サッシ用キャットドアおすすめ5選!取り付け方法も分かりやすく解説

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

サッシ用キャットドアおすすめ5選!取り付け方法も分かりやすく解説

「愛猫が日向ぼっこできるようにベランダまで自由に行き来させてあげたい」「キャットドアを付けたいけど賃貸だから穴を開けるなんて絶対に無理」などと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そんな悩みを抱える猫の飼い主さんにおすすめなのが、窓のサッシにはめ込むタイプのキャットドアです。工事も不要なので、賃貸物件でも取り付けられます。

そこで本記事では、おすすめのサッシ用キャットドアを5つ厳選して紹介しています。また、サッシ用キャットドアを設置するメリット・デメリットや具体的な取り付け手順もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

DIYドア通販本店では、引き戸タイプのペットドアを販売しています。ドアの取り替えを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。

サッシ用キャットドアのメリット

サッシ用キャットドアを取り付けるメリットを3つ紹介します。

  • 工事なしで設置できる
  • 建具に穴を開ける必要がない
  • 原状回復も簡単にできる

工事なしで設置できる

サッシ用キャットドアのメリットは、専門的な工事や特別な工具が一切不要である点です。

電動ドリルで壁に穴を開けたりガラスを加工したりといった、技術と手間が必要な作業は全くありません。

製品が届いたその日に、30分程度の簡単な作業でキャットドアを設置できます。

建具に穴を開ける必要がない

通常のキャットドアはドアや壁に直接穴を開けて設置するため、一度取り付けると元に戻すのは非常に困難です。

また、特に引き戸や薄いドアの場合、穴を開けることで建具そのものの強度が低下し、歪んだり破損したりする可能性もあります。

対して、サッシ用キャットドアは既存のサッシレールを利用するため、大切な家の壁やドアを一切傷をつけることがありません。

建物の資産価値を損なうことなく安全に猫の通り道を確保できるので、持ち家の方に大きなメリットと言えるでしょう。

原状回復も簡単にできる

建物に傷をつけずに設置できるということは、取り外す際も完全に元の状態に戻せるということです。

賃貸物件の場合は原状回復の義務があるため、ドアや壁に穴を開けると修繕費用を請求されます。

その点、サッシ用キャットドアであれば、退去時に高額な修繕費用を請求される心配は一切ありません。

また、引っ越しをする際も、パネルを取り外して新しい家に持って行き、窓のサイズに合うように伸縮させればそのまま再利用することも可能です。

サッシ用キャットドアのデメリット

サッシ用キャットドアにはいくつかデメリットも存在します。

  • 窓の開口部が狭くなる
  • 断熱性が低下する
  • 家を空けるときは取り外す必要がある

以下より解説するデメリットも踏まえて、実際にサッシ用キャットドアを取り付けるかどうか検討しましょう。

窓の開口部が狭くなる

サッシ用キャットドアは窓のサッシにはめ込んで使用するため、そのパネルの幅の分だけ開口部が狭くなります。

特に頻繁に出入りするような掃き出し窓に設置すると、少し窮屈に感じるかもしれません。

そのため、パネルを設置した後の開口幅がどのくらいの狭さになるのか、許容範囲内であるかどうかを、あらかじめ確認しておくことが重要です。

断熱性が低下する

サッシ用キャットドアを設置すると、窓とキャットドアの間にどうしても隙間が生まれてしまうため、気密性が低下します。

特に冬場はパネルと窓の隙間から冷気が入り込み、暖房効率が下がってしまう可能性もあるでしょう。

断熱性を重視する場合は、隙間を埋めるためのシール材が付属している製品を選ぶのがおすすめです。

あるいは、市販の断熱シートや隙間テープを追加で貼るなどの工夫が必要になります。

家を空けるときは取り外す必要がある

サッシ用キャットドアには窓を施錠するための補助錠が付属していますが、これはあくまで簡易的なものです。

既存の窓に取り付けられている鍵(クレセント錠)が使えなくなるため、防犯性は確実に低下するでしょう。

短時間の外出であれば補助錠でも問題ありませんが、旅行のように長期間にわたって家を空ける際は、パネルを一度取り外して窓の鍵をきちんと施錠することが推奨されます。

設置・撤去が簡単とはいえ、この一手間が必要になることは購入前に理解しておくべきです。

サッシ用キャットドアおすすめ5選

ここでは、おすすめのサッシ用のキャットドアを5選紹介します。

  • メタルテック株式会社「ペットスル〜もん」
  • ペット用品スリーエス楽天市場店「サッシ用ペットドア」
  • Sansei「窓用 パネルキャットドア」
  • サンエルペットワールド「大型猫キャットフリードア」
  • PetSafe「スライディング ペットドア Lサイズ」

メタルテック株式会社「ペットスル〜もん」

ペットドア サッシ用

画像出典:楽天市場

メタルテック株式会社の「ペットスル〜もん」は、機能性を重視する方におすすめです。

この製品の特徴は、猫が通り抜けるフラップ部分に柔らかいブラシの束が付いていることです。

これにより、猫が静かに出入りできるのはもちろん、開閉時に「パタン」という音もしなくなります。音に敏感な猫や夜中の物音が気になるご家庭に最適でしょう。

さらに、ブラシによって気密性も保たれるため、冷暖房の効率を損ないにくいというメリットもあります。冬場の隙間風や夏場の冷気の逃げを最小限に抑えられます。

価格32,978円(税込)
ペットドアの大きさ小型犬〜中型犬向け
カラー5色

ペット用品スリーエス楽天市場店「サッシ用ペットドア」

ペット用品スリーエス楽天市場店「サッシ用ペットドア」

出典:楽天市場

ペット用品スリーエス楽天市場店の「サッシ用ペットドア」は、キャットドア自体の見た目やデザインを重視したい方におすすめです。

木目調と無地のホワイトの2色展開となっているため、お部屋の雰囲気に合うぴったりのカラーを選べます。

もちろん、補助錠も付属しており、防犯面にもしっかりと配慮されています。

キャットドアのデザインにもこだわりつつ、猫との快適な暮らしを実現したい方にぴったりの商品です。

価格39,820円(税込)
サイズ
カラー木目、ホワイト

Sansei「窓用 パネルキャットドア」

Sansei「窓用 パネルキャットドア」

出典:Amazon

Sanseiの「窓用 パネルキャットドア」は、とにかくシンプルなものを探している方におすすめの商品です。

余計な装飾のないシンプルなデザインは、どんな窓枠にもすっきりと溶け込みます。また、色も無地のホワイトなので、圧迫感も出ません。

なお、こちらの商品は85cm〜1m25cmの範囲で伸縮できるため、リビングの掃き出し窓には向いていません。寝室や子ども部屋にある腰高窓に最適でしょう。

価格22,000円(税込)
サイズ
カラーホワイト

サンエルペットワールド「大型猫キャットフリードア」

サンエルペットワールド「大型猫キャットフリードア」

出典:サンエルペットワールド

サンエルペットワールドの「大型猫キャットフリードア」は、大型猫を飼っているご家庭におすすめの商品です。

その名の通り、メインクーンやノルウェージャンフォレストキャットといった大型の猫種でも、余裕をもって通り抜けられるように通り道が広く設計されています。

また、ロック機能が付いているため、来客時や就寝時などは猫の出入りを制限できます。

大きな愛猫のために、ストレスフリーな動線を確保してあげたいという飼い主の方にぴったりです。

価格36,300円
サイズ大型猫用
カラーホワイト、木目
※注文時に他の色にも変更可能

PetSafe「スライディング ペットドア Lサイズ」

PetSafe「スライディング ペットドア Lサイズ」

出典:楽天市場

PetSafeの「スライディング ペットドア Lサイズ」は、猫だけでなく中型犬や大型犬も飼っているご家庭におすすめの製品です。

このLサイズは、大きな体格の犬でも余裕をもって通り抜けられるように設計されています。

また、アルミニウムフレームと強化ガラスでできており、耐久性も非常に高いです。

猫にとっては少し大きいかもしれませんが、大型犬にはぴったりのサイズです。多頭飼いされているご家庭に最適でしょう。

価格89,980円(税込)
ペットドアの大きさ大型犬向け
カラーブロンズ、ホワイト

サッシ用キャットドアの取り付け方法

最後に、サッシ用キャットドアの取り付け方法を紹介します。

  1. 窓の高さを測る
  2. 商品を購入する
  3. 窓の高さに合わせてパネルを伸縮させる
  4. パネルをはめ込む

1.窓の高さを測る

まず、パネルを設置したい窓の高さを正確に測定します。

上側のサッシの一番深いところから、下側のサッシの一番深いところまでを垂直に測りましょう。

この採寸が最も重要なので、1箇所だけでなく3箇所は測定してください。

2.商品を購入する

次に、サッシ用キャットドアを購入します。

このとき、測定したサッシの高さが「対応可能な高さ」の範囲内に収まっているかどうかを必ず確認してください。

3.窓の高さに合わせてパネルを伸縮させる

商品が届いたら、説明書に従ってパネルを組み立てます。

そして、採寸した高さに合わせてパネルの長さを伸縮させてください。

多くは本体パネルと伸縮パネルの2つに分かれており、伸縮パネルをスライドさせてネジやツマミで固定する仕組みになっています。

4.パネルをはめ込む

パネルを調整できたら、まず上のサッシに差し込んでください。

その後、パネルの下部をゆっくりと手前に引きながら、下のサッシレールの上に乗せるようにして垂直にはめ込みます。

パネルがぐらつかないように付属のネジやツマミをしっかりと締めて固定し、最後に防犯用の補助錠を取り付ければ完了です。

自宅の窓のサッシに合うキャットドアを取り付けよう

本記事では、サッシ用キャットドアのおすすめ商品や具体的な取り付け方法などを紹介しました。

サッシ用キャットドアは、賃貸住宅にお住まいの方やDIYが苦手な方に最適なアイテムです。工事や工具が不要なので、誰でも手軽かつ安全に猫の通り道を作ることができます。

この記事で紹介したおすすめ商品を参考に、愛猫やご自宅の環境にぴったりの製品を探してみてください。

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※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

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