床の間を収納に活用してもOK?風水的なNG行為と運気を下げない工夫とは
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

和室にある「床の間」は、本来は飾りやおもてなしの場とされていますが、現代の暮らしでは「収納スペースにしたい」という声も多く聞かれます。
ただ、風水的に床の間を物置にするのはタブーだという話も。
この記事では、床の間収納が風水的にどう影響するのか、運気を下げない工夫、タンスやDIY収納の可否、避けたいレイアウトなどを解説します。
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床の間を収納にしてもいい?風水的な基本ルール
現代の住まいでは、限られたスペースを有効活用するために、床の間を収納に使いたいと考える人が増えています。しかし、風水では床の間は「気を整える神聖な空間」とされており、扱い方には注意が必要です。
床の間の本来の意味と風水における位置づけ
床の間は、掛け軸や花などを飾り、訪れる人への敬意を示す場所として設けられた和室の象徴的な空間です。
風水では、このような場所は「気」が集まりやすく、家の運気を左右する重要なポイントと考えられています。
特に、南や東向きの床の間は「陽の気」が入りやすいため、明るく整った状態を保つことで、家庭全体の運気を高める役割を果たすとされています。
床の間を収納として使うと運気は下がる?
床の間を収納に使ったからといって、すぐに運気が悪くなるわけではありません。ただし、風水的には「陰の気」をためやすい空間に変えてしまう危険性があります。
物が多すぎたり、暗い印象になったりすると、気の流れが滞り、知らず知らずのうちに悪い影響が出てしまうこともあるでしょう。
収納として使う場合は、常に整頓し、明るさや清潔感を意識することで、風水的なマイナスを防げます。
床の間にタンスを置いても大丈夫?気をつけたい3つのポイント
床の間にタンスを置くこと自体は問題ありませんが、風水的に見ると次の3点に注意が必要です。
まず、タンスの高さは控えめにして圧迫感を与えないこと。次に、材質は木製や自然素材のものを選び、空間との調和を意識すること。そして最後に、引き出しの中まで整理整頓し、不要なものは入れないことが大切です。
タンスを置く場合も「見た目の清潔感」と「気の流れ」を損なわないようにしましょう。
床の間収納を風水的に活かすポイント
床の間を収納にする際は、風水の観点からも工夫することで、運気を落とさず心地よい空間として活用できます。
「見せる収納」で陰の気を防ぐ
扉のないオープンな棚やカゴを使い、整った印象の「見せる収納」は、陰の気の滞留を防ぐ風水的に有効な方法です。
ポイントは、色味をそろえたり、空間に余白を持たせたりすることです。たとえば、和紙箱や竹かごなど、自然素材を用いた収納グッズを使えば、和室の雰囲気にもなじみます。
飾り棚としても活用できる見せる収納は、機能性とインテリア性の両立に優れ、床の間の気を整える手段にもなります。
気の流れをふさがないレイアウトを意識する
床の間は「気」が集まりやすい場所なので、その流れを妨げない配置が求められます。家具や収納棚を置く際は、床にべったりと密着させず、少し空間を空けるようにしましょう。
また、床の間の正面に鏡や重い印象の装飾品を置くのもNGです。代わりに、気を上向きに整えるとされる観葉植物や間接照明を取り入れると、運気を保ちつつ落ち着いた雰囲気に仕上がります。
運気を下げないアイテム例
風水では、「自然と調和した素材」が運気を高めるとされています。床の間収納でも、木製のラックや天然素材のバスケットなどを使うことで、空間との一体感が生まれます。
さらに、観葉植物を添えると「生気」が加わり、陰の気を中和してくれます。収納用品を選ぶ際は、プラスチック製などの人工的な素材は避け、和の雰囲気になじむ色合いと素材を意識すると良いでしょう。
DIYでできる!風水を意識した床の間収納アイデア
床の間を収納として使いたいけれど、風水も大切にしたいという方には、DIYによる工夫がおすすめです。見た目の統一感を大切にしながら、気の流れや清潔感にも配慮した収納方法を取り入れれば、床の間をより快適な空間として活用できます。扉付きの引き戸収納やオープン棚、和の雰囲気を壊さない自然素材のインテリアを使うことで、収納と風水の両立が可能になります。
クローゼット収納
折れ戸タイプの収納を床の間に設けると、生活感を抑えつつ物を隠せるため、風水的にもおすすめです。とくに、木目調の折れ戸を使えば、床の間の雰囲気に違和感なくなじみます。
内部をきちんと整理し、湿気やホコリがたまらないようにすることも大切です。扉を閉めることで「陰の気」を外に出しにくくする効果もあり、すっきりとした空間を保てます。
オープン棚で「飾り+収納」のハイブリッド活用
棚を取り付けて、収納とディスプレイを兼ねたレイアウトにするのも効果的です。お気に入りの小物や植物を飾りながら、必要なものを整理整頓できます。
風水では、雑然とした印象を与えないことが重要なので、棚に置く物の数や配置にも気を配りましょう。和小物や和紙を使った箱などを並べると、インテリアとしての統一感も出て、床の間の品位を保ちつつ実用性を高められます。
和の雰囲気を壊さないナチュラル素材の活用
床の間に収納を取り入れる際には、素材選びが空間の印象を大きく左右します。たとえば、木や竹、い草などの自然素材を使った収納用品は、和室全体の雰囲気に調和しやすく、風水的にも好ましいとされています。
逆に、金属やプラスチックなどの無機質な素材は「冷たい気」をもたらすとされ、できるだけ避けたいところです。自然の風合いを活かしつつ、整った収納を心がけましょう。
まとめ
床の間を収納に使うこと自体が必ずしも風水的にNGとは限りません。重要なのは「陰の気をためない」「気の流れを妨げない」「清潔感と調和を保つ」ことです。
正しい知識と工夫次第で、床の間をおしゃれかつ運気を損なわない空間として活用できます。
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気になる方はぜひチェックしてみてください。
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