま使うと上の空間がデッドスペースになりがちです。

上の空間を上手く活用したい場合は、幅や高さを調整できる伸縮ラックがおすすめです。

ラックを置くだけで簡単に空間を上下に仕切ることができ、収納力が倍増します。

上にはバッグや布団などを、下には収納ケースや掃除用具などを置けば空間を無駄なく活用できます。

布団の収納にはすのこを活用

押入れは湿気がこもりやすい場所です。特に湿気を吸いやすい布団を直に棚板に置くと、カビが生えやすくなります。

そのため、布団を収納する場合は下にすのこを一枚敷きましょう。すのこを敷けば布団と棚板の間に空気の通り道ができるので、湿気が溜まるのを防いでくれます。

何枚も布団を重ねる場合は、除湿剤を使用するのもおすすめです。

使用頻度の低いものはラックに収納して奥側へ

押入れに奥行きがある場合は、手前と奥で空間を分けましょう。

奥側に横長のラックや収納棚などを置いて使用頻度の低いものを収納すれば、奥のデッドスペースを上手く活用することができます。

そして手前にはハンガーラックや普段使い用のラックなどを置くことで、日々の取り出しがスムーズになります。

【下段】押入れの収納アイデア3選

低い位置にある下段は、出し入れのしやすさを重視するのがポイントです。

また、低さを利用して子ども用の衣類やおもちゃを収納するスペースとして活用するのもおすすめです。

キャスター付きのラックやチェストで出し入れをスムーズに

下段に物を収納するときは、キャスター付きのラックやチェストを使用すると良いでしょう。

本や飲料のストックなど重たい物を収納したとしても、片手で簡単に引き出すことができます。

押入れの床を掃除するときも、ボックスや物を一つひとつ取り出す必要がなくなるので、かなり効率化できます。

重量があるものはキャリーに載せると楽チン

重量があるものは押入れの床にそのまま置くのではなく、キャリーに載せるようにしましょう。

たとえば、除湿機やファンヒーターといった重くて持ち運びが大変な物をキャリーに載せておけば、掃除するときや使うときの取り出しが非常に楽になります。

その上、キャリーに載せれば取り出すときに床が傷つく心配もありません。

子どものおもちゃは半透明の収納ケースへ

小さな子どもがいる家庭は、押入れの下段を子ども用のスペースとして活用するのがおすすめです。子どもの目線に近いため、自分で出し入れしやすくなります。

収納ケースは、中身がうっすら見える半透明の製品を選ぶのがポイントです。

どこに何があるかが子どもにも分かりやすく、自分でお片付けする習慣を育むこともできるでしょう。

押入れをDIYでもっと使いやすくする方法

押入れをもっと使いやすくしたい人向けに、簡単なDIYもいくつか紹介します。

なお、DIYをする場合は周りの壁や家具を傷つけないように注意してください。

襖を外す

襖が開閉しにくくなっている場合は、思い切って外してみましょう。襖が無くなるだけで、部屋に開放感が生まれます。

もし押入れの中が丸見えとなるのに抵抗がある人は、突っ張り棒でカーテンやロールスクリーンを取り付けるのがおすすめです。

ガラッと雰囲気を変えたい場合は、クローゼット扉を取り付けるのも良いでしょう。DIYドア通販本店なら、押入れ用のクローゼットドアを販売しています。

棚板を外す

押入れの真ん中にある「中段」の棚板を外せば、一つの大きな空間として使えるようになります。

背の高い扇風機やゴルフバッグなどを収納したり、ハンガーパイプを取り付けて一般的なクローゼットのように使ったりと、収納の自由度が格段に上がります。

外した後に押入れの中をペンキで塗ったりリメイクシートを貼ったりして、おしゃれにリフォームするのもおすすめです。

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有孔ボードを取り付ける

押入れの奥の壁や側面の壁に有孔ボードを取り付ければ、バッグ・帽子・ベルトなどの小物を引っ掛けて収納できます。

専用のフックや棚を使えば、自分仕様にレイアウトすることも可能です。どこに何があるかのか一目瞭然となるため、小さいものを探すのも楽になるでしょう。

押入れの空間を上手く活用して使いやすい収納スペースにしよう

本記事では、ごちゃごちゃしがちな押入れを使いやすい収納スペースに変えるためのコツや具体的なアイデアを紹介しました。

押入れの空間を活用するには、上段・中段・下段でしまう物を分けること、手前と奥で空間を分けることがポイントです。

ぜひ記事内で紹介したアイデアを参考に、収納の仕方を見直してみてください。いずれのアイデアも、百円ショップやホームセンターなどで購入できるアイテムで再現できます。

DIYドア通販本店では、様々な種類の押入れ用クローゼット扉を販売しています。扉の取り付けを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。

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