障子とカーテンは、どちらも窓辺を飾るアイテムとして一般的ですが、両方を併用することで得られる効果をご存知でしょうか？

この記事では、障子とカーテンを両方使うメリット・デメリットを詳しく解説します。さらに、賃貸住宅でも設置可能な方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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障子とカーテン両方使うメリット

障子とカーテンを併用することで、それぞれの長所を最大限に活かし、より快適な空間を作り出せます。

断熱性・保温性が上がる

障子は、空気の層を作ることで断熱効果を発揮します。そこにカーテンを加えることで、さらに空気の層が増え、断熱性・保温性が向上します。

冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるため、冷暖房費の節約にも繋がります。

プライバシーが保護できる

障子は光を通すため、昼間は外から室内が見えにくい反面、夜間は室内の様子が透けて見えてしまうことがあります。

カーテンを併用することで、夜間でもプライバシーをしっかりと保護できます。

畳の日焼けを防げる

障子だけでは完全に紫外線をカットできません。

そのため、畳は紫外線によって日焼けしやすく、色褪せてしまうことがあります。

障子と遮光カーテンを併用すれば、畳の日焼けを効果的に防ぎ、美しい状態を長く保てます。

障子とカーテン両方使うデメリット

多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。

掃除の手間がかかる

障子とカーテンの両方を掃除するため、手間が増えます。

障子は紙でできているため、定期的に張り替えたり、丁寧にホコリを払う必要があります。カーテンは、素材によって洗濯やクリーニングが必要となり、取り付けにも手間がかかります。

特に、花粉やハウスダストが気になる場合は、掃除の頻度を増やす必要があるでしょう。

設置の工夫が必要になる

障子とカーテンの両方を設置する場合、設置場所の工夫が必要です。

特に、賃貸住宅の場合、鴨居や窓枠に穴は開けられないため、設置方法が限られてきます。

また、障子とカーテンが干渉しないように、設置位置の調整が必要な場合もあります。

障子に合うカーテンを選ぶ際の注意点

障子とカーテンを併用する場合、カーテン選びも重要です。

障子とのバランスを考慮する

和の雰囲気を持つ障子に合わせる場合、和風の柄や落ち着いた色合いのカーテンを選ぶと、統一感のある空間を演出できます。

素材も綿や麻などの自然素材を選ぶと、より調和がとれます。

逆に、モダンなデザインのカーテンを選ぶと、和モダンな雰囲気を演出できます。部屋全体のインテリアとのバランスを考えながら、最適なカーテンを選びましょう。

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必要な機能性を考慮する

遮光性や断熱性、防音性など、必要な機能性を考慮してカーテンを選びましょう。

畳の日焼けを防ぎたい場合は、遮光性の高いカーテンがおすすめです。

断熱性を高めたい場合は、厚手の生地や裏地付きのカーテンを選ぶと良いでしょう。また、防音効果のあるカーテンを選ぶことで、外からの騒音を軽減できます。

掃除のしやすさを考慮する

頻繁に洗濯が必要な場合は、洗濯しやすい素材のカーテンを選ぶと、お手入れが楽になります。

例えば、洗濯機で丸洗いできる素材や、汚れが付きにくい加工がされているカーテンを選ぶと、お手入れが簡単です。

また、プリーツ加工がされているカーテンは、ホコリが溜まりやすいため、こまめな掃除が必要となります。

障子とカーテン両方の設置方法

ここでは代表的な方法と賃貸でも可能な方法を紹介します。

鴨居に取り付ける

鴨居がある場合は、鴨居にカーテンレールを取り付けるのが一般的です。

鴨居用のカーテンレールは、ホームセンターやネット通販などで手軽に購入できます。取り付け方法は、製品によって異なりますが、基本的にはドライバーなどの工具があれば簡単に設置できます。

鴨居にカーテンレールを取り付けることで、安定感があり、カーテンの開閉もスムーズです。

【賃貸OK】鴨居フックや長押フックを使う

賃貸住宅で、鴨居に穴を開けられない場合は、鴨居フックや長押フックを活用するのがおすすめです。

これらのフックは、鴨居や長押に引っ掛けるだけで、簡単にカーテンレールを設置できます。

フックは、様々なデザインや耐荷重のものがあるため、カーテンの重さに合わせて適切なものを選びましょう。

鴨居フックや長押フックは取り外しも簡単なので、引っ越しの際にも便利です。

【賃貸OK】突っ張り式のカーテンレールを使う

鴨居がない場合や、より手軽にカーテンレールを設置したい場合は、突っ張り式のカーテンレールが便利です。

突っ張り式のカーテンレールは、壁や窓枠に突っ張ることで固定するため、穴を開ける必要がありません。そのため、賃貸住宅でも安心して使用できます。

突っ張り式のカーテンレールは、様々な長さやデザインのものが販売されていますので、設置場所に合ったものを選びましょう。

ただし、耐荷重には注意が必要です。重いカーテンを取り付ける場合は、耐荷重の高いものを選ぶようにしましょう。

まとめ

障子とカーテンを両方使うことで、断熱性・保温性の向上、プライバシーの保護、畳の日焼け防止など、多くのメリットが得られます。

一方で、掃除の手間や設置の工夫が必要になるというデメリットもあります。

この記事で紹介した内容を参考に、ご自身のライフスタイルや住環境に合わせて、障子とカーテンの併用を検討してみてはいかがでしょうか。特に賃貸住宅にお住まいの方は、鴨居フックや突っ張り式レールなどを活用することで、手軽に快適な空間を実現できます。

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※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。