戸襖とは?和襖の違いや見分け方、張替え時の注意点を徹底解説!
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襖は「戸襖」や「和襖」といった種類があり、それぞれ用途が異なります。
ただし、襖について詳しくないと見分けがつかず、何を基準に種類を判断していいのかわかりません。そこで、襖交換の参考になるように、本記事では戸襖の概要や張り替える際の注意点を紹介します。
また、張り替えにかかる費用もあわせて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
戸襖(ふすま)とは?
戸襖の概要について、次の3つの観点から紹介します。
- 戸襖の主な特徴
- 戸襖と和襖の違い
- 戸襖と和襖を見分ける方法
ここでは、それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
戸襖の主な特徴
洋室と和室を仕切る時に使用される機会が多いのが「戸襖」です。
また、戸襖は和室と洋室どちらの雰囲気にも合わせられるように、使用される素材が異なるのが特徴です。和室側には襖紙、洋室側にはクロス張りや木材などを使用して、それぞれの部屋の雰囲気に合わせています。
さらに、リビングと和室の仕切りにも使用されます。戸襖を閉めることで、洋室とリビングの雰囲気を崩すこともありません。
部屋をより広く見せたい時は、戸襖を開けるだけで済みます。和室と洋室どちらの雰囲気にも合わせられるのが、戸襖の魅力です。
戸襖と和襖の違い
和室同士を仕切るのが「和襖」です。和襖は、骨組みに和紙と襖紙を貼り付けられてます。
戸襖よりも軽量なので、簡単に開け閉めできるので子供から大人まで誰もが使いやすいです。その反面、耐久性が低く軽い力でも破れてしまうので、注意して扱う必要があります。
一方、戸襖はベニヤ板を使用しているため耐久性が高いのが特徴です。縁は接着しているため取り外しはできないものの、簡単には壊れません。
戸襖と和襖を見分ける方法
戸襖と和襖を見分ける際は、襖の裏側にベニヤ板が使われているか確認しましょう。
しかし、襖の裏側を見てもベニヤ板かよくわからないということもありえます。見分けがつきにくい場合は、襖を触った時の感覚で判断します。
襖を触った時に「固いと戸襖」「柔らかいと和襖」というように判断が可能です。ただし、襖を触りすぎると破けたり、壊たりする原因なるため注意してください。
戸襖の張り替える時の注意点
戸襖を張り替える時の注意点は、以下の通りです。
- 無理に縁を外そうとしない
- 丁寧な処理を要する
- 状態によっては交換が必要となる
襖は経年劣化しやすく、メンテナンスや交換が必要です。和襖より耐久性が高い戸襖も例外ではありません。
ここでは、それぞれ詳しく紹介します。
無理に縁を外そうとしない
戸襖を張り替える時は、無理に縁を外してはいけません。
戸襖は構造的に、縁を接着剤で取り付けられています。無理に強い力を加えると、割れたり壊れたりする可能性もあります。
一方、和襖は接着剤ではなく釘で取り付けられています。和襖であれば、再度釘を打ち込むだけ取り付けられるので縁を外しても大きな問題にはなりません。
縁の破損を防ぐためにも和襖か戸襖を判別したうえで取り掛かると失敗を未然に防げます。
丁寧な処理を要する
綺麗な見た目にするためにも、戸襖の張り替えでは丁寧な処理が必要です。
和襖の縁は釘で取り付けられているため取り外しできます。縁を外してから襖紙を張り替えられるので、少し雑に処理しても縁で隠して誤魔化せます。
一方、戸襖は縁を外せないため、張り替えた襖紙の端の部分が目立ちます。襖紙の端を残したままにすると、見た目が美しくなく、違和感を感じるでしょう。
戸襖を張り替える際は余分な襖紙をカットできるよう、カッターや定規などの事前に用意してください。また、カッターの切れ味が悪いと綺麗に処理できないので、定期的に刃を取り替えるのもコツです。
状態によっては交換が必要となる
戸襖の経年劣化状態に応じて、交換も視野に入れましょう。
経年劣化の遅い戸襖でも、いずれ交換は必要になります。戸襖に使用されるベニヤ板は傷むことが多いです。
素材の状態があまりにも悪い場合は、交換した方が手間も費用も抑えられます。無理して自分で補修するよりも、プロに相談するのも1つの方法です。
戸襖の張り替えにかかる費用
戸襖は約15,000円〜20,000円で張り替えられます。戸襖を張り替えるに必要な道具は以下の通りです。
- カッター
- ベニヤ板
- ペンチ
- のり
- のりハケ
- トレイ
- マイナスドライバー
- 襖紙
- クロス
いずれも、ネットはもちろんホームセンターでも購入可能です。ただし、襖紙とクロスは種類も多く価格もバラバラです。襖紙は種類によって異なりますが、約2,000円〜50,000円の間で購入できます。
また、プロに戸襖の張り替えを依頼する場合は「約50,000円」で交換可能です。自分で張り替えるよりも費用は高くなるものの、より綺麗な仕上がりになります。
戸襖の張り替えはDIYでも可能!
戸襖は和襖に比べて耐久性が高く、経年劣化しにくい傾向にあります。
しかし、戸襖に使用されるベニヤ板などの素材は傷むことがあるため、張り替えは不可欠です。戸襖はカッターやのりなど必要な道具を揃えれば、DIYでも張り替えられます。
ただし「高級な襖紙を張りたい」や「自分で張り替える自信がない」といった場合はプロに依頼するのも1つの方法です。プロに依頼すると費用はかかりますが、綺麗に張り替えてくれます。
さらに、部屋の雰囲気を大きく変えたい場合は引き戸への交換もおすすめです。弊社「DIYドア通販本店」が販売している「木製引き戸 フラットドア」や「木製引き戸 大窓」であれば、部屋の雰囲気に合うカラーやデザインも選べます。
理想の部屋に近づけられるように、引き戸への交換もぜひ検討してみてください。