障子の後付け方法と注意点|DIYで簡単に和の雰囲気をプラス

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

障子の後付け方法と注意点|DIYで簡単に和の雰囲気をプラス

和の雰囲気を手軽に取り入れたいと考えたとき、「障子を後付けできたらいいな」と思ったことはありませんか?実は、既存の部屋や窓にも障子を後付けすることは可能です。

障子を取り付けることで、光を柔らかく取り入れられるだけでなく、目隠しや間仕切りとしての役割も果たします。さらに、カーテンやブラインドと比べてコストを抑えられるため、DIYで挑戦する方も増えています。

本記事では、障子を後付けする方法について、DIYのやり方から業者依頼のポイント、取り付け時の注意点まで詳しく解説します。ご自宅の環境に合わせて、最適な方法を見つけてください!

DIYドア通販本店では、破れにくい障子紙を使った障子を販売しています。3種類の組子デザインから選べるため、部屋の雰囲気を大きく変えることも可能です。

障子を後付けするメリット

障子を後付けするメリットを紹介します。

和モダンな雰囲気を演出

障子を後付けすることで、室内に和の魅力を加えることができます。和室はもちろん、洋室にもぴったり調和し、ナチュラルな木材と障子紙の組み合わせがモダンな空間を作り出します。

最近では、和モダンインテリアが人気を集めており、障子を取り入れることで、落ち着いた雰囲気が生まれます。

採光と目隠しを両立

障子は、柔らかな光を室内に取り入れつつ、プライバシーもしっかり守る優れたアイテムです。

カーテンやブラインドと違い、光を均等に拡散させるので、室内が明るく保たれ、外からの視線も遮れます。日中は自然光を取り入れて快適に過ごせる点が、大きな魅力です。

断熱・調湿効果で快適な室内

障子紙は、空気を通しつつ風を遮るため、室内の温度調整にも役立ちます。夏は強い日差しを和らげ、冬は暖房効率を高め、エネルギーの節約にもつながります。

また、和紙の調湿効果により、湿気の多い季節には余分な水分を吸収し、乾燥した季節には適度な湿度を保ちます。

賃貸でも簡単に取り入れられる

賃貸住宅では壁や窓に穴を開けられないため、障子を後付けするのは難しいと思うかもしれません。

しかし、最近では突っ張り棒や両面テープ、マグネット式の取り付けパーツを使えば、原状回復可能な方法で簡単に障子を取り付けることができます。そのため、賃貸でも気軽に和の空間を楽しめます。

障子を後付けできる場所

障子を後付けできる場所を紹介します。

室内ドアやカーテンの代わりに設置

室内のドアを障子に変えることで、開放感のある空間を作り出せます。

さらに、カーテンの代わりに障子を設置することで、洋室にも和の要素を取り入れつつ、すっきりとした印象を与えることができます。

内窓として設置

窓の内側に障子を取り付けると、断熱効果が高まり、デザイン性のあるインテリアとしても機能します。

特に、冬は冷気対策に、夏は日差し対策として有効です。外からの視線を遮りながら、適度な光を取り入れ、プライバシーを保ちつつ明るい空間を作ることができます。

クローゼットや押し入れの扉に設置

クローゼットや押し入れの扉として障子を使うのもおすすめです。通常の開き戸や引き戸よりも軽くて扱いやすく、空間に柔らかな印象を与えます。

障子は通気性が良いため、湿気がこもりにくく、衣類や布団の収納環境を改善する効果も期待できます。シンプルなデザインからモダンな柄入りまで、インテリアに合わせて選べるバリエーションも豊富です。

障子を後付けする際のチェックポイント

障子を後付けする際のチェックポイントを紹介します。

壁や窓枠の素材

障子を取り付ける前に、設置する壁や窓枠の素材を確認することが大切です。

木材の場合、釘やビスで簡単に固定できるので、取り付けがスムーズです。一方、アルミや石膏ボードには専用の固定具や接着剤を使う必要があり、取り付け方法が異なります。

設置場所に合った方法を選ぶことで、しっかりとした取り付けが可能となります。

設置スペースの確保

障子をスムーズに開閉させるためには、十分な設置スペースが必要です。

レールの厚みや取り付け位置を考慮し、開閉に支障がないか事前に測定することが大切です。これを怠ると、後でスムーズに動かなくなったり、レールがうまく設置できなかったりすることがあります。

障子を後付けする際の注意点

賃貸の場合は原状回復が可能な方法を選ぶ

賃貸住宅に障子を後付けする際は、退去時に元の状態に戻せる設置方法を選ぶことが重要です。

例えば、突っ張り棒やマグネット式の枠を使うことで、壁や窓枠に傷をつけずに取り付けができます。

賃貸では、こうした方法を活用することで、原状回復を気にせず安心して障子を取り入れることができます。

湿気対策をする

障子紙は湿気に弱く、カビやたるみが発生しやすいです。特に湿気の多い季節や地域では、除湿器や換気を活用して湿度を適切に管理することが大切です。

また、プラスチック製の障子紙を使うことで、湿気による劣化を防ぐこともできます。湿気対策をしっかりと行えば、障子を長持ちさせることにもつながります。

定期的なメンテナンスが必要

障子は長期間使うと破れや変色が生じることがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。障子紙は1〜2年ごとに張り替えると、清潔で美しい状態を保てます。

また、木枠が歪んだり劣化したりしていないかを定期的にチェックし、必要に応じて修理を行うことも重要です。

まとめ

障子の後付けは、和モダンな雰囲気を作り、採光や断熱効果を高めるなどのメリットがあります。設置場所や素材、スペースを事前に確認し、DIYや業者に依頼するなど、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

また、賃貸でも原状回復可能な方法を選び、湿気対策や定期的なメンテナンスを行うことで、長く快適に障子を楽しむことができます。

DIYドア通販本店では、破れにくい障子紙を使った障子を販売しています。通気性や吸湿性・保湿性など障子の良い点は活かしたまま従来の障子紙よりも破れにくくなっています。

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。