和室のリフォームにかかる費用の目安とは?費用を抑える方法も徹底解説!

和室のリフォームにかかる費用の目安とは?費用を抑える方法も徹底解説!

和室は襖や障子などは経年劣化しやすく、リフォームが必要になるケースも多いです。また、雰囲気を変えるために洋室にリフォームするケースも少なくありません。

そこで、本記事では和室をリフォームする際の費用やメリット、費用を安くする方法などについて詳しくを紹介します。

和室を洋室にリフォームする際の費用目安

和室を洋室にリフォームする際の費用目安

和室を洋室にリフォームする際の費用の目安は次のとおりです。

目的費用相場リフォーム
洋室模様替え25万円〜40万円1.壁と天井のクロスの張り替え2.畳をフローリングに変更
安価で洋室に近づける45万円〜60万円1.壁と天井のクロスの張り替え2.畳をフローリングに変更3.襖or障子を洋風の建具に変更4.押入れをクローゼットに変更
洋室65万円〜100万円1.畳をフローリングに変更2.襖or障子を洋風の建具に変更3.押入れをクローゼットに変更

目的によって費用相場は大きく変わります。そのため、まずはリフォームする目的を明らかしなければなりません。

和室から洋室にリフォームするメリット

和室から洋室へリフォームすると「メンテナンスの手間が減る」や「ライフステージに合わせて模様替えできる」といったメリットがあります。

和室によくある障子や襖は経年劣化しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。一方、洋室で使用するドアや引き戸などは経年劣化しづらく、メンテナンスや掃除も簡単です。

また「子供部屋を作る」や「書斎を設ける」といったようにライフステージに合わせて気軽に模様替えできるのも特徴です。

和室から洋室にリフォームする際の内容

和室から洋室にリフォームする際の内容

和室から洋室へリフォームする際の内容は次の5つです。

  • 和室畳をフローリングにする
  • 和室を解体してリビングにする
  • 押入れをクローゼットにする
  • 柱が見えないようにする
  • 和室を洋風引き戸やドアにする

ここでは、内容ごとの詳しい内容についてみていきましょう。

和室畳をフローリングにリフォームする

和室畳をフローリングに変えるだけでも洋室の雰囲気が出ます。和室床をリフォームするには「約6万円〜30万円」が必要です。

和室畳とフローリングは構造や段差が異なるため、最初に段差の解消工事や補強工事を行います。ただし、分譲マンションの場合はフローリングの遮音等級が定められているので注意しましょう。

和室を解体してリビングにする

和室を解体してリビングにすると、よりリラックスした空間に生まれ変わります。和室を解体してリビングにする際の流れは次の通りです。

  1. リビングと和室の間仕切りを撤去する
  2. フロアの床の高さを合わせる
  3. 天井の高さを合わせる

和室とフローリングの床や天井の高さは異なるので、細かい調整が必要です。また、和室を解体してリビングにする際は、間仕切りに手を加えて良いか確認しましょう。

押入れをクローゼットにリフォームする

押入れをクローゼットにする際は代わりのドアを設置しましょう。襖を撤去して新しいドアや引き戸を取り付け、中にハンガーラックなど洋服をかけられる仕組みを作ればクローゼットの完成です。また、押入れの中に棚を設置するだけでもクローゼットになります。

柱が見えないようにリフォームする

洋室の雰囲気にするには、柱を見えないように工夫しましょう。和室は「真壁」という柱が見えるタイプ、洋室は「大壁」という柱が見えないタイプが多いです。

真壁から大壁にリフォームするには「壁の厚みを調節」や「耐火ボードの取り付け」などが必要になり、「約15万円〜25万円」かかるのが一般的です。

和室を洋風引き戸やドアにリフォームする

和室を洋室に近づけるには、障子や襖を洋風引き戸に変えるのもおすすめです。建具と敷居を交換するだけでリフォームできます。

ただし、開き戸にしたい場合は隣室の床の高さを合わせなくてはいけません。引き戸の種類や金額にもよりますが、「約3〜22万円」がかかるケースが多いでしょう。

和室から洋室へのリフォーム費用を抑える3つの方法

和室から洋室へのリフォーム費用を抑える3つの方法

和室から洋室へのリフォーム費用を抑える方法は次の3つです。

  • 複数のリフォーム会社に見積もりを依頼する
  • 使用する建材や素材のグレードを落とす
  • できる限りDIYでリフォームする

ここでは、方法ごとの詳しい内容について紹介します。

1.複数のリフォーム会社に見積りを依頼する

複数のリフォーム会社に見積もりを依頼して、比較検討しましょう。リフォーム会社によって提示する見積もり内容は異なります。う

1つのリフォーム会社で決めると、相場より高い値段を支払う事態にもなりかねません。費用の比較サイトなども活用しながら、適正な価格でリフォームできるよう工夫してみてください。

2.使用する建材や素材のグレードを落とす

使用する建材や素材のグレードを落とすことでも、リフォーム費用を抑えられます。例えば、人目につきやすい戸やフローリングはグレードを高くして、それ以外はグレードを下げるといった調整も可能です。グレードを上げる部分と下げる部分を明確にすることが、コストダウンにつながります。

3.できる限りDIYでリフォームする

できる限り自身でDIYすることでも費用を抑えられます。ただし、フローリングの張り替えといった難しい作業をDIYするのはおすすめしません。

簡単な部分はDIY、専門的な技術が必要な部分はリフォーム会社といったように、作業の難易度で区別することで費用を抑えられる範囲が広がります。

和室のリフォームは工夫次第で安くなる

和室のリフォームは工夫次第で安くなる

ここまで、和室を洋室にリフォームする際の費用やメリット、リフォーム内容などを紹介しました。和畳からフローリングに変更したり、和室を解体してリビングにしたりなど、洋室に近づけるためのリフォーム方法はさまざまです。

建材のグレードを落としたり、複数のリフォーム会社から見積もりを取得したりといった工夫次第で和室のリフォームは安く抑えられます。そこで、弊社「DIYドア通販本店」がご提供する「木製引き戸」や「押入リフォームクローゼット」などもおすすめです。

特別な工事いらず、コストも手間もおさえてお手軽にリフォームできます。和室から洋室へのリフォームなら、ぜひ一度ご検討ください。

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