初心者でもできる障子替えの方法とポイントを徹底解説
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。
障子の張替えは難しそうなイメージがありますが、適切な道具と手順を知れば初心者でも簡単にできます。
この記事では、障子の張替え手順や便利なアイテム、きれいに仕上げるコツについて詳しく解説します。
さらに、プロに依頼すべきケースも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
DIYドア通販本店では、破れにくい障子紙を使用した障子を販売しています。障子を交換するだけで、汚れていた障子をきれいにできます。
障子替えが必要なタイミング
障子は日々の生活の中で徐々に劣化していきます。以下のタイミングで障子替えを検討しましょう。
障子紙が破れたとき
障子紙は、日常的な開け閉めや、物にぶつかるなどで、簡単に破れてしまうことがあります。
小さな破れでも、放置しておくと、そこから破れが広がる可能性があります。また、見た目も良くないので、早めに張り替えることをおすすめします。
破れた箇所が小さい場合は、補修用のシールなどで応急処置をすることも可能です。
色あせや黄ばみが目立つとき
障子紙は、日光や照明などの紫外線によって、徐々に色褪せや黄ばみが発生します。特に、日当たりの良い場所にある障子は、劣化が早くなります。
色褪せや黄ばみが目立ってくると、部屋全体が暗く感じられ、清潔感も損なわれます。見た目が気になる場合は、張り替えを検討しましょう。
張り替える際には、紫外線に強い障子紙を選ぶと色褪せしにくくなります。
カビが生えたとき
障子紙は、湿気が多い場所や、結露が発生しやすい場所に置かれていると、カビが生えることがあります。カビは、見た目が悪いだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため、速やかに張り替える必要があります。
新しい障子紙には、カビが生えにくい障子紙や、防カビ加工がされている障子紙を選ぶのも良いでしょう。
障子紙がたるんでいるとき
障子紙は、湿度や温度の変化によって、伸び縮みすることがあります。そのため、時間が経つにつれて、障子紙がたるんでくることがあります。
たるんだ障子紙は、見た目が悪いだけでなく、障子全体の強度も弱めてしまいます。また、たるんでいると、開け閉めの際に引っかかったり、破れやすくなったりする原因にもなります。たるみが気になる場合は、張り替えをおすすめします。
障子の張り替えがダメな月は?
障子の張り替えに特に適さない月というのはありませんが、強いて言うならば梅雨時期や湿度の高い時期は避けた方が良いでしょう。
障子紙は湿気を吸いやすく、張った後にたるみやシワの原因になることがあります。また、乾燥している時期の方が、障子紙がピンと張りやすく、きれいに仕上がります。
そのため、一般的には晴れた日が続く時期、特に春や秋がおすすめです。しかし、どうしても梅雨時期に張り替えが必要な場合は、部屋の換気をしっかり行い、障子紙が湿気を吸わないように注意しながら作業を進めましょう。
障子の張り替え手順
障子を張り替える手順を紹介します。
必要な道具
障子の張り替えに必要な道具は、以下の通りです。
- 障子紙
- 障子糊
- ハケまたはローラー
- カッターまたはハサミ
- 定規
- マスキングテープ
- ヘラまたはカッター
- タオルや雑巾
- 霧吹き
- 新聞紙や養生シート
これらの道具を事前に準備しておくと、スムーズに作業を進められます。
障子の張り替えに必要な道具は、ホームセンターやインターネットなどで購入できます。
古い障子紙の剥がし方
まずは古い障子紙を丁寧に剥がしましょう。
- 障子の桟を霧吹きや水をつけたハケで湿らせる
- 数分放置する
- 障子紙をゆっくりと剥がす
- 桟に残ったのりや障子紙を雑巾やヘラを使って剥がす
新しい障子紙の貼り方
古い障子がきれいに剥がれたら、新しい障子紙を貼りましょう。
- 桟にのりを塗る
- 上から障子紙を貼る
- 余分な箇所をカットする
- 乾燥させる
プラスチック障子の張り替え手順
ここでは破れにくいプラスチック障子を張り替える手順を紹介します。
プラスチック障子は両面テープやアイロンで貼るタイプが多いため、本記事では両面テープを使った方法を紹介します。
- 縦方向の桟に両面テープを貼る
- 両面テープの剥離紙をはがす
- 横方向の桟に両面テープを貼る
- 上から障子紙を貼る
- 余分な箇所をカットする
初心者でも失敗しない障子張替えのコツ
障子の張り替えは、初心者にとっては難しく感じるかもしれませんが、以下のコツを押さえれば、きれいに仕上げられます。
- 障子は大きめにカットし最後に微調整する
- のりを均一に塗る
- 上から下に向かって障子紙を貼る
焦らず丁寧に作業をすることが大切です。時間に余裕をもって、無理のないスケジュールで進めましょう。
もし、一人で作業するのが難しい場合は、家族や友人に手伝ってもらうのも良いでしょう。また、張り替えに自信がない場合は、業者に依頼する方法もあります。
障子の張り替えにかかる料金
自分で障子を張り替える場合は、障子紙や道具の購入費用のみがかかります。
障子紙は1枚500円〜1,000円程度で購入できます。
障子の張り替えを業者に依頼した場合にかかる費用は、1枚あたり約3,500円〜15,000円程度です。
出典:くらしのマーケット
障子の張り替えにかかる費用については以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
障子の張替えは、適切な手順を踏むことで初心者でも簡単に行えます。両面テープやアイロンで貼る障子紙など、便利なアイテムを活用することでさらに手軽に作業が進められます。
ただし、枠が壊れている場合や作業量が多い場合は、プロに依頼するのも一つの選択肢です。この記事を参考にして、快適で美しい障子の張替えを実現してください。
DIYドア通販本店では、破れにくい障子紙を使用した障子を販売しています。1枚22,000円で障子を新しく交換できます。
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。