【初心者向け】引き戸をDIYで作る方法は4ステップ|必要な材料や道具もわかりやすく解説!
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引き戸に限らず、築年数が経つと家全体が古くなり劣化していきます。DIYなら、安い費用で自分好みの引き戸が作れるためおすすめです。
本記事では、「DIYで引き戸をおしゃれに作りたい」という人に向けて、引き戸の作り方や必要な道具などをご紹介します。この記事を読めば、初心者でも引き戸のDIYができるようになるため参考にしてみてください。
引き戸をDIYで作る方法は5ステップ

引き戸をDIYで作るには、次の4つのステップに沿って行うといいでしょう。
- ステップ1.床にレールを作る
- ステップ2.天井に鴨居を作る
- ステップ3.引き戸の木枠を作る
- ステップ4.取っ手と戸車をつける
- ステップ5.引き戸を塗装する
ここからは、それぞれのステップについて詳しく解説していきます。引き戸のDIYを始める前に、ある程度手順を把握しておきましょう。
ステップ1.床にレールを作る
まずは引き戸の土台となるレール作りからはじめます。レール自体はホームセンターなどで手に入り、大きくわけて以下の2種類にわけられます。
- 床にレールを埋め込むタイプ
- レールを床に釘やビスで固定しレールを作る
床にレールを埋め込むタイプは、段差がないためバリアフリーな作りにできますが、床に溝をDIYで作る必要があるため難易度は高めでしょう。
また、引き戸を外すことになっても床に作った溝は元に戻せません。そのため、初心者や床になるべく傷をつけたくない場合は、床の上にレールを固定するタイプのものがおすすめです。
ステップ2.天井に鴨居を作る
引き戸は天井と床の溝にはめることで左右にスライドさせられます。そのため、天井にも引き戸の厚さに合わせた溝である「鴨居」をDIYで作る必要があるでしょう。
すでに鴨居がある場合はそのまま再利用します。一から作成する場合は、天井にトリマーなどを使用して溝を作る方法と、木材を2本ビスなどで止めることで溝を作る方法の2種類があります。
初心者の場合、トリマーを天井に使用するのは難しいため、木材を使用して鴨居を作る方が簡単でおすすめです。
ステップ3.引き戸の木枠を作る
レールが完成したら引き戸本体を作ります。まずは木枠で引き戸の骨組みを作り、全体の大きさを決めましょう。木枠を作る際はビスで固定しますが、木枠自体に幅があるためビスも長いものを使用します。
そのため、薄い木材の場合ビスを真っ直ぐに打たなければ木材が割れて先端が飛び出すリスクがあるでしょう。そのため、木材はある程度厚みがあり薄すぎないものを使用することをおすすめします。
ステップ4.取っ手と戸車をつける
木枠ができあがったら、取っ手や戸車をつけていきます。引き戸の取っ手は一般的に、溝の中に手を引っ掛ける「引手」というタイプが使用されるケースが多いでしょう。引手をDIYで作る際は、トリマーなどで溝を作り、上から引手のカバーをつけて作ります。
戸車は、木枠の下に溝を作りはめ込む形で固定します。深い溝を掘らなければ、戸車が引っかかり回らなくなってしまうため、釘で固定する前にきちんと回るか確認しましょう。
また、木枠の鴨居に取りつける側も鴨居に合わせて厚さを調整します。初心者で削るのが難しい場合は、鴨居の幅を初めから木枠に合わせておくといいでしょう。
ステップ5.引き戸を塗装する
木枠の加工が終わったら、引き戸の塗装に入ります。しかし、この段階では枠の中が空いている状態のため、窓を付けたり中に木材をはめたりなど枠の中を埋める作業も行いましょう。
塗装する際はペンキを使用します。部屋のインテリアに合わせて好みの色を塗りましょう。
また、最後にニスを塗ることで湿気やカビ対策にもなります。仕上がりもきれいになるため、ニスを塗ることをおすすめします。なお、取っ手のカバーは塗装が終わってから取り付ければ塗料がはみ出して汚れずに仕上がるでしょう。
引き戸のDIYに必要な材料

引き戸のDIYに必要な材料として、以下のものがあげられます。
- 木枠に使用する角材
- 戸車
- 引手
- 鴨居
- レール
- 木枠を埋める木材
- 窓を取りつけるならポリカーボネートなどの素材
- 塗料
- ニス
基本的には上記の材料をそろえておけば初心者でも引き戸は作れます。鴨居やレールなどは、すでに形ができあがっている床や天井に取り付けるだけのものを使用するとさらに簡単になるでしょう。
引き戸のDIYに必要な道具

引き戸のDIYに必要な道具として、以下のものがあげられます。
- ネジ
- ドリル
- ノミ
- ボンド
- 丸ノコ
- トリマー
- ネジ止め
- ハケ
トリマーはレールや鴨居を一から作成する場合に必要ですが、既にできあがっているものを取り付ける場合は必要ありません。ノミは戸車の溝を作る際に使用します。また、ネジやドリル、ハケなどの基本的な道具もそろえておきましょう。
引き戸のDIYでよくある3つの質問

引き戸のDIYでよくある質問として、以下の3つがあげられます。
- 質問1.引き戸を作るメリットは何ですか?
- 質問2.引き戸にはどのような種類がありますか?
- 質問3.引き戸と開き戸の違いは何ですか?
ここからは、それぞれの質問について解説していきます。
質問1.引き戸を作るメリットは何ですか?
引き戸を自分で作るメリットとして、以下の3つがあげられます。
- 部屋の空間を広く使える
- インテリアや好みに合わせてデザインできる
- 引き戸の使い方が豊富
引き戸は開き戸のように、開閉する際に前後のスペースをとらず、壁に沿って移動します。そのため、部屋の空間を広く使いやすいのが大きなメリットでしょう。
また、色やデザインなども好みに合わせてデザインできます。引き戸は和室のイメージが強いですが、デザインによっては洋室にも合わせられるため、こだわりが強い人は自分で作るのがおすすめです。
なお、引き戸は完全に開けば部屋同士を繋げて広く使ったり、少しだけ開けて風通しをよくしたりなど使い方が豊富なこともメリットとしてあげられるでしょう。
質問2.引き戸にはどのような種類がありますか?
引き戸の種類として、以下の4つがあげられます。
- 片引き戸
- 引違い戸
- 引き込み戸
- 引分け戸
引き戸に使えるスペースや部屋の広さによって使い分けるといいでしょう。スペースが狭い場合は片引き戸や引き込み戸のように1枚の引き戸で作れるものがおすすめです。
しかし、引き込み戸は壁の中に引き戸を収納するスペースが必要なため、プロの業者に取り付けてもらわなければ難しいでしょう。引き戸に使えるスペースが広い場合は、引違い戸や引分け戸のように2~3枚の引き戸を使用するタイプがおすすめです。
質問3.引き戸と開き戸の違いは何ですか?
引き戸と開き戸の違いは扉の開け方にあります。
開き戸はドアノブや取っ手を回すことで前後に開閉する扉です。ドアノブを回すなど、開閉に一動作が必要なため、体の不自由な人にとっては使いにくく感じるケースもあります。
一方引き戸は左右どちらかに引けば扉がスライドして開くため、開け方がシンプルで体が不自由な人にも優しい使い勝手なのが特徴です。
まとめ

今回は引き戸について、DIYする際のやり方や必要な材料、道具について解説してきました。引き戸は前後のスペースをとらず、全開にすれば部屋をつなげられるため場面によって使い分けができるのも大きなメリットです。
また、作り方もきちんと押さえれば鴨居やレールなどがなくても一からDIYできます。引き戸をDIYしたい人は、この記事を参考にDIYすることをおすすめします。
次のページでは、引き戸のリメイクについてDIYアイデアを紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
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