賃貸の和室を洋室にDIYでリフォームすることはできる?5つのリフォームアイデアも紹介!

賃貸の和室を洋室にDIYでリフォームすることはできる?5つのリフォームアイデアも紹介!

賃貸の和室をDIYで洋室にリフォームすることは結論、可能です。しかし、あまりにも大規模にDIYをしてしまうと退去時に多額の修繕費用を請求されてしまうため、注意する必要があります。

当記事では、どの範囲であればDIYができるのか、修繕費用を請求されない程度で和室を洋室にできるリフォームアイデアについて紹介します。

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和室から洋室にリフォームする際の費用相場

和室から洋室にリフォームする際の費用相場

和室から洋室にリフォームする際の費用ですが、洋室にする和室の状態によって幅広いです。和室と洋室とでは床下地の組み方が異なるため、内装の職人とは別に大工が必要となります。

そのため、壁紙の張替え工事のように、ただ畳を剥がしてフローリングに変えれば終了というわけではありません。

また、築年数が古い住宅の場合は「真壁」となっていることが多いため、真壁から大壁に変更する壁下地工事も必要となります。大壁だったとしても壁の仕上げ次第では既存の壁に薄い合板を捨て貼り必要も出てくるでしょう。

隣接するリビングなどとの床に段差が生じるのであれば、レベル調整して段差をなくす作業も行わなければなりません。このように和室から洋室へリフォームする場合は状態次第で様々な作業が発生します。

必要な作業工程がどれくらい発生するかにもよるものの、和室から洋室にリフォームする際の費用相場は約25万~100万円程度です。ただし、同じ作業であっても業者によって費用は異なるため、リフォーム前には複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

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賃貸の和室を洋室にDIYでリフォームすることは可能?

賃貸の和室を洋室にDIYでリフォームすることは可能?

賃貸の和室をDIYで洋室にリフォームすることは可能です。ただし、好き勝手にDIYできるわけではありません。

賃貸物件には「原状回復義務」があり、好き勝手にDIYしてしまうと、賃貸物件から退去する際に高額な修理費用を請求されてしまうからです。ここでは、賃貸物件の原状回復義務とどこまでならDIYが可能なのかみていきます。

1.賃貸物件には「原状回復義務」がある

賃貸物件には「原状回復義務」があります。原状回復義務とは、賃貸物件から退去する際、住み始める前の状態に戻さなければならない義務のことです。

入居時に傷や汚れがあった場合、写真を撮るなどして証拠を残しておくとよいという意見を耳にしたことがある方は多いでしょう。これは入居中についた傷ではなく、原状回復義務に該当するものでないと証明するために行います。

前述のとおり、賃貸の和室をDIYで洋室にリフォームすることは可能です。畳を剥がしてフローリングにしたり、壁を壊して間取りを変えたりするなどした場合、退去時にすべて元に戻さなければなりません。

状況次第では高額な修理費用を請求される可能性があるため、好き勝手にDIYすることはやめましょう。

2.原状回復できる範囲ならDIYは可能

原状回復義務がある以上、賃貸物件でDIYをする場合は原状回復できる範囲で行うことが望ましいです。様々な工夫をこらせば、原状回復できる範囲で和室を洋室へリフォームできるでしょう。

ただし、いくら原状回復できる範囲であっても、DIYを行う場合は大家さんや管理会社に許可を取っておくことをおすすめします。大規模なDIYはトラブルに発展しやすいです。

したがって、賃貸契約書に記載されている物件工事・改修の記載項目を確認した上で、事前に大家さんや管理会社に確認しておきましょう。

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賃貸の和室を洋室にDIYでリフォームする5つのアイデア

賃貸の和室を洋室にDIYでリフォームする5つのアイデア

賃貸の和室を洋室にDIYでリフォームするアイデアとして次の5つが挙げられます。

  • 畳をクッションフロアに変える
  • 後から剥がせる壁紙を貼る
  • 障子をロールスクリーンに変える
  • 洋風の家具を置く
  • 襖を引き戸に変える

どれも原状回復の範囲内で和室を洋室にできるアイデアばかりです。それぞれのアイデについて詳しくみていきましょう。

1.畳をクッションフロアに変える

床を畳以外にする方法としては、畳にクッションフロアを敷くという方法があります。クッションフロアとは、塩化ビニール系の素材でできた床材です。

フローリング調やタイル調、大理石調など様々な模様があり、クッションフロアを畳に敷き詰めれば畳を隠して和室を簡単に洋室にできるでしょう。また、クッションフロアを活用すれば、洋室から和室へリフォームすることも可能です。

2.後から剥がせる壁紙を貼る

和室の壁は和の雰囲気を漂う壁となっているため、DIYで和室から洋室へリフォームしたいのであれば、剥がせる壁紙を使用しましょう。壁はもちろん、障子や襖に壁紙を貼れば、部屋全体の雰囲気を和室から洋室に変更できます。

剥がせない壁紙に気に入ったものがない場合は貼り直すことができる壁紙用の両面テープを使用するとよいでしょう。

3.障子をロールスクリーンに変える

障子をロールスクリーンに変えるのも和室から洋室に変えられる方法の1つです。ロールスクリーンには凹凸がなく平面となっているため、部屋をすっきりとした印象にしてくれます。

お気に入りの柄を使用すれば、和室からおしゃれな洋室へと雰囲気を変えられるでしょう。ただし、賃貸の場合はロールスクリーン設置用の穴を天井や壁に空けるのは難しいです。

したがって、突っ張り棒や磁石などで設置できるタイプを選ぶ必要があります。

4.洋風の家具を置く

壁紙を貼る、クッションフロアに変えるといった方法であれば、DIYで和室から洋室にリフォームすることが可能です。ただ、部屋が広い、物が多いなどの場合は、DIYが大掛かりとなったり、費用がかかったりします。

なるべく負担を減らしたいという方は洋風の家具を置いてみるとよいでしょう。ソファやテーブル、置物、おしゃれな照明などを使用するだけでも、部屋の印象を大きく変化させられます。

5.襖を引き戸に変える

襖を外して洋風の引き戸にすることも和室をDIYで洋室にする方法の1つです。ただし、原状回復するをためには取り外した襖を残しておかなければなりません。

したがって、襖を捨てたり、壊したりしないようにしましょう。

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賃貸の和室から洋室へのリフォームはDIYがおすすめ!

賃貸の和室から洋室へのリフォームはDIYがおすすめ!

和室から洋室へリフォームする場合、和室の状態次第では25万~100万円程度のリフォーム費用を用意しておく必要があります。仮に費用を準備できたとしても、賃貸物件の場合は原状回復義務があることから、お住まいが賃貸であれば和室から洋室へリフォームできません。

賃貸の和室から洋室へリフォームしたいのであれば「畳をクッションフロアに変える」や「後から剥がせる壁紙を貼る」など、原状回復できる範囲でリフォームするようにしましょう。

和室を原状回復の範囲でDIYして洋室へリフォームする際におすすめなのが、DIYドア通販本店が販売している「工事いらずのリフォーム建具」です。和室の引き戸を付け替えることで簡単に洋風の引き戸にリフォームできます。

引き戸のレールは既存のものを使用するため、名称どおり工事をする必要がありません。簡単なDIYで和室から洋室へリフォームしたいという場合はぜひ利用を検討してみてください。

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