床の間の照明アイデア7選|和室を引き立てる照明の種類・位置・色の選び方とは?
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

床の間は和室の中でも特に視線が集まる場所です。そこに照明の工夫を加えることで、美しさと趣が一段と引き立ちます。
照明には、LEDや間接照明、スポットライトなど多彩な選択肢があり、設置位置や色温度によって印象が大きく変化します。この記事では、照明の種類や選び方、後付けの工夫まで詳しくご紹介します。
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床の間におすすめの照明タイプ
床の間に適した照明には、LED、間接照明、スポットライト、ダウンライトなどがあります。
LED照明|長寿命で設置自由度も高い
LED照明は長寿命で省エネ、熱もこもりにくいため、床の間にも安心して使用できます。テープライト型ならDIYでの後付けも可能で、壁際に設置して間接照明風にするなどアレンジも自在です。
光の明るさや色温度を調整すれば、落ち着きのある空間やモダンな印象も演出できます。
間接照明|柔らかく上品な光で落ち着きのある空間に
間接照明は、光源を隠して壁や天井に反射させることで、空間全体をやわらかく包み込みます。床の間の奥や上部に仕込むことで、落ち着いた雰囲気と奥行きのある演出が可能になります。
木や漆喰など自然素材とも相性が良く、和室に上質な趣を加える照明手法として人気です。
スポットライト|掛け軸や生け花を効果的に演出
掛け軸や生け花など、床の間の主役を引き立てたいときに最適なのがスポットライトです。ピンポイントで光を当てられるため、視線を集中させる演出ができます。
可動式タイプなら、季節の飾りに合わせて照射位置を変えられるのも便利です。光の角度を工夫することで、立体感や奥行きが生まれ、和室にアートのような印象を与えます。
ダウンライト|天井から自然に照らすスタイリッシュな照明
ダウンライトは天井に埋め込んで設置する照明で、空間にすっきりとした印象をもたらします。床の間でも装飾を邪魔せず、自然に光を当てられるため重宝されます。
光の数や角度で陰影を調整しやすく、現代的な和モダン住宅にもなじみます。また、LEDダウンライトなら省エネで長寿命、実用性も兼ね備えています。
照明の「色温度」で変わる床の間の印象
床の間の照明選びでは、光の色味を示す「色温度」に注目することが重要です。
電球色(暖色系)
電球色は、床の間にもっとも適した照明色のひとつです。温かみのあるオレンジがかった光は、木の風合いや和紙の柔らかさを引き立て、空間全体に落ち着きを与えてくれます。
伝統的な掛け軸や香炉、生け花との調和も良く、リラックス感のある空間になるでしょう。まぶしさも抑えられ、初めての照明選びにも最適です。
昼白色
昼白色は自然光に近い明るい光で、モダンな和室やギャラリー風の床の間にぴったりです。スタイリッシュなオブジェや掛け軸を際立たせるのに効果的で、シャープで清潔感のある印象に仕上がります。
ただし、光が強すぎると落ち着きが損なわれることもあるため、素材や明るさとのバランスを意識しましょう。
色温度の違いによる見え方の比較と選び方
電球色は温かみのある質感を演出し、木や陶器の風合いとよくなじみます。一方、昼白色は清潔感や明瞭さがあり、現代的な床の間に適しています。
迷ったときは調光・調色機能付きの照明を選び、シーンに合わせて切り替えるのがおすすめです。照らす対象や空間の目的に応じて、最適な色温度を選びましょう。
目的別・床の間照明の演出アイデア集
床の間に照明を設置して演出するアイデア集を紹介します。
掛け軸や香炉、生け花を照らす配置例
床の間に飾る掛け軸や香炉、生け花などを引き立てるには、照明の配置が重要です。掛け軸には天井や壁の高い位置から斜めに光を当てると、文字や絵柄に美しい陰影が出ます。
また、香炉や花には上や前方から柔らかい光を当てると立体感が出て、落ち着きのある上品な演出が可能です。
季節のしつらえを引き立てる照明演出
床の間では四季折々の装飾が楽しめますが、その魅力を際立たせるには照明の工夫が効果的です。春は電球色のやわらかい光で優しく、夏は昼白色で涼やかに照らすと季節感が演出できます。
調色機能付きLEDを使えば、季節ごとの電球を変えなくても一年を通して使えます。
和モダン住宅にマッチする照明デザイン
和モダン住宅では、木や和紙などの自然素材とシンプルで洗練された照明が調和します。床の間には、スリムなLEDライン照明を天井に仕込み、柔らかく包むような光で上品になるでしょう。
黒やグレーの照明器具を選べば、空間にメリハリが生まれ、現代的で落ち着いた印象に仕上がります。
床の間照明を後付けする際の注意点と電源の確保
既存の和室に照明を後付けする際は、まず電源の確保が重要です。コンセントがない場合は延長コードやコードカバーで目立たない配線を工夫しましょう。
LED照明は熱やちらつきの少ない製品を選び、安全性にも配慮をしましょう。紙製の壁材などがある場合は発熱にも注意が必要です。
床の間を使っていないなら収納へのリフォームがおすすめ
床の間を上手く活用できていない、荷物置きになっているといった場合は、収納スペースへリフォームするのがおすすめです。例えば、折れ戸タイプのドアを設置すればクローゼットとして活用できます。
ドアを閉めれば中が見えないので、すっきりとした印象にもなります。
木製デザインのドアを選べば、和室の空間にも馴染むクローゼットができるでしょう。
まとめ|床の間の照明で和室を格上げしよう
床の間に照明を取り入れることで、和室全体の印象が洗練され、落ち着きと趣のある空間が生まれます。
LEDや間接照明、スポットライトなど目的に応じた照明を選び、色温度や配置にもこだわることで、より品のある演出が可能です。後付けでも手軽に取り入れられるのも魅力です。
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