押入れをウォークインクローゼットにできる?リフォームする場合の費用相場も紹介

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

押入れをウォークインクローゼットにできる?リフォームする場合の費用相場も紹介

古い住宅についている押入れは、現代のライフスタイルに合ったウォークインクローゼットにリフォームすることが可能です。

実際に「衣類が増え続けて、押入れだけでは収まりきらない」「住宅についてきた押入れが使いにくい」などと悩んでいる人は実際多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、押入れをウォークインクローゼットに改造するメリット・デメリットやリフォーム費用の相場などを解説します。また、業者依頼から押入れ工事の流れまでまとめているので、ぜひ参考にしてください。

DIYドア通販本店では、さまざまな種類の押入れ用クローゼット扉を販売しています。扉の取り付けを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。

押入れをウォークインクローゼットにリフォームできる?

押入れをウォークインクローゼットにリフォームすることは可能です。

もともと押入れは布団を収納するために作られており、一般的なクローゼットよりも奥行きが深いです。そのため、大容量のウォークインクローゼットにリフォームするのに向いていると言えます。

ただし、ウォークインクローゼットのリフォームはDIYで済ませるべきではありません。機能的で安全なウォークインクローゼットへ改造するには、専門的な知識と技術が必要であるためです。

たとえば、改造後のウォークインクローゼットに照明やコンセントを増設したい場合は、「電気工事士」の国家資格を持つ人でなければ行ってはなりません。

押入れを安心して使えるウォークインクローゼットへ改造するために、必ずリフォームの専門業者に依頼しましょう。

どうしてもDIYでクローゼットを設置したいのであれば、DIYドア専門店の製品を利用することをおすすめします

DIYドア通販本店では、さまざまな種類の押入れ用クローゼット扉を販売しています。扉の取り付けを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。

押入れをウォークインクローゼットにするメリット

押入れをウォークインクローゼットに本当に改造しても大丈夫なのか迷っている人もいるでしょう。

そんな人に向けて、押入れをウォークインクローゼットにする3つのメリットを紹介します。

  • 収納量が格段に増える
  • 身支度を1箇所で完結できる
  • 通気性を確保できる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

収納量が格段に増える

押入れをウォークインクローゼットに改造すれば、収納量を格段に増やせます。

押入れの棚板を取り払ってハンガーパイプや引き出しなどを取り付けることで、押入れの収納スペースを最大限に活用することが可能です。

また、押入れの収納量が増えれば、衣類だけでなくファッション小物やスーツケースなども1箇所にまとめて収納できるようになります。

他の部屋で散らばりがちだったものを押入れに集約できるため、家全体をすっきり片付けられるでしょう。

身支度を1箇所で完結できる

家にウォークインクローゼットが新設されれば、身支度を1箇所でできるようになるのもメリットと言えます。

ウォークインクローゼットの中で服選びから着替えまで済ませることが可能です。また、壁に全身鏡があれば、身だしなみの最終チェックまでクローゼットの中で完結します。

朝の忙しい時間帯に、色んな部屋から服や小物を集めてくる必要がなくなるので時短にもつながるでしょう。子どもがいる場合は中で一緒に着替えることもできます。

通気性を確保できる

押入れをウォークインクローゼットに改造するメリットとして、通気性を確保できるようになることも挙げられます。

従来の押入れは空気がこもりやすく、湿気やカビの温床になりがちです。

ウォークインクローゼットにリフォームすれば、空気が入る空間が大きくなるため通気性が良くなります。

また、改造の際に防カビ機能のある壁紙に変えたり、小型の換気扇を設置したりするのもおすすめです。

大切な衣類を湿気やカビから守り、常に良い状態で保管できるようになるでしょう。

押入れをウォークインクローゼットにするデメリット

ウォークインクローゼットへの改造は多くのメリットがある一方で、いくつかデメリットもあります。

  • コストがかかる
  • 隣接する部屋が狭くなる可能性がある
  • 家の強度に影響が出る恐れがある

リフォームを決定する前にデメリットにも目を通しておきましょう。

コストがかかる

押入れをウォークインクローゼットにリフォームするには、やはりそれなりの費用がかかります。

壁の解体・内装工事・電気工事・建具の設置など、工事の規模が大きくなるほど費用は高くなります。

下の見出しにてリフォームする際の費用相場も紹介しているので、そちらも参考にしっかりと予算計画を立てておくことが重要です。

隣接する部屋が狭くなる可能性がある

もともとの押入れの大きさや希望するウォークインクローゼットの広さによっては、隣接する部屋が狭くなる可能性があります。

ウォークインクローゼットには人が中に入るための通路スペースが必要となりますが、押入れの広さだけでは足りない場合があるためです。

足りないときは隣接する部屋のスペースを一部取り込むこととなり、寝室や子ども部屋などの居住スペースが狭くなる可能性もあります。

リフォームについて家族と話し合うときに、収納と居住空間のどちらを優先するのか、しっかり検討しましょう。

家の強度に影響が出る恐れがある

押入れを改造すると、家自体の強度に影響が出る恐れもあります。

古い木造住宅は、押入れの棚板や内部にある柱が家全体の構造を支えている可能性があるためです。

そのため、知識のないまま自己判断で解体もしくは撤去してしまうと、家の耐震性にも影響を及ぼす危険性があります。

専門業者に依頼する際に、家の強度や耐震性に影響がないか必ず確認しましょう。

ウォークインクローゼットへのリフォームを業者に依頼する流れ

ここからは、実際にリフォームを専門業者に依頼する場合の手順を紹介します。

  1. リフォーム会社を探す
  2. 現地調査とヒアリングが行われる
  3. プランと見積もりを提示される
  4. リフォーム会社と契約する
  5. 工事が始まり、完成後チェックする

各手順について、以下より詳しく解説します。

1.リフォーム会社を探す

まずは、インターネットや広告などからリフォームを依頼する会社を探しましょう。

おおよその費用や押入れのリフォーム実績などを確認して選ぶのがポイントです。

2.現地調査とヒアリングが行われる

リフォーム会社を決めたら申し込みを行いましょう。指定の日に担当者が自宅を訪れ、押入れの現状についてサイズや構造などが確認されます。

それと同時に、どんなウォークインクローゼットにしたいか、予算はいくらかといったことを聞かれるので、要望を適宜伝えてください。

3.プランと見積もりが提示される

現地調査とヒアリング内容をもとに、担当者が具体的なプランと見積書を作成してくれます。

このとき、1社のみで決めきるのではなく、2〜3社からプランや見積もりを作成してもらい比較しましょう。

複数社を比較したほうが、より希望に近いリフォーム会社を見つけやすくなります。

4.リフォーム会社と契約する

プランと見積もりに納得できるリフォーム会社が見つかったら、正式に工事請負契約を結んでください。

契約を締結したら、工事の日までに押入れの中身はすべて別の場所へ移動させておきましょう。

5.工事が始まり、完成後にチェックする

リフォーム会社と取り決めた日に工事が始まります。規模にもよりますが、一般的な工事期間は数日〜1週間程度が目安です。

工事が完了したら担当者と一緒に仕上がりをチェックし、問題がなければ引き渡しとなります。

押入れをウォークインクローゼットへリフォームする場合の費用相場

ウォークインクローゼットへリフォームする費用の相場は、工事の規模によって大きく変動します。

リフォーム内容費用相場
押入れの解体や撤去1〜3万円
棚板やパイプの設置1〜3万円
壁紙や床材の張り替え3〜5万円
扉の交換6〜10万円
照明やコンセントの設置1〜5万円

上記の工事をすべて行う場合、合計で20万円ほどかかります。

ただ、壁紙の素材や建材のグレードによっても費用は変動するため、50万円ほどかかることもあります。

正確な費用を知るためにはリフォーム会社に現地調査を依頼し、詳細な見積もりを出してもらいましょう。

押入れを改造して理想のウォークインクローゼットを実現しよう

本記事では、押入れをウォークインクローゼットにリフォームするメリット・デメリットや費用について詳しく解説しました。

ウォークインクローゼットに改造すると、収納量が増えたり効率的に身支度できるようになったりと多数のメリットがあります。

ただし、改造には高額なコストがかかったり隣接する部屋が狭くなったりすることもあるため、その点も踏まえて実際にリフォームするかどうか検討しましょう。

また、専門業者に依頼する場合は、なるべく複数の会社から見積もりを取ってください。2~3社を比較することで、より希望に近い業者を見つけやすくなります。

DIYドア通販本店では、さまざまな種類の押入れ用クローゼット扉を販売しています。扉の取り付けを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

関連記事