ドアのペンキ塗り替え完全ガイド!必要な道具や塗装手順を分かりやすく紹介
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。
「昔塗ったドアの色に飽きてきた」「部屋を模様替えしたから、今のインテリアと合ってない気がする」などと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
実は、ドアのペンキの塗り替えは意外と簡単です。丁寧に作業をすれば、DIY初心者の方でもプロのように美しく仕上げることができます。
そこで本記事では、ドアのペンキ塗り替えの手順を丁寧に解説します。また、塗り替えに必要な道具や綺麗に仕上げるためのポイントなどもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
当サイトでは、塗装もできるDIY向けの木製ドアを販売しています。お取り替えをご検討されている場合は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。
ペンキの塗り替えをする前に必要な道具を揃えよう
DIYでペンキの塗り替えを行う場合は、必要な道具を惜しまずに揃えましょう。適切な道具で作業しないと、仕上がりのクオリティが半減する可能性もあります。
| 道具・材料 | 用途・役割 |
|---|---|
| 塗料(ペンキ) | 室内用・水性タイプがおすすめ。 |
| プライマー(下地材) | 塗料の密着性を高めて剥がれてくるのを防ぐ。発色を良くする効果もあり。 |
| ハケ | 凹凸のある部分や隅など、ローラーでは塗れない細かい部分を塗る。 |
| ミニローラー | ドアの広い面をムラなく塗れる。 |
| 塗料トレイ | ローラーに均一に塗料を含ませるために使用。 |
| マスキングテープ | ガラスやドアノブ周りなど、塗らない部分を保護する。 |
| マスカー | マスキングテープと養生シートが一体化したもの。床や壁を広範囲に保護できる。 |
| ウエス(ぼろ布) | 汚れの拭き取りや掃除に使う。 |
| 補修用パテ | ドアの傷や凹みを埋めて、平らにするための充填剤。 |
足りないものはホームセンターや通販サイトなどで購入しましょう。
ドアのペンキ塗り替えの手順を分かりやすく紹介
ここからは、実際の作業手順を5つのステップに分けて解説します。焦らず、一つ一つの工程を丁寧に行いましょう。
- ドアを取り外して養生する
- 下地処理をする
- プライマーを塗る
- ペンキを塗る
- 養生を剥がして完全に乾燥させる
1.ドアを取り外して養生する
最初にドアノブや蝶番(ちょうつがい)といった金属部品を、すべてドライバーで取り外しましょう。その後、ドア本体も蝶番から取り外して作業台やブルーシートの上に寝かせてください。
次にマスキングテープやマスカーなどで養生を行います。ドアにはめ込まれた窓枠、ドア枠の周囲、床まわりなど広範囲にわたって保護しておきましょう。なるべく広い範囲を養生すれば、塗料が飛び散っても安心です。
2.下地処理をする
養生が済んだら、下地処理を行います。この下地処理は、塗装で最も重要な工程です。
まず、固く絞った雑巾で、ドアの表面に付着したホコリや油分などの汚れを徹底的に拭き取ってください。
次に、塗料の密着性を高めるために、ヤスリがけ(サンディング)を行います。サンドペーパーでドアの表面全体を軽く擦り、目に見えないほどの細かな傷をつけるのです。これによって塗料の食いつきを良くし、塗膜が剥がれてくるのを防ぎます。
もしドアに傷や凹みがある場合は、ヤスリがけの前に補修用パテを埋め込んで表面を滑らかに整えておきましょう。ヤスリがけで出た削りカスは、固く絞った雑巾できれいに拭き取ってください。
3.プライマーを塗る
下地処理が済んだら、プライマー(下地材)を塗っておきます。
これを塗ることで、上塗りするペンキとドア本体との密着性が上がり、塗膜が剥がれにくくなります。特に、つるつるとした化粧合板のドアを塗り替える場合、プライマーは必須です。
プライマーは、ハケやローラーを使って薄く均一に塗り広げましょう。全体的に濡れたら、製品に記載された時間通りにしっかりと乾燥させてください。
4.ペンキを塗る
プライマーが乾いたら、いよいよ塗装をします。ペンキでの塗装は2度塗りが基本なので、1回目は色ムラを気にせずに薄く塗り広げていきましょう。
塗る順番としては、まずハケで凹凸のある部分や隅などの塗りにくい部分から始めます。その後、ミニローラーを使ってドアの平らな面を塗っていきます。
1回目の塗装が完全に乾いたら、2回目の塗装を行います。塗りムラをなくし、色を均一に仕上げていきましょう。
なお、1回目の塗装が乾くのを待っている間に、ドア枠の塗装を行うのがおすすめです。ドア枠もドア本体と同じ要領で、1回目は薄く2回目で色ムラを無くすように塗りましょう。
5.養生を剥がして完全に乾燥させる
全ての塗装が終わったら、マスキングテープやマスカーを剥がします。
このとき、ペンキが完全に乾ききる前の「半乾き」の状態で剥がしてください。完全に乾燥してから剥がすと、テープと一緒に塗膜までパリパリと剥がれてしまうことがあるためです。
養生を剥がしたら、塗装を完全に乾燥させます。表面が乾いたように見えても塗膜の内部はまだ柔らかい状態なので、最低でも24時間以上は風通しの良い場所で乾燥させましょう。
完全に乾いたら、ドアノブや蝶番などの部品を元通りに取り付け、ドアを枠に戻して完成です。
DIYでドアのペンキを塗り替えるときのポイント
最後に、DIYでドアのペンキを塗り替えるときのポイントを3つ紹介します。
- 下地処理は時間をかけて丁寧に行う
- 一度で厚塗りをしようとしない
- 養生は半乾き状態で剥がす
下地処理は時間をかけて丁寧に行う
DIYでドアを塗り替える際、多くの人が早くペンキを塗りたいという気持ちから下地処理をつい疎かにしてしまいがちです。
しかし、下地処理を適当に済ませると、塗り替えが失敗に終わる可能性が非常に高くなります。それは、どんなに高級なペンキを使用しても、土台がダメなら全て台無しになるためです。
たとえば、ヤスリがけを省略するとドアの表面に塗料が食いつかず、数ヶ月後には爪で引っ掻いただけでパリパリと剥がれてきます。また、傷や凹みを補修せずに塗装すると当然その凹凸はそのまま残り、ペンキを塗ったせいでより目立つ場合もあります。
そのため、下地処理はしっかり丁寧に行いましょう。面倒に感じるかもしれませんが、時間をかけることで結果的に美しい仕上がりにつながるのです。
一度で厚塗りをしようとしない
初心者が陥りがちな失敗として、ペンキをべったりと厚塗りしてしまうことが挙げられます。
もし厚塗りをするとペンキの重みで下に垂れてしまい、液だれの原因となります。そのまま固まってしまうと雫のような跡が残ってしまい、見た目も綺麗には仕上がりません。また、表面だけが乾く「乾燥不良」を引き起こして、シワが寄ったりひび割れたりすることもあります。
美しく仕上げるための重要なポイントは、2度塗りです。1回目の塗装では色ムラを気にせず、薄く塗り広げることを意識しましょう。そして、2回目で色ムラをなくすように均一に塗ってください。この2度塗りがペンキでの塗装において非常に肝心なのです。
養生は半乾き状態で剥がす
丁寧に養生をしても剥がすタイミングを間違えると、最後の最後で失敗してしまう可能性があります。そのため、マスキングテープはペンキが完全に乾ききる前の「半乾き」の状態で剥がしましょう。
もし、ペンキが完全に乾燥した状態まで放置すると、テープと塗膜が一体化してしまいます。そうなると、テープを剥がすときに塗膜まで一緒にパリパリと剥がれてしまう可能性があるのです。逆に、塗ってすぐの状態だと、ペンキがテープの縁から滲み出て境界線がぼやけてしまう場合があります。
養生を剥がすときは指で軽く触れてみて、何も付かない程度に乾いたことを確認しましょう。そして、塗った面に対して45度くらいの角度でゆっくりと引っ張ることで、綺麗に養生だけ剥がすことができます。
まとめ|ドアのペンキ塗り替えは下地処理が肝心
本記事では、ドアのペンキ塗り替え手順や気をつけたいポイントについて紹介しました。
ドアの塗装は決して難しい作業ではありません。DIY初心者の方でも比較的挑戦しやすい作業です。
ただ、美しく仕上げてかつ長持ちさせるには、塗装そのものよりも、その前段階である下地処理を丁寧に行うことが重要です。初心者の方は特に下地処理を入念に行いましょう。
ぜひこの記事を参考にドアのペンキ塗り替えに挑戦して、お部屋をもっと素敵な空間に変えてみてください。
当サイトでは、塗装もできるDIY向けの木製ドアを販売しています。お取り替えをご検討されている場合は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。


