行灯の使い方や活用のアイデアを紹介!部屋に合う行灯の選び方とは?
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

行灯とは、日本における伝統的な照明器具の一つです。木や竹でできた枠に和紙が貼られており、その中で灯をともすため非常に柔らかな光が広がります。
実際に行灯をお部屋に取り入れたいと考えている方の中には「行灯をどこに置けばおしゃれに見えるのかが分からない」「旅館や料亭のような落ち着いた雰囲気を再現したい」と思っている人もいるでしょう。
そこで本記事では、現代の暮らしに合わせた行灯のおしゃれな使い方・活用のアイデアを場所別に紹介します。
また、お部屋にぴったりの一品を見つけるための選び方やおすすめ商品などもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてください。
DIYドア通販本店では、本格的な行灯「富士乃灯」を販売しています。全部で17種類の商品から好みにあったデザインを選べます。
行灯の使い方や活用のアイデア
早速、行灯の配置例や活用アイデアをいくつか紹介します。
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玄関

こちらは玄関に行灯を置いた場合の例です。おすすめの設置場所は、靴箱の横や靴を脱ぎ履きするたたきを上がった隅です。
特に、玄関の靴箱やフローリングの色と行灯に使われている木材の色を揃えると、馴染みやすいでしょう。
玄関に行灯があれば、脱ぎ履きするときに足元を優しく照らしてくれるだけでなく、夜間の安全性を確保するフットライトとしても機能します。
また、来客時にはおもてなしを表現するウェルカムライトとして、上品な雰囲気を演出してくれます。
和室

こちらは和室に行灯を設置した場合の例です。和室も行灯との相性は抜群です。
畳の上や床の間など、どこに置いても馴染みます。本格的な旅館のような凛とした雰囲気になるでしょう。
障子や襖の近くに置けば、行灯の和紙のテクスチャが照らされて障子や襖に美しい陰影が生まれます。空間にさらなる深みを与えてくれるでしょう。
和室を寝室として使っているなら、常夜灯としても最適です。
リビング

こちらはリビングに行灯を設置した場合の例となります。
画像のように行灯は洋風のお部屋とも相性が良く、一つ設置するだけで和モダンな雰囲気を演出できます。
テレビボードの脇や部屋の隅の床に置くのがおすすめです。壁際に置くと、光が壁に反射して空間に奥行きと立体感が生まれるでしょう。
寝室

こちらは寝室に行灯を設置した場合の例となります。
写真のような和モダンな寝室のほかに木製のベッドやタンスなどで家具を揃えた寝室などに馴染みやすいです。
ベッドサイドテーブルや枕元の床に置けば、就寝前の読書灯としても活躍します。もしくは、常夜灯として使用するのも良いでしょう。
和紙を通した柔らかな光は目に優しく、直接的な光と比べて脳を覚醒させにくいです。そのため、スムーズな入眠を助けてくれると言われています。
部屋に合う行灯の選び方
あなたの部屋にぴったりの行灯を見つけるために、3つの選び方のポイントを紹介します。
- デザインや素材で選ぶ
- サイズで選ぶ
- 価格で選ぶ
デザインや素材で選ぶ
行灯は、デザインによってお部屋に与える印象が大きく変わります。
たとえば、白木のような明るい色の木材はナチュラルでモダンな印象を与え、どんな部屋にも馴染みやすいです。
対して、ダークブラウンのような濃い色の木材は空間全体を引き締め、高級感や落ち着いた雰囲気を演出できます。
また、火袋(光を透過させる和紙や布の部分)のデザインで選ぶのも良いでしょう。
無地のものは、光そのものの美しさを楽しめます。一方、伝統的な和柄が描かれたものは、シンプルなお部屋に置けばアクセントとして華やかな雰囲気を出してくれます。
サイズで選ぶ
置きたい場所に合わせて、適切なサイズを選ぶことも重要です。
床に直接置く場合は、高さが30cm以上ある行灯がおすすめです。大きめのサイズを選べば、広いお部屋にポツンと置いただけでもアクセントとなります。
棚やテーブルの上に置く場合は、高さが20cm〜30cm程度のコンパクトな行灯が良いでしょう。小さめのサイズのほうが棚やテーブルとのバランスを取りやすいです。
購入前に行灯を置きたい場所をメジャーで測って、実際に設置したときをイメージしておきましょう。
価格で選ぶ
行灯を選ぶときは、価格も基準にすると良いでしょう。
行灯の価格は、数千円〜数万円と非常に幅広いです。ここまで価格に幅があるのは、木枠・和紙の材質や製法などによって大きく変動するためです。
たとえば木枠に使われている木材が、希少なものか集成材かによって価格が変わります。また、火袋に使われている和紙が、機械漉きか職人による手漉き和紙かによっても価格が上下します。
一般的な行灯の平均価格は1万円〜3万円程度がボリュームゾーンであるため、予算を決めてから部屋に合う行灯を選びましょう。
おすすめの行灯5選
ここからは、DIYドア通販本店で販売しているおすすめの行灯を5つ厳選して紹介します。なお、価格はいずれも33,550円(税込)です。
富士之灯001

「富士之灯001」は、木の温もりと和紙の柔らかな質感を楽しめる一品です。
デザインが非常にシンプルであるため、階段下だけでなく玄関や寝室などどのような場所にも馴染みます。
どの行灯が良いか迷っている方や気軽に行灯を取り入れてみたいと考えている方におすすめです。
富士之灯002

「富士之灯002」は、朝焼けの空や夏の海を思わせる爽やかな色彩が魅力的な行灯です。
ブルーからイエローへのグラデーションが特徴的ですが、ダークブラウンの木枠が全体を引き締めているため子供っぽくなりません。
大人の和モダンな雰囲気のお部屋にもぴったりです。白や青を基調としたお部屋に取り入れれば、より爽やかな雰囲気を演出できます。
富士之灯004

「富士之灯004」は、緑色の和紙に光の粒が浮かび上がっているようなデザインが特徴の行灯です。
緑を基調とした和紙が使用されているので、森林や植物のような自然を想起させてくれます。
寝室のベッド脇や書斎のデスク脇に置けば、静かで落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。
富士之灯009

「富士之灯009」は、黒地に色とりどりの花々が咲き誇るデザインが目を引く行灯です。
光を灯すと黒い背景から花々の色彩が鮮やかに浮かび上がるため、一気に華やかな雰囲気となります。
玄関や和室に置けば、格調高い空間になるでしょう。リビングや寝室に置けば、異国の文化が融合したようなエキゾチックな空間になります。
富士之灯011

「富士之灯011」は、白地に菊の花が描かれている行灯です。
シックなモノトーンのデザインの中に差し色としてゴールドのラインが入っているため、上品な華やかさも感じられる行灯です。
和室はもちろん、ミニマルな洋室のインテリアとも相性抜群でしょう。
季節を問わずお部屋に気品と落ち着きを与えてくれます。
行灯を取り入れてお部屋を温もりのある空間に
本記事では、行灯の使い方・活用アイデアやお部屋に合う行灯の選び方のポイントなどを詳しく紹介しました。
行灯は単に照明として機能するだけでなく、穏やかで落ち着いた雰囲気を演出してくれます。行灯の光自体も和紙を通した柔らかなものなので、常夜灯としても最適です。
本記事で紹介した選び方も参考に、お部屋にぴったりの行灯を探してみてください。
DIYドア通販本店では、本格的な行灯「富士乃灯」を販売しています。全部で17種類の商品から好みにあったデザインを選べます。
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。