押入れのアレンジアイデア11選!初心者・中級者・上級者別に紹介

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押入れのアレンジアイデア11選!初心者・中級者・上級者別に紹介

多くの家庭にある押入れは、単なる物置と化してしまっているケースは少なくありません。

実際に「押入れが、布団や衣類を収納するだけのスペースになっている」「押入れをもっと素敵にアレンジしたい」などと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、初心者向けから上級者向けまで、押入れのアレンジアイデアを11選紹介します。また、アレンジを成功させるための重要な注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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【初心者向け】押入れのアレンジアイデア4選

まずは、DIY初心者の方や賃貸住宅にお住まいの方でも、気軽に挑戦できる簡単なアレンジアイデアから紹介します。

  1. 襖を張り替える
  2. 押入れの壁にリメイクシートや壁紙を貼る
  3. 有孔ボードで壁面収納を作る
  4. 襖を取り外してカーテンやロールスクリーンを取り付ける

1. 襖を張り替える

押入れや部屋全体の雰囲気を手軽に変えられるのが、襖の張り替えです。

最近のふすま紙は、伝統的な和柄だけでなくシンプルな無地や洋室にも合うおしゃれなデザインが豊富に揃っています。

アイロンで貼れるタイプや裏面がシール状になっているタイプを選べば、DIY初心者でも簡単に張り替えることが可能です。

2. 押入れの壁にリメイクシートや壁紙を貼る

襖だけでなく押入れ内部の壁もアレンジ可能です。

ベニヤ板むき出しの壁にリメイクシートや壁紙を貼るだけで、押入れの印象が劇的に変わります。

たとえば、部屋の壁と同じ壁紙を貼れば、押入れが部屋の一部のように馴染みます。

また、木目調やコンクリート調のリメイクシートを使えば、従来の押入れとはまったく違う雰囲気を演出できるでしょう。

貼って剥がせるタイプを選べば、賃貸物件でも安心です。

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3. 有孔ボードで壁面収納を作る

押入れの奥の壁や側面の壁は、手つかずのデッドスペースになりがちです。ここに、有孔ボードを取り付けることで、新たな収納スペースを作れます。

有孔ボードに専用のフックや棚などを組み合わせれば、置き場所に困るバッグや帽子などを引っ掛けて収納できます。

どこに何があるか一目瞭然となるため、忙しい朝の準備も効率化できるでしょう。

4. 襖を取り外してカーテンやロールスクリーンを取り付ける

部屋を広く見せたいなら、襖を取り外してしまうのがおすすめです。視線が奥まで届くようになるので、かなり広々と感じるようになります。

中身が丸見えになるのが気になる場合は、カーテンやロールスクリーンを取り付けましょう。

カーテンは、強力な突っ張り棒を使えば壁に穴を開けずに設置できるため、賃貸でも安心です。

ロールスクリーンは、部屋をモダンな印象にしたい方にぴったりです。使わないときは、上にすっきり巻き上げておけます。

【中級者向け】押入れのアレンジアイデア3選

次に、工具を使って押入れをより本格的にアレンジする中級者向けのアイデアを紹介します。

  1. クローゼットにリフォームする
  2. 棚板を活かしてワークスペースにする
  3. 壁面収納や棚を取り付けて作業エリアにする

1. クローゼットにリフォームする

手持ちの服が多い方は、押入れをクローゼットにリフォームするのがおすすめです。

やり方としては、押入れの中段の棚板を取り払ってハンガーパイプを設置するだけでクローゼットの完成です。

シワをつけたくないシャツや丈の長いコート・ワンピースなどを、掛けて収納できるようになります。毎日の服選びも楽になるでしょう。

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2. 棚板を活かしてワークスペースにする

中段の棚板をそのまま使用してワークスペースとしてアレンジするという方法もあります。

押入れは奥行きがたっぷりあるため、パソコンモニターやキーボードを置いても十分な作業スペースを確保できます。

仕事をしやすいように、手元を照らす照明や延長コードも設置しましょう。

3. 壁面収納や棚を取り付けて作業エリアにする

自分の趣味に専念できるスペースが欲しい方は、押入れを作業エリアにリフォームするのがおすすめです。

中段の棚板は、ワークスペースと同様に作業台として活用します。また、奥の壁や側面の壁に有孔ボードや棚を取り付ければ、道具類や器具などを収納できるようになります。

作業に必要な道具一式をまとめて管理できるので、作業効率もアップするでしょう。

【上級者向け】押入れのアレンジアイデア4選

ここからは、上級者向けの本格的なアレンジを紹介します。

  1. ウォークインクローゼットにする
  2. 本棚と照明を置いて読書スペースにする
  3. 棚板を撤去してキッズスペースにする
  4. 襖を取り外してクローゼット扉を取り付ける

以下より紹介するアレンジアイデアを実践するときは、無理に1人で行わず専門業者への依頼も検討してみてください。

1. ウォークインクローゼットにする

押入れは、ウォークインクローゼットに改造することもできます。

ウォークインクローゼットにリフォームすれば、衣類だけでなくバッグや帽子などの小物も1箇所にまとめて収納できるようになります。

家族全員分の洋服を収納することも可能で、洗濯や衣替えの効率も格段に上がるでしょう。

また、全身鏡や照明も設置すれば、その場で着替えや身だしなみチェックまで完結できるようになります。

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2. 本棚と照明を置いて読書スペースにする

読書好きの方には、押入れを読書スペースにリフォームするのがおすすめです。

中段の棚板を取り外して、本棚や照明を設置しましょう。床に厚手のラグやクッションを敷き詰めれば、読書に集中できる空間が完成します。

ほどよい大きさの押入れは、読書に集中するのにぴったりの空間と言えます。

3. 棚板を撤去してキッズスペースにする

押入れをキッズスペースとして改造するという方法もあります。

中段を撤去して、子どもが中で立てるくらいの高さを確保しましょう。

床にクッション性のあるジョイントマットを敷いて、安全に遊べる空間にアレンジします。

壁にお絵描きできる黒板シートを貼ったり、床に本棚やおもちゃ箱を置いたりすれば、子どもだけの特別な空間を作れます。

4. 襖を取り外してクローゼット扉を取り付ける

襖の代わりに、クローゼット扉を取り付けるのもおすすめです。見た目が洋風のクローゼットになるため、部屋全体の雰囲気もガラッと変わります。

取り付けはご自身だけでも可能ですが、精密な採寸や取り付け技術が求められるため、専門業者に依頼すると安心です。

DIYドア通販本店では、さまざまな種類の押入れ用クローゼット扉を販売しています。扉の取り付けを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。

押入れをアレンジするときに注意すべきポイント

押入れのアレンジを実行する前に必ず確認しておきたい3つの注意点を紹介します。

  • アレンジに取り掛かる前に掃除や下準備を行う
  • 賃貸物件の場合は原状回復について確認する
  • 構造上の安全性に気を付ける

アレンジに取り掛かる前に掃除や下準備を行う

アレンジに取り掛かる前に、まずは掃除と下準備を行うことが重要です。

押入れの中を空にして、ホコリや汚れなどをきれいに掃除してください。

カビが発生している場合は、カビ取り剤でしっかり除去して消毒用エタノールで拭き上げましょう。エタノールが完全に乾くのを待ってから、作業に取り掛かってください。

賃貸物件の場合は原状回復について確認する

賃貸物件にお住まいの場合は、退去時に部屋を借りた時の状態に戻す「原状回復義務」があります。

そのため、DIYを行う前に必ず大家さんや管理会社に、どこまで手を入れて良いのかを確認しましょう。

壁に穴を開けたり塗装したりといった、元に戻せないアレンジは原則としてできません。貼って剥がせる壁紙や突っ張り棒など、原状回復しやすいアイテムを選ぶのがおすすめです。

構造上の安全性に気を付ける

古い木造住宅の場合は、押入れの中段や内部の柱が単なる仕切りではなく、家全体の構造を支える重要な構造材の一部となっている可能性があります。

もし知識のないまま自己判断でこれらを解体・撤去してしまうと、家の強度や耐震性に影響を及ぼすことも考えられます。

そのため、大掛かりなリフォームを検討する際は、必ず事前に専門家に構造上問題ないかを確認してもらってください。

押入れをアレンジして理想の空間を実現しよう

本記事では、初心者向けから上級者向けまで多数の押入れアレンジアイデアを紹介しました。

襖を張り替えたり壁紙を貼ったりするだけでも、押入れや部屋全体の雰囲気をガラッと変えることができます。

もしくは、中段の棚板を取り外したり襖を取り払ったりして、本格的なアレンジをしてみるのも良いでしょう。

ただし、実際にアレンジする際は本記事で紹介した注意点にも目を通し、安全に配慮しながらリフォームを行ってください。

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