【プロが教える】玄関ドアの交換にかかる費用目安|交換方法や交換費用を抑えるコツもご紹介!
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玄関ドアは毎日使用するため、鍵の故障や立て付けの問題などの不具合が生じることがあります。また、家の雰囲気を一新するために新しいドアを選ぶ方も多いです。
この記事では、玄関ドアの主な種類や交換方法を解説します。施工日数や費用目安も紹介しているので、玄関ドアのリフォーム・交換を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
玄関ドアの主な種類は3つ
玄関ドアの交換を検討する際、多くのメーカーからさまざまな種類が出ているため、選び方が難しく感じることもあるでしょう。ここでは、玄関ドアの種類を紹介します。主に次の3つです。
- 開き戸
- 引き戸
- 断熱ドア
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.開き戸
開き戸は、ハンドルやノブを用いてドアを押したり引いたりして開閉するタイプのドアです。一般的な住宅やマンションでよく使用されており、いくつかのバリエーションがあります。
【片開きドア】
左右どちらか一方向に開く1枚のドアで、スペースが限られている場所やマンションなどでよく見られます。多くは外向きに開きます。
【両開きドア】
同じサイズの2枚のドアを組み合わせたもので、戸建て住宅の玄関でよく使用されています。大きな荷物を運ぶときなど、間口を広く利用できるのが特徴です。
【親子ドア】
異なるサイズの2枚のドアを組み合わせており、全開にすると広い間口が得られます。片開きや両開きといった方法での使用も可能で、用途に合わせて選択できるのがメリットです。
このように、開き戸の種類は豊富で、それぞれの特性を理解して最適なものを選ぶことが大切です。
2.引き戸
引き戸はドアを横にスライドさせるスタイルのドアで、特にスペースが制約されている場所に適しています。主なタイプは2種類あり、1枚の扉を左右にスライドさせる片引き戸と、2枚の扉を左右にスライドさせて開く両引き戸があります。
スペースが限られた場所や、伝統的なスタイルを取り入れたい場合に、引き戸の使用を検討するとよいでしょう。
3.断熱ドア
断熱ドアは、冷気や暖気の流出を防ぎ、室内の温度を適切に保つことを目的としています。寒冷地や夏の暑さが厳しい地域では、特にその効果を実感できるでしょう。
開き戸や引き戸、どちらのタイプでも断熱仕様が選べるため、お住まいのスタイルや条件に合わせて最適なものを選択できます。断熱ドアを採用することで、熱の流出を大幅に軽減し、室内の快適さを一層高めることが期待できます。
玄関ドアの交換方法は3つ
続いて、玄関ドアの交換方法を紹介します。主に次の3つが挙げられます。
- 玄関ドアの枠ごと交換する
- 玄関ドアのみ交換する
- 開け方の異なる玄関ドアに交換する
ドアの劣化具合や使用状況をしっかり確認し、最適な交換手段を選ぶことが大切です。それぞれ詳しくみていきましょう。
1.玄関ドアの枠ごと交換する
ドア枠の劣化や、より大きなサイズへの変更を希望する際、ドアとその枠を一緒に交換することが適しています。この方法では、周辺の壁や床の部分も工事の対象となるため、時間やコストがそれなりにかかる点を考慮しなければなりません。
一方、希望するデザインや機能性を持った玄関ドアを確実に取り付けることが可能となり、理想の玄関空間を実現できます。
2.玄関ドアのみ交換する
既存のドア枠をそのまま利用しつつ、新しいドアのみを取り付ける「カバー工法」という方法です。この方法は、玄関ドアのみを交換したい場合に適しており、費用も比較的安価に抑えられる利点があります。
しかし、新しいドア枠を既存のものに被せる形になるため、実際のドアの開口部がやや狭くなることも考えられます。そのため、サイズやデザインを選ぶ際には十分な注意が必要です。
3.開け方の異なる玄関ドアに交換する
現在使用しているドアの開閉方式を変えたい場合、たとえば引き戸から開き戸へ、またはその逆への変更が可能です。多くの場合、カバー工法を採用して施工されます。
基本的には変更可能ですが、玄関のサイズや幅によっては対応できないケースがあります。開け方の異なる玄関ドアへの交換を考えている方は、まずは施工会社に相談しましょう。
玄関ドアの交換にかかる費用目安
玄関ドアの交換にはどれくらい費用がかかるのでしょうか。ここでは、玄関ドアの交換にかかる費用の目安を紹介します。
相場は「20万円~50万円」
LIXILが公表しているリフォーム実例の費用を集計した参考情報によると、多くの方が20万円〜50万円程度で施工を完了しているようです。選ぶドアの種類、機能、サイズにより異なりますが、意外に手頃な価格であると感じる方も多いでしょう。
近年、カバー工法という手法が玄関ドア交換の主流となっています。この方法は、現在のドア枠を維持したまま、新しい枠で覆うというシンプルな工法です。
以前は、ドアのリフォームをする際に壁を取り壊し、枠を取り替える大掛かりな作業が必要で、それに伴い費用と時間が多くかかりました。しかし、カバー工法の導入により、そのような手間が大幅に減少し、より経済的にリフォームが可能となったのです。
費用の内訳
工事に関する費用目安の内訳は、次のとおりです。
玄関ドア本体、部品 | 約15万円~ |
設置、撤去、処分費用 | 約5万円~10万円 |
ドアの価格は、性能や付加されている機能により異なります。コストを極力抑えたい場合は、必要最低限の機能を選択するとよいでしょう。
工事内容と工期
カバー工法の導入によって、玄関ドアの交換が格段に手軽になりました。この方法の大きなメリットは工期の短さです。
従来の方法では数日〜1週間もの工事期間が必要でしたが、カバー工法では、最短で数時間〜1日で工事が完了します。これにより、住居者への負担やストレスが大幅に減少し、気軽にドアの交換が行えるようになったのです。
玄関ドアの交換費用を抑える3つのコツ
玄関ドアを交換する費用を抑えるコツは、主に次の3つです。
- 補助金制度を活用する
- 複数社から見積もりを取得する
- 現状品を利用する
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.補助金制度を活用する
補助金制度を活用すれば、リフォーム費用を大幅に軽減することが可能です。特定の条件を満たす場合、4つの主な補助金制度が利用できます。
- 長期優良住宅化リフォーム補助金
- 次世代省エネ建材支援補助金
- こどもエコすまい支援事業
- 介護保険の高齢者住宅改修費用助成制度
これらの補助金は、玄関ドアのリフォームだけでなく、他の工事との組み合わせでも適用可能な場合があります。また、国の補助金だけでなく、各地方自治体も独自の補助金や助成金を提供しており、エコやバリアフリー、省エネ関連のリフォームが対象となることが多いです。
各自治体での補助内容や金額は異なるため、具体的な詳細や適用条件はお住まいの役所やリフォーム会社に直接確認することをおすすめします。
2.複数社から見積もりを取得する
玄関ドアのリフォームや交換を検討する際、業者選びはとても重要です。複数の業者に見積もり依頼をして内容を比較することで、最もコストパフォーマンスの高い業者を選び出すことが可能になります。
ただし、価格だけを基準にするのではなく、見積もりの詳細内容や取り扱いの商品、デザインの違い、回収費用などもしっかりと確認しておきましょう。たとえば、ドア本体や作業費は安価でも、古いドアの回収に関する費用が高額である場合も考えられます。
総合的なコストとサービス内容を照らし合わせて、信頼性の高い業者を選択することが、スムーズで満足度の高いリフォームを実現するカギとなります。
3.現状品を利用する
費用を極力抑えたい場合、現状のドアを最大限に活用するのがポイントになります。ドアの取付・交換よりも、修理の方が経済的です。
修理が適切であるかはドアの現状に依存しますが、大部分のドアは部分的なダメージや金具の劣化のみで、全体的には問題がないケースがほとんどです。金具の交換や調整で、元の動きを回復させられます。
多くの人がドアの購入費用や取付費用のみに焦点を当てがちですが、廃材の処理にも費用がかかるため、その点も見積もり時に業者にしっかりと確認することをおすすめします。
玄関ドアの交換費用でよくある3つの質問
最後に、玄関ドアの交換費用でよくある質問にお答えします。
- 質問1.玄関ドア交換業者を選ぶ際のポイントは?
- 質問2.玄関ドアを交換するメリットは?
- 質問3.玄関ドアの交換はDIYできる?
それぞれ詳しくみていきましょう。
質問1.玄関ドア交換業者を選ぶ際のポイントは?
玄関ドアの交換業者を選ぶ際、どのような基準で選ぶべきかは多くの人が悩む点です。ただ安い見積もりを提示する業者を選ぶだけでは、後から意図せぬ高額な追加請求される危険も考えられます。
信頼できる業者を選ぶには、次の3つのポイントを重視しましょう。
- 見積内容が詳細に明記されている
- 実績が充実している
- アフターフォローがしっかりしている
これらのポイントをおさえておけば、安心して業者を選ぶことができます。
質問2.玄関ドアを交換するメリットは?
玄関ドアの交換は、家全体の機能性や快適性を向上させる有効な手段です。主なメリットは、次のとおりです。
- 断熱性能が向上する
- 防犯性能が高まる
近年、玄関ドアは技術的な進化により、断熱性能や防犯機能が大幅に強化されています。
質問3.玄関ドアの交換はDIYできる?
ドアノブやシリンダーの交換、ドアクローザーの設置などは、家庭によくある道具を使ってDIYが可能です。しかし、玄関ドア全体の交換には高度な技術や調整が必要になります。
未経験者が挑むと、間違ったサイズのドアを購入するリスクや、施工中にドアやエントランスを傷つける可能性が高まります。交換・修理内容によっては、DIYよりも業者に依頼する方が安全です。
まとめ
玄関ドアは、断熱性能や防犯対策、そして豪華な装飾を施したデザインなど、各メーカーよりさまざまな種類が展開されています。価格やデザインで選んでしまうのではなく、性能面もしっかりと考慮して住まいに最適な玄関ドアを選びましょう。
室内環境が向上し、より快適な生活を手に入れることができます。自分の重視したいポイントを明確にし、最適な選択をしてください。なお、次のページでは、室内ドアを交換・リフォームする方法を紹介しています。