本襖・ダンボール襖・スタイロ襖・ハニカム襖の違い

※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

本襖・ダンボール襖・スタイロ襖・ハニカム襖の違い

襖にはさまざまな種類がありますが、それぞれの構造や特徴には大きな違いがあります。

ダンボール襖は芯材に波状のダンボールを使った量産型で、軽くて安価な反面、湿気や経年劣化に弱く耐久性に課題があります。

スタイロ襖は発泡スチロール系の断熱材を芯材とし、防音性や断熱性に優れていますが、やや重く、自然素材ではありません。

ハニカム襖は紙や樹脂の蜂の巣構造を用いた軽量タイプで、コストと強度のバランスに優れていますが、人工素材が中心です。

それに対し、本襖(ほんぶすま)は木製の骨組みに「組子(くみこ)」を施し、紙を貼って仕上げる、古来から続く日本の伝統的なつくりです。自然素材を活かしているため、通気性や調湿性に優れ、日本の四季や気候にぴったり。紙の貼り替えで長く使えるうえ、環境にもやさしいエコでサステナブルな建具です。

また、格式ある佇まいは、和室や茶室に落ち着きと品格を与え、住まいに「本物の美しさ」をもたらします。

量産品にはない、自然との調和と手仕事のぬくもりを感じられる本襖は、現代の暮らしにこそ取り入れたい一枚です。

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