【2023年】安い建具メーカー3選|建具を安く購入するためのポイントも徹底解説します!

【2023年】安い建具メーカー3選|建具を安く購入するためのポイントも徹底解説します!

建具とはドアや部屋の仕切り、採光や換気などに利用する窓などの総称です。日頃は建具をあまり意識せずに生活していますが、身の回りでは住む人が快適に生活できるようにあらゆる所で利用されています。

しかし、建具はメーカーによって機能やデザインなどが豊富にあり、値段はさまざまです。そこで、本記事では安い建具メーカー3選と建具を安く購入するポイントを解説します。建具メーカー以外で安く購入する方法も紹介しておりますので、最後までご覧ください。

建具の種類

建具の種類

建具は人の出入りや部屋の仕切り、採光、換気、通風または遮断の役割を果たすために、家のあらゆる場所で利用されています。

そもそも建具とは、家のドアや窓などの開け閉めできるものや、障子やふすまなど部屋の間仕切りなどの総称です。ここではどのお家にでも利用しているドアの種類を解説します。

  1. 引き戸
  2. 開き戸
  3. 折り戸

特徴が異なる代表的な3種類を解説します。

1.引き戸

引き戸とは、戸をレールや溝の上をスライドさせて開閉する扉です。ふすまや障子のようにレールや溝が下にあることが多いですが、戸を上から吊って開閉する上吊り式であればレールなどは不要です。

引き戸は開ける時にスペースを取らないため、周りの空間を有効活用できます。また、開け閉めする際の移動が少なく、引き戸を開けたままにもしておけるため、人が多く通る場所での利用もおすすめです。

ただし、引き戸は開き戸と比較して気密性や遮音性が低く、隙間風や音漏れが起きる可能性があります。また、壁を引き込むスペースが必要になるため、引き戸がスライドする箇所の壁は利用しづらくなります。とはいえ、引き戸は省スペースで開閉でき、床のレールがなくても利用できるためバリアフリーとの相性が良いといえるでしょう。

2.開き戸

開き戸は前後に開閉する仕組みで、前に押したらドアが開き、手前に引いたらドアが閉まるのが一般的です。

開閉にはレールが不要ですので、床面がフラットで掃除がしやすいだけでなく、開き戸と比較すると気密性が高い作りになっています。屋外の冷気や熱気が部屋に入りづらいため冷暖房が効きやすく、音漏れが少ないことから静かな空間を作ることが可能です。

開き戸を勢いよく開けるとドアの向こう側に人がいる可能性があるため、開けた際にぶつかる可能性があります。そのため、人が頻繁に通る場所では注意して利用しましょう。

ドアにガラスが入った仕様にすれば採光できるなど、開き戸は引き戸に比べてデザインが豊富なので家の雰囲気にあった扉が見つかりやすいのがメリットです。もし、デザインにこだわるのであれば、引き戸より開き戸の採用をおすすめします。

3.折れ戸

折れ戸は開閉時に折り畳みができるドアで、蝶番で連結されたドアを折りたたむ形で開閉します。収納やクローゼットで利用されるケースが多く、開閉時に必要なスペースは開き戸の1/3程度と、近くにドアなどがあっても干渉せず開け閉めしやすいのです。

ドアの開閉時に必要なスペースが少ないため、狭いスペースでも安心して利用できます。レールや溝が不要な上吊り式の折れ戸であれば、床面がフラットなので掃除しやすいといったメリットもあります。

ドアを折りたたむ形で開閉するので、ドアが折れる部分に子どもが指を挟む可能性がありますので注意してください。指をはさみにくい仕様もありますので、小さな子どもがいるご家庭はご利用ください。

また、ドアが折れ曲がる場所は荷物が取り出しづらいため、BOXに入れて収納するなど工夫が必要です。

建具の代表的な素材・特長

建具の代表的な素材・特長

建具に利用される素材は利用する場所などによって異なります。代表的な素材は以下の3つです。

  1. アルミ
  2. 樹脂

建具に利用される代表的な3つの素材と特長について解説します。

1.木

木を利用した建具はあたたかい印象を与え、多くの色やデザインなどとの組み合わせが豊富なため、室内の多くの場所で利用されています。同じ木の素材でも無垢材といって大木から切り出したものや板状の木を接着剤で貼り付ける合板、おがくずを圧縮して接着剤で固めた木質ボードがあります。

木で作られた建具は火に燃えやすく、雨や風、紫外線にあたり続けることで劣化し、色褪せやひび割れなども起きやすいです。そのため、外で木を利用するケースはあまりありません。

2.アルミ

アルミは軽量かつ安価で耐久性に優れた素材です。窓など直射日光が当たる場所でも色褪せしない上に耐水性も高いため、玄関扉や勝手口、窓のフレームなど水がかかる場所に最適です。

ただし、アルミは断熱性が低いため、アルミを利用した建具は夏は熱く、冬は冷たくなります。例えばアルミサッシであれば、外側のサッシが冬の冷気で冷たくなり、サッシの内側が部屋の中の暖気に触れることで結露する可能性があります。

3.樹脂

樹脂は軽くて断熱性に優れており、寒冷地では多く利用されている素材です。断熱性が低いアルミの代わりにサッシのフレームに塩化ビニールを巻いたものを樹脂サッシといい、アルミに比べて結露しづらいのが特長です。

アルミと比較するとコストが少し高いですが、樹脂を利用することで軽量化や衝撃性に強い建具を作成できます。使用場所により劣化スピードも異なりますが、耐久年数は30年〜50年といわれています。

安い建具メーカーを選ぶ際のポイント

安い建具メーカーを選ぶ際のポイント300

安い建具メーカーを選ぶ際には、オプションなどを加えた全体の金額同士で比較しましょう。建具はオプションの有無で料金が異なります。Aメーカーで標準の機能が、Bメーカーではオプションで機能をつけて同じ値段になる可能性があります。

もしオプションが必要でなければ、オプションを外すことで値段が安くなる可能性があるのです。建具メーカーを比較する際には、必要な機能をつけた値段で見積もりを依頼しましょう。

建具を安く購入できるメーカー

建具を安く購入できるメーカーは次の3つです。

  1. 永大産業
  2. ノダ
  3. リクシル

メーカーによって特長やオプションの有無で値段が異なります。必要なオプションがあれば含めた合計額で見積もりを依頼するようにしましょう。

1.永大産業

1.永大産業200

引用:EIDAI

永大産業は新築をはじめ、リフォームでも人気のある会社です。トレンドを取り入れた建具が人気で室内ドアや造作材、カウンター、間仕切りを提供しています。木目シートなど豊富なデザインを取り揃えているため、たくさんの組み合わせからお気に入りの家具を探すことが可能です。

全国のショールームでは、実際に見て触って費用の見積もりを依頼できるので、納得するまで建具を選定できます。ショールームに行けない方は、公式サイトからオンラインカタログやオンライン見学を利用してみてください。

2.ノダ

2.ノダ200

引用:NODA

ノダはお客様が希望する住空間の提供をコンセプトに、内装ドアや機能引き戸、収納、床材、階段、造作材、下地など多種の建材製品を取り扱っています。

天然木が持つ雰囲気を木目シートで表現することで、木質感の再現にこだわりつつ価格を抑えています。実際の商品のサンプル請求に対応していますので、気になる商品があればサンプルを取り寄せてみましょう。

3.リクシル

3.リクシル200

引用:リクシル

リクシルは住宅の購入やリフォームの際には高確率で提案を受ける、人気の大手建具メーカーです。建具以外にも水回り商品や外構関係も取り扱っており、家の全体的なコーディネートを依頼できます。全国80ヶ所以上のショールームやオンラインショールームで実際の商品を見学できます。

建具のまとめ買い割が効く企業から購入するのも1つの手段

建具のまとめ買い割が効く企業から購入するのも1つの手段200

さまざまなメーカーや建具を取り扱っている企業から購入するのも1つの手段です。購入する数量に応じて割引率が上がる企業を利用すれば、購入数量が増えるごとにおトクに購入できます。

企業はまとめての発送なら輸送費などのコストを抑えられるため、抑えた分を割り引きとして還元が可能になります。

引き戸をリフォームするならDIYがおすすめ!

引き戸をリフォームするならDIYがおすすめ!

代表的な建具であるドアの主な種類は引き戸、開き戸、折り戸の3つです。それぞれ特長があるため、ドアの周りの広さやバリアフリーなどの用途をふまえて配置することで快適な生活をサポートしています。

もし部屋のリフォームをお考えの場合は、こちらの引戸をおすすめします。襖や障子から引戸に交換するのを建具メーカーに依頼すると、建具代だけでなく工事代も発生します。しかしこちらの引き戸なら工事が不要です。15分程度で洋風のおしゃれな引き戸に簡単に交換できるため、手間とコストを抑えられます。

ドアを変えるだけで家の雰囲気は大きく変わります。興味がある方は、まずは電話で問い合わせをし、具体的な商品について相談しましょう。なお、次のページでは、おすすめの建具メーカーを10選紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

【2023年】おすすめの建具メーカー10選|メーカーを選ぶ際のポイントについても徹底解説!

関連記事