マンションの玄関ドア・室内ドアは交換できる?申請方法や費用相場も紹介
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。
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マンションにお住まいの方の中には「古くなった玄関ドアをおしゃれなものに交換したい」「この室内ドアを引き戸にできたら部屋がもっと広くなるのに…」などと考えたことがある方も多いでしょう。
基本的に、マンションのリフォームには特有のルールや制約がつきものです。ドア交換であっても勝手に工事を進めてしまうと、後で大きなトラブルになりかねません。
そこで記事では、「マンションのドアをそもそも交換できる?」という根本的な問いに答えます。また、ドアを交換する場合の確認手順、気になる費用相場まで解説するので、ぜひ参考にしてください。
当サイトでは、引き戸や開き戸などさまざまなタイプの室内ドアを販売しています。ドアのお取り替えをご検討されている場合は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。
なお、以下の記事では、室内ドアの交換方法ついて詳しく解説しています。ぜひこちらもご参照ください。
▶︎室内のドアを自分で交換できる?3つの判断基準や詳しい交換手順も紹介
マンションのドアを交換することは可能?
交換できるかどうかは、そのドアが共用部か占有部かによって変わります。
玄関ドアは共用部なので勝手な交換は基本的にNG
マンションの玄関ドアは「共用部」にあたります。これは、廊下やエレベーターと同じようにマンションの住民全員の資産であるという意味です。
そのため、個人の判断で勝手にデザインを変えたり交換したりすることは、ほとんどのマンションの管理規約で固く禁じられています。
「自分の家の玄関なのに」と感じるかもしれませんが、このルールはマンションで暮らすうえでの大前提として必ず覚えておきましょう。
玄関ドアを交換したい場合は、マンションの管理組合に許可を得る必要があります。
その申請方法については、本記事の「マンションのドアを交換するときの進め方」の見出しをご参照ください。
室内ドアは専有部なので交換は比較的自由
リビングや寝室などにある室内ドアは「専有部」にあたります。
そのため、管理規約で定められた範囲内であれば、デザインを変更したり開き戸から引き戸へ交換したりなども比較的自由に行うことが可能です。
ただ、室内ドアも玄関ドアと同様に、事前に管理組合に許可を取らなければならない可能性があります
騒音トラブルを防ぐために管理規約に定められていることが多いので、その点は注意しましょう。
マンションのドアを交換するときの進め方
実際にマンションのドアを交換するときの申請方法について解説します。
- 管理規約を確認して組合に相談する
- 管理組合に許可をもらったらリフォーム業者に現地調査をしてもらう
- 理事会へ申請書を提出する
1.管理規約を確認して組合に相談する
まずはマンションの管理規約と使用細則を読みましょう。
これらの書類には、そのマンションで暮らすうえでのルールやリフォームに関する規則などが詳細に定められています。
特に、「リフォーム」や「専有部分の改修」といった項目を隅々まで確認してください。
工事の申請手続きの方法、工事可能な曜日や時間帯の指定、床材の遮音等級の規定なども正確に把握しましょう。
確認できたら、管理組合にドア交換について相談します。
2.リフォーム業者に現地調査をしてもらう
リフォーム業者に連絡して現地調査と見積もりを依頼してください。
マンションリフォームの実績が豊富な業者を2~3社選んで、相見積もりを取るのがおすすめです。費用とプランのバランスが取れた最適な業者が見つかりやすくなります。
なお業者には、工事可能な時間や搬入経路といった管理規約で定められたルールを正確に伝えましょう。
マンションのルールに準拠したプランと見積もりを提案してもらうことが非常に重要であるためです。
3.理事会へ申請書を提出する
リフォーム業者から具体的な工事計画書や図面、工程表などを受け取ったら「工事申請書」を管理組合(理事会)に提出してください。
理事会での審議を経て正式な承認を得ることによって、リフォーム業者と契約を結び工事を開始することができます。
承認が得られる前に契約を結んだり工事を始めたりしてしまうと、規約違反として工事の中止を求められる可能性もあるため必ず承認を待ちましょう。
承認をもらって工事日程も決まったら、近隣住民へ工事内容と期間を伝えて挨拶に伺うのがマナーです。
マンションのドアを交換する3つの手段
マンションのドアを交換する手段としては、以下の3つがあります。
- ドア本体のみの交換
- 既存の枠の上に新しい枠を被せて新しいドアを設置(カバー工法)
- 既存の枠を撤去して新しい枠とドアを設置(はつり工法)
ドア本体のみの交換
既存のドア枠はそのまま残し、ドア本体だけを新しいものに取り替えるという方法です。特に、室内ドアはこの方法で交換することが多いです。
壁や床を壊すような大掛かりな工事が一切発生しないため、数時間から半日程度の非常に短い時間で作業が完了します。
また、廃材もドア本体のみとなるため、費用を大幅に抑えられるのがメリットです。
ただし、この方法は既存のドア枠が歪んでいないことが条件となります。枠自体が歪んでいると、新しいドアに交換してもうまく閉まらないことがあるため注意が必要です。
既存の枠の上に新しい枠を被せて新しいドアを設置(カバー工法)
現在ある古いドア枠を残したまま、その上から新しい枠を被せ、そこに新しいドアを設置するリフォーム手法です。玄関ドアの交換ではこの工法が主流となっています。
壁を壊したり床材を剥がしたりする必要がないため、騒音や粉塵が出にくいのがメリットです。近隣トラブルを避けたいマンションでのリフォームにも適しています。
ただし、既存の枠の上に新しい枠を被せるので、今の状態よりもドアの開口幅が数センチほど狭くなってしまいます。
また、足元にわずかな段差が生じる可能性があり、その点も認識しておきましょう。
既存の枠を撤去して新しい枠とドアを設置(はつり工法)
古いドア枠を壁や床から完全に解体して撤去し、ゼロから新しいドア枠とドアを設置し直すというリフォーム手法です。
カバー工法のように、開口部が狭くなることもありません。また、足元の段差も完全になくしてバリアフリー仕様に仕上げることも可能です。
しかし、壁や床を壊す大工工事や剥がれた壁紙の補修工事などがセットになるため、工期は数日に及び費用も高額になります。
また、マンションの玄関ドアをはつり工法で交換しようとすると、共用部分の壁を壊すことになるため、管理規約で禁止されているケースが大半です。
マンションのドア交換にかかる目安の費用
ドアの交換にかかる目安の費用も紹介します。
玄関ドアの場合
玄関ドアの交換にかかる費用の目安を以下の表にまとめました。
| 工事内容 | スタンダードクラス | ハイエンドクラス |
|---|---|---|
| カバー工法 (枠+本体) | 30万円〜 50万円 | 40万円〜 80万円 |
| はつり工法 (枠+本体) | 40万円〜 60万円 | 50万円〜 100万円 |
| 玄関ドア本体の交換 | 10万円〜 30万円 | 20万円〜 50万円 |
※上記の費用はあくまで一般的な目安です。ドア本体のグレードや追加するオプション機能などによって変動します。
カバー工法とは、既存のドア枠の上に新しい枠を被せる方法です。壁や床を大幅に工事する必要がないため、工期が約1日と短く費用も抑えることができます。
はつり工法とは、既存のドア枠と付近の壁を丸ごと削り取って全く新しいドア枠を設置する方法です。大きな補修工事を伴うため、工期は数日かかるうえに費用も大幅に高くなります。
室内ドアの場合
室内ドアの交換にかかる費用の目安を以下の表にまとめました。
| 工事内容 | スタンダードクラス | ハイエンドクラス |
|---|---|---|
| カバー工法 (枠+本体) | 10万円〜 20万円 | 15万円〜 40万円 |
| はつり工法 (枠+本体) | 15万円〜 30万円 | 25万円〜 50万円 |
| 室内ドア本体の交換 | 5万円〜 10万円 | 10万円〜 20万円 |
※上記の費用はあくまで一般的な目安です。ドア本体のグレードや追加するオプション機能などによって変動します。
室内ドアの場合もカバー工法よりはつり工法のほうが費用が高くなる傾向にあります。
なるべく費用を抑えたいなら、ドアのグレードをスタンダードにしてカバー工法で進めると良いでしょう。
なお、以下の記事では、ドア交換にかかる費用相場について詳しく解説しているので、ぜひこちらもご参照ください。
▶︎ドア交換にかかる費用はいくらぐらい?料金を抑える3つのポイントも紹介
マンションのドアを交換するときに利用できる補助金制度
マンションのドア交換にかかる費用は決して安くありませんが、条件を満たせば国や自治体が実施している補助金制度を活用して費用負担を軽減できる可能性があります。
たとえば、「先進的窓リノベ事業」は、今ある窓を断熱性の高い窓へ交換する場合に補助金を支給してもらえるという制度です。窓と一緒にドアも交換すれば、こちらも対象となります。
そのほか、「子育てグリーン住宅支援事業」や「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」という補助金制度も存在します。
年度ごとに、支給条件や補助金の額は見直されるので、リフォームを検討し始めた段階で利用できそうな補助金について調べてみると良いでしょう。
DIYでドアを交換すれば費用を抑えられる!おすすめのドア5選
玄関ドアの交換には制限が多いですが、室内のドアであれば管理組合への複雑な申請が不要なケースが多く、DIYで交換できる場合もあります。
ここでは、DIYでの室内ドア交換にぴったりな、おしゃれで機能的なおすすめの木製ドアを5つピックアップして紹介します。
- 【ホワイト木目調限定】木製引き戸フラット
- 木製引き戸 センターシングル窓
- 木製引き戸 大窓
- 木製ドア サイドシングル窓
- 木製ドア W窓
【ホワイト木目調限定】木製引き戸フラット
こちらは、どんなインテリアにも自然と馴染み、お部屋全体を明るく広く見せてくれるホワイト木目調の引き戸です。
装飾のないシンプルなフラットデザインは、洋室から洗面所、クローゼットの扉まで、あらゆる場所に違和感なく馴染みます。
傾きを微調整できる調整戸車があらかじめ付いているため、DIY初心者の方でもドライバーひとつで簡単に建て付けの調整を行うことができます。
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木製引き戸 センターシングル窓
こちらは、ドアの中央部分に細長いスリット窓が配置された、スタイリッシュでモダンなデザインの引き戸です。
この窓から、廊下や隣の部屋からの光を取り込むことが可能です。それでいて、窓の幅が細いため部屋の中が丸見えになることはなく、プライバシーもしっかりと確保できます。
落ち着いたダークブラウン系から明るいナチュラルカラーまで、豊富なカラーバリエーションが揃っているため、理想の空間作りに最適です。
木製引き戸 大窓
こちらは、ドアの大部分を占める大きな窓枠が特徴的な引き戸です。室内にたっぷりと自然光を取り入れることができます。
日当たりが悪く暗くなりがちな北側のお部屋や窓のない廊下に面したお部屋のドアとして採用すると、見違えるように空間が明るくなります。
また、窓には割れにくく安全なアクリル調の樹脂パネルを使用しているため、小さな子どもやペットがいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
木製ドア サイドシングル窓
こちらは、ドアの片側に細長いスリット状の窓がアシンメトリーに配置された木製の開き戸です。
デザインのアクセントとしてお部屋をおしゃれに演出してくれるだけでなく、適度な採光性を保ちながらプライバシーも守れる実用性の高さが魅力です。
ドアの質感もリアルな木目を再現しており、交換するだけでお部屋の雰囲気をワンランク上の上質な空間へと引き上げてくれます。
木製ドア W窓
こちらは、ドアの上部から下部にかけて、大きめの四角い窓が2つ縦に並んで配置されたデザインの開き戸です。
ややレトロなデザインが特徴的で、シンプルなお部屋に温もりとおしゃれなアクセントを加えてくれます。
リビングへ続くメインのドアや子ども部屋のドアとしても人気があり、家族の繋がりを感じやすいデザインとなっています。
マンションのドアを交換する許可が降りなかった場合の代替案
マンションドアを交換する許可が降りなかった場合の代替案を3つ紹介します。
- 内側のみリフォームシートを貼る
- 内側を塗装する
- 鍵やドアノブを交換する
内側のみリフォームシートを貼る
玄関ドアの室内側は専有部と見なされることが多く、リフォームが許可されやすい傾向にあります。そのため、玄関ドアの見た目を変えたいのであれば、内側にリフォームシートを貼ると良いでしょう。
比較的手軽にできるうえに費用もお手頃です。自分で貼り付けるのであれば、シート代しかかかりません。
また、最近はさまざまなデザインのシートが販売されています。室内のインテリアや壁などと調和するデザインを選ぶことで、玄関周りの空間がぐっとおしゃれになるでしょう。
内側を塗装する
リフォームシートと同様に、ドアの室内側だけを好きな色に塗装する方法もあります。
ペンキならではのマットな質感を出すことができるほか、絶妙な色彩表現も可能です。そのため、インテリアや部屋の雰囲気と完璧に色を合わせたい方に最適です。
内側の塗装も専有部のリフォームとなるため、管理組合への申請が通れば実施できる可能性が高いです。
鍵やドアノブを交換する
機能性を向上させたい場合に有効なのが、鍵やドアノブの交換です。
たとえば、防犯性を高めるためにピッキングに強いディンプルキーに交換したり、古くなってガタついたドアノブをデザイン性の高い新しいものに交換したりする人もいます。
このような部品の交換も許可が出ることが多いですが、管理組合によっては「指定の製品に限る」「同等グレード以上の製品であること」といったルールが定められている場合があります。
そのため、必ず事前に管理規約を確認し、許可を得てから交換を行いましょう。
マンションのドア交換に関するよくある質問
最後に、マンションのドア交換に関するよくある質問を紹介します。
マンションのドアを交換すべき時期やタイミングはいつ?
マンションの玄関ドアや室内ドアの耐用年数は、一般的に25年から30年程度と言われています。
「ドアを開け閉めするたびに異音がする」「隙間風が入ってきて寒い」「力を入れないとドアが閉まらなくなった」などと気になり始めたら、交換を検討すべきサインです。
特に室内ドアの場合は、壁紙や床材を張り替えるリフォームのタイミングで一緒に交換すると、お部屋全体のテイストを統一することができます。
マンションのドアの交換には何日ぐらいかかる?
ドアの交換にかかる日数は、採用する工法やドアの種類によって大きく異なります。
マンションの玄関ドアで最も一般的なカバー工法を採用した場合、早ければ半日、長くても1日程度で工事は完了します。
室内ドアの本体のみの交換をDIYで行う場合、採寸やオーダー品の到着までには数週間かかりますが、実際の取り付け作業自体は1〜2時間程度で終わることがほとんどです。
壁を壊すはつり工法の場合は、大工工事やクロス補修など複数の工程が発生するため、最低でも2〜3日はかかると想定しておきましょう。
賃貸マンションでもドアの交換はできる?
賃貸マンションの場合、退去時に元の状態に戻す「原状回復」の義務があるため、勝手に玄関ドアや室内ドアを交換することは原則として禁止されています。
玄関ドアの不具合がある場合は、自分でお金を払って交換するのではなく、まずは管理会社や大家さんに連絡して修理や交換の対応を依頼しましょう。
どうしても室内ドア本体を交換したい場合は、外した古いドアを傷つけずに保管しておき、退去時に元に戻せるのであれば可能なケースもあります。
ただ、その場合も必ず事前に管理会社の許可を取ってください。
まとめ|きちんと決められた手順を踏んでドアを交換しよう
本記事では、マンションのドアを交換する場合の進め方や費用相場などを詳しく解説しました。
マンションのドア交換は、室内であれば比較的自由に行えますが、玄関ドアのように共用部分に関わる場所では管理組合の許可が必須となります。
まずは自分の住まいのルールを正しく理解し、理事会への申請など決められた手順を踏みましょう。
この記事で紹介した手順を参考に、ルールに則ったうえで理想の住まいづくりを実現させてください。
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