プラスチック障子紙の貼り方|必要な道具と手順を徹底解説

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

プラスチック障子紙の貼り方|必要な道具と手順を徹底解説

プラスチック障子紙は、従来の和紙に比べて耐久性が高く、手入れも簡単で、長期間使用できます。しかし、初めて貼る方にとっては「どんな道具を使うのか」「どうやって貼れば良いのか」が分からないこともあるでしょう。

この記事では、プラスチック障子紙をきれいに貼るための必要な道具や手順を詳しく解説します。

初心者の方でも安心して作業できるよう、わかりやすくステップを紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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障子の張替えを検討している方は、ぜひご覧ください。

プラスチック障子紙の選び方

プラスチック障子紙を選ぶ際に重要なポイントを紹介します。

種類で選ぶ

プラスチック障子紙には、一般的なものから耐久性が高いものまで、さまざまな種類があります。

例えば、光を通しやすい薄手のものや、耐水性や汚れに強い加工が施されたものなどがあります。

自宅の使用目的に応じて、通気性や光の透過具合を重視したものを選びましょう。また、模様やカラーも豊富なので、部屋のデザインに合わせて選べます。

サイズで選ぶ

障子のサイズは、部屋の大きさや使用する障子枠のサイズに合わせて選ぶ必要があります。

プラスチック障子紙は、規格サイズのものが一般的ですが、カスタムサイズのものもあります。

自宅の障子枠にぴったり合うサイズを選ぶことで、施工が簡単になり、見栄えも良くなるでしょう。

価格で選ぶ

プラスチック障子紙の価格は、品質やメーカー、サイズなどによって異なります。

高品質なものは耐久性が高く、長期間使用できるためコストパフォーマンスが良い場合もあります。予算に合わせて、品質と価格のバランスを考えながら選ぶことが重要です。

プラスチック障子紙を貼る際に必要な道具と材料

プラスチック障子紙を貼るためには、以下のような道具と材料が必要です。

  • プラスチック障子紙:貼る対象となる障子紙本体。
  • 定規またはメジャー:障子紙を正確にカットするために必要。
  • カッターまたはハサミ:障子紙をカットするための道具。
  • 障子用糊や両面テープ:障子を貼る際に使用。
  • スポンジ:糊を均等に塗るために使用。
  • ヘラまたはローラー:障子紙を貼った後、気泡を取り除くために使用。
  • 布巾:仕上げの拭き取りや、糊が余った場合の掃除用。

必要な道具を準備してから作業を始めましょう。

プラスチック障子紙を貼る前の準備

作業を始める前に、以下の準備をしっかりと行いましょう。

  1. 障子枠をきれいにする:既存の障子紙がある場合は、しっかりと取り除いて、枠に残った糊や汚れをきれいに拭き取ります。
  2. 作業場所の確認:障子紙をカットしたり貼ったりするための広い作業スペースを確保します。作業がしやすい環境を整えることで、スムーズに進行できます。
  3. 道具を確認する:必要な道具や材料がすべて揃っていることを確認し、すぐに使用できる状態にします。

貼る前の準備をしっかりと行うことで、作業中の余計な手間を省くことができます。

プラスチック障子紙の貼り方

プラスチック障子紙の貼り方を紹介します。

ステップ1:プラスチック障子紙のサイズを測る

まず、障子の枠に合わせて、プラスチック障子紙のサイズを正確に測ります。障子枠の高さと幅を測り、必要なサイズを算出しましょう。

少し余裕を持たせてカットすることで、貼る際に調整しやすくなります。

ステップ2:プラスチック障子紙をカットする

測ったサイズに基づいて、プラスチック障子紙をカットします。定規を使ってまっすぐにカットすることがポイントです。

カッターを使用する場合は、切りすぎないように注意し、ハサミでカットする場合も慎重に行いましょう。

ステップ3:両面テープorのりを塗る

次に、障子枠に両面テープを貼るか障子用のりを均等に塗ります。のりを使う場合はスポンジやヘラを使い、隅々まで薄く塗り広げましょう。

のりを塗りすぎると、余分にのりが溢れ出てしまうので注意が必要です。

ステップ4:障子紙を貼る

障子枠にプラスチック障子紙を慎重に貼り付けます。障子紙を少しずつ広げて、空気が入らないようにしっかりと貼りつけていきます。

もし気泡ができた場合は、ヘラやローラーでしっかりと押し出しましょう。

ステップ5:仕上げ

最後に、障子紙の端を障子枠にぴったりと合わせて、余分な部分をカットします。

仕上げにもう一度、隅の部分や中心部分に軽く圧をかけて、しっかりと定着させます。

プラスチック障子紙を貼る際によくある失敗とその対策

プラスチック障子紙を貼る作業は比較的簡単ですが、いくつかの失敗が起こりやすいポイントもあります。ここでは、よくある失敗とその対策について紹介します。

シワや気泡ができた場合の対処法

シワや気泡は、障子紙を貼る際に空気が残ったり、糊が均等に塗布されなかったりすることで発生します。

貼った後に気泡ができた場合は、ヘラやローラーを使って、気泡を外に押し出します。気泡が大きくなる前に、早めに対処することが大切です。

シワができた場合は、シワを広げるように軽く引っ張りながらヘラで押さえていきます。

障子紙がずれてしまう原因と予防方法

障子紙がずれる原因は、糊の量や障子紙の貼り方が適切でない場合が多いです。ずれた場合、貼り直しが必要となり、手間がかかります。

障子紙を貼り始める前に、障子枠に対して位置をよく確認し、少しずつ貼り進めましょう。ずれた場合は、すぐに調整できるようにします。

一度に大量に貼らず、少しずつ貼ることで、ズレを防ぐことができます。また、貼りながらヘラでしっかりと押さえていくことも効果的です。

まとめ

プラスチック障子紙の貼り方は、慎重に進めれば初心者でもきれいに仕上げられますが、失敗することもあります。

シワや気泡、障子紙のずれは、早めに気づいて対処すれば簡単に修正可能です。

作業前の準備をしっかり行い、注意深く進めることで、満足のいく仕上がりを実現できます。

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※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。