【2023年最新版】おすすめの襖メーカー10選|よくある質問も紹介します!

【2023年最新版】おすすめの襖メーカー10選|よくある質問も紹介します!

襖は、日本の伝統的な和室に欠かせない引き戸です。最近では洋室の家が非常に増えましたが、畳の香りや襖がある和室に入ると落ち着くと感じる人も多いでしょう。

繊細な襖を部屋に取り入れることで、より洗練された和室を演出できます。今回の記事では、おすすめな襖メーカーを10選ご紹介します。さまざまなメーカーがあるため、この記事を参考に理想の襖を見つけましょう。

おすすめの襖メーカー10選

おすすめの襖メーカーとして、以下の10社があげられます。

  • 有限会社富士産業
  • 川庄襖紙株式会社
  • 株式会社ダンク
  • ルノン株式会社
  • 株式会社菊池襖紙工場
  • 株式会社キツタカ
  • 一楽木工株式会社
  • 和幸産業株式会社
  • 株式会社久保木工
  • 有限会社田宮製畳

ここからは、それぞれの特徴や襖の魅力をご紹介します。どの襖メーカーにしようか迷っている人は参考にしてみてください。

1.有限会社富士産業

1.有限会社富士産業

引用:富士産業

富士産業の大きな特徴として、以下の3つがあげられます。

  • 品質はキープしつつスピーディーに襖を作れる
  • 材料の選別から全肯定を自社製作
  • 出荷前の徹底した検査

富士産業は、1,000種類50,000本と大量な襖の在庫を持っています。一つひとつを丁寧に乾燥させており、最適な状態で保存しています。

また、採寸はデジタルカット、襖紙張りは手作業など、機械と手作業を組みあわせているため、丁寧かつスピーディーな製作が可能です。

2.川庄襖紙株式会社

2.川庄襖紙株式会社

引用:川庄襖紙株式会社

川庄襖紙株式会社の特徴は、以下の3つがあげられます。

  • 最も古い歴史をもつ玉鳳紙を製作・販売している
  • 求めやすい価格帯から高級な襖紙まで5種類揃えている
  • 鳥の子と呼ばれる高級紙を使用している

川庄襖紙株式会社は、襖本体ではなく襖に使用する襖紙の販売をしているメーカーです。古来南北朝時代から伝わる「鳥の子」と呼ばれる高級紙を使用しているのが特徴です。

古い歴史をもつ玉鳳紙や、求めやすい価格帯のごりんなど5種類あります。模様も和風で美しいため、部屋に馴染みやすいでしょう。

3.株式会社ダンク

3.株式会社ダンク

引用:株式会社ダンク

株式会社ダンクの特徴は、以下の3つがあげられます。

  • 自社にベテラン職人を抱え、新人教育もしているため安定したクオリティーを実現
  • 襖紙を襖だけでなく、壁や天井に貼り付けて使用することにも対応
  • 襖のメンテナンスも対応

襖にはさまざまな種類があり、種類ごとに襖紙の貼り方や適切な糊が異なります。しかし、最近では襖の種類に関わらず全て同じ方法・同じ糊で貼り付けているケースが多いでしょう。

株式会社ダンクでは、襖の種類から適切な貼り替え方法・糊を見極められます。襖が長持ちすることにも繋がるでしょう。

4.ルノン株式会社

4.ルノン株式会社

引用:ルノン株式会社

ルノン株式会社の特徴は、以下の3つがあげられます。

  • 6種類の襖紙を揃えている
  • グッドデザイン賞を受賞した襖紙がある
  • 天袋や地袋にも使用できるサイズの襖紙も販売している

ルノン株式会社は、代理店などで襖紙や壁紙の販売を行うメーカーです。ルノン株式会社の襖紙でとくに注目したいのが、グッドデザイン賞を受賞した新鳥の子紙「ルノン凛」です。

部屋にも馴染みやすくおしゃれな模様なため、洋室に取り入れやすいでしょう。

5.株式会社菊池襖紙工場

5.株式会社菊池襖紙工場

引用:株式会社菊池襖絵工場

株式会社菊池襖絵工場の特徴は、以下の3つがあげられます。

  • 大正時代から続く襖紙製造
  • 金箔や銀箔を利用した「金銀砂子細工」に対応している
  • シールやアイロンで貼れる襖紙を販売している

株式会社菊池襖紙工場は大正時代から創業している老舗メーカーです。金銀砂子細工のように、伝統的な技法による装飾を施した高級襖紙も販売しています。

それだけでなく、シールやアイロンで貼れる襖紙もあるため、家庭でも簡単に貼り替え作業ができておすすめです。

6.株式会社キツタカ

6.株式会社キツタカ

引用:株式会社キツタカ

株式会社キツタカの特徴は、以下の3つがあげられます。

  • 洋室にも合うモダンなデザインの襖紙
  • 安い価格帯でも高品質な襖紙も用意している
  • 木目柄で和室にも洋室にも合う高級襖紙も製造している

株式会社キツタカは、襖紙の販売だけでなく畳や障子の販売から内装工事までを一貫して行うメーカーです。安い価格から高級な襖紙まで種類が多いだけでなく、襖の枠交換も可能なのが魅力的でしょう。

枠も4種類と豊富なため、部屋の模様替えや襖のメンテナンスとして依頼するのもおすすめです。

7.一楽木工株式会社

7.一楽木工株式会社

引用:一楽木工株式会社

一楽木工株式会社の特徴は、以下の3つがあげられます。

  • 30年以上全国トップシェア率を維持している
  • 襖縁は木取りから最後まで工程は全て自社で行っている
  • 20種類以上と豊富な襖縁の種類がある

一楽木工株式会社は、襖縁を看板商品としており、襖の土台となる襖骨などの木製建具部材を販売するメーカーです。寺社仏閣の注文にも対応しており、30年以上のトップシェア率を誇ります。

一楽木工株式会社の襖縁は、最初から最後まで自社工程のため、安定したクオリティーを実現しているのも魅力的です。

8.和幸産業株式会社

8.和幸産業株式会社

引用 :和幸産業株式会社

和幸産業株式会社の特徴として、以下の3つがあげられます。

  • 大手ハウスメーカー向けに襖や木材を製造している
  • 木材加工に必要なさまざまな機械を取りそろえている
  • 徹底した生産・品質管理でお客様のニーズに合わせた加工が可能

和幸産業株式会社は、「ズレのない木材加工」をモットーに、お客様のニーズに沿った商品を製造するメーカーです。創業は昭和53年と長い歴史があり、生産・品質管理を徹底しています。

社内にはさまざまな木材加工の機械があるため、襖だけでなく合板加工やパネルなどさまざまな商品を製造できるのが特徴です。

9.株式会社久保木工

9.株式会社久保木工

引用:株式会社久保木工

株式会社久保木工の特徴は、以下の3つがあげられます。

  • 組子式で襖などの木製パーテーションを製造
  • 環境に配慮した襖製造を行っている
  • 原材料と構造にこだわった耐久性が高い襖を製造している

株式会社久保木工では、製造段階では科学製品の使用を極力控えています。そのため、火災などがおきても有毒ガスが発生せず、人にも環境にも安全な襖です。

また、湿気が多い日本の気候に合った木材と、衝撃に強い構造を組み合わせています。長年使用できる耐久性が高い襖であることも魅力的です。

10.有限会社田宮製畳

引用:有限会社田宮製畳

有限会社田宮製畳の特徴として、以下の3つがあげられます。

  • 明治40年創業で100年以上技術を継承し続けている
  • 襖を貼る前にきちんと下処理をしているため20年と長持ちする
  • 枠塗りや引手交換など無料オプションが充実している

有限会社田宮製畳は、明治40年創業の老舗畳販売店です。畳だけでなく、襖やクロスなど部屋の内装に関するさまざまな商品に対応しています。

100年以上と長い歴史の中で積み上げてきた技術を継承し続けており、襖を貼り替える前には丁寧な下処理を施します。そのため、20年と長持ちさせられるのが魅力的です。

襖のメーカーでよくある3つの質問

襖のメーカーでよくある3つの質問

襖メーカーに関してよくある質問として、以下の3つがよくあげらます。

  • 古くなった襖の替え時とは?
  • ふすまの選び方のポイントはありますか?
  • 襖の価格やグレードは何で決まりますか?

ここからは、3つの質問について詳しく解説していきます。

質問1.古くなった襖の替え時とは?

襖の劣化速度は、日光の当たり具合や室内の湿度などにより異なります。そのため、襖の状態を見て替え時を判断しましょう。以下のような状態になっている場合は、襖を替えることをおすすめします。

  • 茶色や黄色に変色している
  • 色あせが目立つ
  • たるみやしわがある
  • カビが生えてきている

カビやたるみなどは目立ってくれば替え時とわかりやすいですが、変色や色あせなどは毎日見ていると気が付きにくいでしょう。そのため、とくに劣化が目立たなくても10年経ったら替えることをおすすめします。

質問2.ふすまの選び方のポイントはありますか?

襖を替える際は、以下の点に注目して襖紙を選ぶことをおすすめします。

  • 部屋の雰囲気やインテリアに合ったデザイン
  • 汚れ防止加工など機能性が高い襖
  • ペットや小さな子どもがいる場合は強度が高い襖を選ぶ

最近は洋室にも合わせられるモダンなデザインの襖も増えています。そのため、家具やインテリアに合わせたデザインを選ぶのがおすすめです。

また、汚れがついても拭き取りやすい加工がされた襖や、ペットが爪で引っ掻いても破れにくく耐性が強い襖もあります。ライフスタイルに合わせて機能的な襖であるかも注目しながら選びましょう。

質問3.襖の価格やグレードは何で決まりますか?

襖のグレードは、主に以下の項目をもとに決まります。

  • 襖紙や襖下地など材料
  • 襖の加工方法
  • 現場での建て合わせ方

材料が高級品だったり、加工方法が複雑だったりするとグレードが高くなるため、価格も高くなる傾向にあります。通常の襖でも現場での建て合わせ方によっては高くなることがあるため、予算通りに購入できるかメーカーと相談して決めましょう。

まとめ

まとめ

今回は襖について、おすすめなメーカーを10社ご紹介してきました。和室だけでなく、洋室にも合わせられるモダンなデザインも増えてきており、和洋折衷でおしゃれな部屋作りができるでしょう。

メーカーによって襖やサービスの特徴が異なります。デザインや機能性に注目し、自宅のインテリアやライフスタイルにあった襖を選びましょう。

次のページでは、襖の張り替えにかかる値段の目安や業者選びのポイントを解説しています。

【種類別】襖の張り替えにかかる値段の目安は?業者選びのポイントも解説