障子の木枠交換が必要なタイミングは?費用や補修方法を詳しく紹介
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。
障子の木枠の交換は、お部屋の印象を変え、機能性も向上させるリフォームです。
この記事では、木枠の交換の必要性から、自分で修理する方法、業者に依頼する場合のポイント、そして交換後のメンテナンスまで、詳しく解説します。
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障子の木枠交換が必要になるタイミング
障子の木枠交換が必要になるタイミングを3つ紹介します。
木枠が折れた
木枠が折れた場合は、交換をしましょう。
障子の木枠が折れてしまう原因は様々です。例えば、強い衝撃が加わったり、経年劣化によって木材がもろくなったりすることが挙げられます。特に、小さなお子さんやペットがいる家庭では、不意の事故で木枠が折れてしまうこともあるでしょう。
木枠が折れてしまうと、障子全体の安定性が損なわれるだけでなく、怪我の原因にもなりかねません。そのため、早急な修理や交換が必要となります。
木枠のゆがみがある
建物の構造的な問題や、木材自体の乾燥・収縮によって、木枠がゆがむことがあります。
特に、築年数が古い家屋や、湿度変化が大きい場所では、木枠がゆがみやすくなります。
木枠がゆがむと、障子の開閉がスムーズに行えなくなるだけでなく、隙間風の原因にもなります。また、無理に開け閉めを繰り返すと、さらにゆがみがひどくなる可能性があります。
ゆがみが軽度であれば、調整で済むこともありますが、重度の場合は木枠の交換が必要となります。
日焼けによる劣化
長年、直射日光にさらされると、木枠は日焼けによる劣化が進みます。
特に、南向きの窓に取り付けられた障子は、日焼けの影響を受けやすく、劣化が早まる傾向にあります。
日焼けによる劣化が進むと、木枠の強度が低下し、破損しやすくなります。また、見た目も悪くなるため、定期的なメンテナンスや、必要に応じて交換を検討しましょう。
障子の木枠交換にかかる費用
障子の木枠を交換する場合は1〜3万円程度の費用がかかります。実際の費用は木枠の素材や大きさ、交換を依頼する業者によって大きく異なります。
業者に依頼する場合、木枠の交換費用に加え、出張費や作業費などがかかります。そのため、事前に複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
DIYドア通販本店では、破れにくい障子紙を使用した障子を販売しています。障子を交換するだけで、汚れていた障子をきれいにできます。
障子の木枠を補修する方法
木枠の破損状況によっては、交換ではなく補修で済む場合があります。
例えば、軽微なひび割れや欠けであれば、木工用パテや接着剤を使って補修することが可能です。
障子の木枠を補修する手順は以下のとおりです。
- 破損箇所を綺麗に清掃
- 木工用パテを充填
- サンドペーパーで表面を滑らかに
- 必要に応じて塗装
補修はあくまで一時的な対処法であり、破損がひどい場合は木枠の交換が必要となります。
自分で補修を行う場合は、必ず換気をしながら、適切な保護具を着用するようにしましょう。自信がない場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。
古い木枠の処分方法
交換した古い木枠は、一般の家庭ごみとして処分できません。
多くの自治体では、木材を粗大ごみとして回収していますが、サイズや重量によって手数料が発生する場合があります。
また、自分で処分場に持ち込むことも可能です。その際は、事前に予約が必要となる場合もあります。
その他、不用品回収業者に依頼して処分することもできます。業者に依頼する場合は、費用がかかりますが、自分で持ち運ぶ手間を省けます。
障子の処分方法については以下の記事でも詳しく解説しているのでご覧ください。
障子の回収方法を徹底解説|自治体ルールや不用品回収業者の活用法
障子木枠を長持ちさせるためのメンテナンス方法
障子木枠を長持ちさせるためのメンテナンス方法を2つ紹介します。
定期的な掃除と修繕
障子の木枠を長持ちさせるためには、定期的な掃除が欠かせません。ホコリや汚れを放置すると、木材の劣化を早める原因になります。
掃除をする際は、乾いた布で優しく拭き取るようにしましょう。また、水拭きをする場合は、固く絞った布を使用し、水分が残らないようにしっかりと拭き取る必要があります。
また、年に数回程度、木枠の状態を確認し、軽微なひび割れや欠けを見つけた場合は、早めに補修を行うことが大切です。
湿気対策と防腐処理
湿度が高い状態が続くと、木材が腐食したり、カビが発生したりする原因になります。そのため、定期的な換気を心がけ、室内の湿度を適切に保つようにしましょう。
また、木枠に防腐剤を塗布することで、腐食やカビの発生を抑制できます。防腐剤は、ホームセンターなどで手軽に購入できます。塗布する際は、取扱説明書をよく読み、適切な方法で行いましょう。
特に、梅雨時期や雨の多い時期には、障子の湿気対策を徹底することが大切です。
まとめ
障子の木枠は、日々の生活の中で気づかないうちに劣化が進んでいる場合があります。木枠の破損やゆがみは、放置すると障子全体の不具合につながるだけでなく、怪我の原因にもなりかねません。
そのため、定期的なメンテナンスを行い、早めに修理や交換を行うことが大切です。木枠の交換は、DIYで行うことも可能ですが、専門的な知識や技術が必要となるため、自信がない場合は専門業者に依頼することをおすすめします。
費用を抑えたい場合は、複数の業者から見積もりを取り、比較検討するようにしましょう。適切なメンテナンスを行うことで、快適な和空間を長く保てます。
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※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。