押入れのレイアウト例を5つ紹介!収納スペースを活用するためのルールも解説

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押入れのレイアウト例を5つ紹介!収納スペースを活用するためのルールも解説

押入れの中を整理するには、空間を上手く活用することが大切です。

ただ、「何に気を付けて収納したら良いのか分からない」「ハンガーラックや衣装ケースを置きたいけど、最適な配置が分からない」と悩んでいる人もいるでしょう。

そこで本記事では、押入れを有効活用するための基本的な3つのルールや具体的なレイアウト例を解説しています。また、押入れ収納にぴったりな商品もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

DIYドア通販本店では、押入れ用本襖やさまざまな種類の押入れ用クローゼット扉を販売しています。扉の取り付けを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。

押入れの収納スペースを最大限に活用するための3つのルール

まず、押入れ収納を攻略するために最も重要な3つのルールを紹介します。

  • 上段・中段・下段は収納するものを使用頻度で分ける
  • 手前と奥で空間を分ける(奥行きの活用)
  • 左右で収納物のカテゴリーを分ける(横幅の活用)

この3つのポイントを意識すれば、収納量が格段に増えるだけでなく綺麗に整理整頓できるようになります。

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上段・中段・下段は収納するものを使用頻度で分ける

押入れは、多くの場合「上段」「中段」「下段」という3つの大きなエリアに分かれています。

それぞれ出し入れのしやすさが異なるため、使用頻度に応じて収納する場所を決めましょう。

  • 上段:年に数回しか使わない物を置くエリア
  • 中段:毎日〜週に数回は使う物を置くエリア
  • 下段:週に数回〜月に数回は使う物や重い物を置くエリア

最も出し入れしにくい上段には、軽くて使用頻度の低いものを収納しましょう。

ちょうど目線の高さにあり、最も出し入れしやすい位置にある中段には、使用頻度が高いものを収納するのがおすすめです。

取り出しやすいものの、出し入れにかがむ必要がある下段には、使用頻度がやや低いものや重量のあるものを置くのが最適です。

手前と奥で空間を分ける(奥行きの活用)

一般的な押入れの奥行きは80cm前後であることが多いため、収納する際は手前と奥で空間を分けましょう。

深い奥行きを一つの空間として使おうとすると、奥にしまった物が取り出しにくくなったり手前がデッドスペースになったりする可能性があります。

押入れの奥行きは以下のようにエリアを分けて活用するのがおすすめです。

  • 手前エリア: 使用頻度の高い物を置くエリア
  • 奥エリア: 使用頻度の低い物を置くエリア

手前エリアには、毎日のように使用する物を置きましょう。サッと取り出せるように、空間にゆとりを持たせるのがポイントです。

奥のエリアは物が取り出しにくいため、シーズンオフの衣類や家電といった長期間出番がないものの定位置にしましょう。

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左右で収納物のカテゴリーを分ける(横幅の活用)

押入れは、一般的に横幅が180cmほどある広めの空間となっています。そのため、横幅も中央で区切って「右エリア」と「左エリア」に分けて活用するのがおすすめです。

たとえば、「右側は夫のスペース、左側は妻のスペース」といった形で使う人によってエリアを分けることができます。

もしくは、「右側は衣類専用エリア、左側は趣味の物・ストック品エリア」など、収納する物のカテゴリーで分けることも可能です。

空間を分けることで、物の定位置がより明確になり、探す手間も省けるでしょう。

押入れのレイアウト例5選

それでは、前述の3つのルールをもとに、押入れのレイアウト例を5つ見ていきましょう。

  1. 押入れをクローゼット化するときのレイアウト例
  2. 家族全員分の衣類を収納するときのレイアウト例
  3. 布団を収納するときのレイアウト例
  4. 日用品のストックや掃除用具などを収納するときのレイアウト例
  5. 半間押入れのレイアウト例

1. 押入れをクローゼット化するときのレイアウト例

押入れをクローゼット化するときのレイアウト例

画像出典:アイリスプラザ「押入れを隅から隅まで使い切る!完全攻略大作戦~メタルラックビフォーアフター」

こちらは、押入れをクローゼット化するときのレイアウト例です。畳む服とラックにかける服を分けるのがポイントです。

中段にはハンガーラックや突っ張り棒を設置し、オンシーズンの服を掛けます。

ハンガーラックの下に生まれた空間にはボックスを置き、普段使いのバッグや帽子などを置くスペースとして活用しましょう。

下段には奥行きにぴったりなサイズの衣装ケースを2〜3個並べて、Tシャツや下着といった畳む衣類を収納します。

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2. 家族全員分の衣類を収納するときのレイアウト例

家族全員分の衣類を収納するときのレイアウト例

画像出典:LEE「「押し入れクローゼットが使いにくい」を解決!ママと子ども2人分の服の整理術をプロが指南」

こちらは家族全員分の衣類を収納するときのレイアウト例です。押入れの横幅を左右に分けて、持ち主別に衣類を整理するのがポイントです。

中段にハンガーラックを設置して、右と左で母親と父親の衣類を分けて掛けます。

ハンガーラックの下にあるボックスも、持ち主別に左右で分けて収納しましょう。

下段には衣装ケースを置いて、「右列は母親、真ん中は父親」など、列ごとに持ち主を分けます。

また、下段の空いたスペースは子ども用のエリアにすれば、小さいお子様でも自分で服を出し入れ可能です。

3. 布団を収納するときのレイアウト例

布団を収納するときのレイアウト例

画像出典:ベルメゾンネット「押入れ収納のアイデア|プロが解説|布団や衣類がきれいに片付く収納グッズをご紹介」

こちらは布団を収納するときのレイアウト例です。布団を出し入れしやすいように収納するのがポイントです。

中段には、枕やシーズンオフの毛布などを置きましょう。特に羽毛布団はかさばるので、圧縮袋を使用するのがおすすめです。

下段には、キャスター付きの布団ラックを置いて、そこに布団を収納しましょう。キャスター付きのラックを活用すれば、重い布団も楽に出し入れできるようになります。

4. 日用品のストックや掃除用具などを収納するときのレイアウト例

日用品のストックや掃除用具などを収納するときのレイアウト例

画像出典:特集・コラム – ディノス「「何をどう入れる?」押入れ収納を見直す3つのコツ」

こちらは日用品のストックや掃除用具などを収納するときのレイアウト例です。奥行きを最大限に活用するのがポイントです。

中段には、布団や衣類など使用頻度の高い物を収納します。トイレットペーパーやキッチンペーパーのストックなど、軽くて嵩張る物を収納するのも良いでしょう。

下段には、キャスター付きのスリムなラックを2〜3台並べて配置します。キャスター付きのラックは、奥の物もスムーズに取り出せるうえに在庫管理もしやすくなるのでおすすめです。

それぞれのラックには「飲料・食品ストック」「洗剤・ティッシュ類」「掃除用具」などカテゴリーを分けて収納します。

5. 半間押入れのレイアウト例

半間押入れのレイアウト例

画像出典:katazukeshuno.com「半間の押入れをクローゼットに。お気に入りの服が出し入れしやすい秘密とは?」

半間の押入れは幅が約90cmしかないため、収納する物のカテゴリーを一つに絞るのがおすすめです。

たとえば一人用のクローゼットとして使う場合、中段にはハンガーラックを、下段には奥行きに合ったスリムな衣装ケースを置きましょう。

もしくは本や書類の収納スペースとして使う場合、中段には書類を収納するための収納ボックスを、下段にはキャスター付きの本棚を設置します。

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押入れのレイアウトにおすすめな商品

ここからは、押入れのレイアウトにおすすめな商品を7つ紹介していきます。

  • ベルメゾン「伸縮頑丈ダブルハンガーラック」
  • ベルメゾン「見た目が綺麗な衣類収納ケースセット」
  • ベルメゾン「布団が取り出しやすい幅伸縮式押入れ整理ラック」
  • ニトリ「縦横伸縮ハンガーラック(ヴェルサ2 ダブル)」
  • CAINZ「クローゼット棚上収納袋 M」
  • CAINZ「収納キャリー 押入れ用」
  • YAMAZEN「収納ラック」

ベルメゾン「伸縮頑丈ダブルハンガーラック」

ベルメゾン「伸縮頑丈ダブルハンガーラック」

画像出典:ベルメゾン

ベルメゾンの「伸縮頑丈ダブルハンガーラック」は、大量の衣類を収納できるハンガーラックです。

ハンガーバーが前後2列になっているので「手前に今シーズンの服、奥にオフシーズンの服」といった使い分けができます。

また、耐荷重は約30kgほどあるため、デニムやコートなど重量のある衣類を掛けても壊れたり倒れたりする心配がありません。

収納力と頑丈さを求める方に最適なハンガーラックです。

価格10,800~15,900円(税込)
小:63~101cm
大:116〜180cm
高さ81〜116cm
奥行き40.5cm
耐荷重約30kg
商品コード小:102133401001
大:102133401002

ベルメゾン「見た目が綺麗な衣類収納ケースセット」

ベルメゾン「見た目が綺麗な衣類収納ケースセット」

画像出典:ベルメゾン

ベルメゾンの「見た目が綺麗な衣類収納ケースセット」は、収納に生活感を出したくない方におすすめな衣装ケースです。

中身が透けないクローズドタイプなので、ごちゃごちゃと物を収納しても見た目を常にすっきりさせられます。

また、収納ケースのサイズは全部でS・M・Lの3つあり、購入時に選択可能です。

価格9,990~13,560円(税込)
32cm
高さ・S:収納ケース1つあたり16.5cm
・M:収納ケース1つあたり21.5cm
・L:収納ケース1つあたり32cm
奥行き52cm
耐荷重天板:5kg
商品コード

ベルメゾン「布団が取り出しやすい幅伸縮式押入れ整理ラック」

ベルメゾン「布団が取り出しやすい幅伸縮式押入れ整理ラック」

画像出典:ベルメゾン

ベルメゾンの「布団が取り出しやすい幅伸縮式押入れ整理ラック」は、かさばる布団をまとめて収納できるラックです。

ラックには棚が付いているため、布団を重ねず衛生的に収納できるだけでなく、下の布団だけを簡単に取り出すこともできます。

ラックの幅も収納する布団の量や押入れのスペースに合わせて伸縮できるのも嬉しいポイントです。

価格13,900~14,900円(税込)
75~100cm
高さ・上段用:85cm
・下段用:65cm(キャスター含む)
奥行き65.5cm
耐荷重棚板:約20kg
商品コード下段用:103087701001
上段用:103087701002

ニトリ「縦横伸縮ハンガーラック(ヴェルサ2 ダブル)」

ニトリ「縦横伸縮ハンガーラック(ヴェルサ2 ダブル)」

画像出典:ニトリ

ニトリの「縦横伸縮ハンガーラック(ヴェルサ2 ダブル)」は、縦と横の両方にサイズ調整ができるのが特徴です。

押入れの横幅・高さや掛けたい衣類の丈に合わせてぴったりのサイズに変更できるため、押入れのスペースを無駄なく活用できます。

また、ハンガーバーが2本あるダブルタイプなので、収納力も十分にあります。

価格2,990円(税込)
73.5~123.5cm
高さ高さ77.5~110cm
(6段階に調整可)
奥行き40cm
耐荷重全体:30kgパイプ1本あたり:15kg
商品コード8440317

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CAINZ「クローゼット棚上収納袋 M」

CAINZ「クローゼット棚上収納袋 M」

画像出典:CAINZ

CAINZの「クローゼット棚上収納袋 M」は、掛け布団や羽毛布団をしまうのにぴったりな収納袋です。ホコリから守りつつ省スペースで収納できます。

また、手前に取っ手が付いているので、高い場所からでも安全に出し入れ可能です。

ネームホルダーも付いているため、何を入れたか一目で区別できるのも嬉しいポイントです。

価格880円(税込)
50cm
高さ36cm
奥行き35cm
耐荷重
商品コード4549509496380

CAINZ「収納キャリー 押入れ用」

カインズ「収納キャリー 押入れ用」

画像出典:CAINZ

CAINZの「収納キャリー 押入れ用」は、衣装ケースや家電を楽に取り出せるようにしたい方におすすめのアイテムです。

キャスターが付いているので、空気清浄機や扇風機など重たい物を載せてもスムーズに動かせます。

押入れの中を掃除するときも、このキャリーごと引き出すだけで楽に隅々まで掃除機をかけられるようになります。

価格1,980円(税込)
75cm
高さ23cm
奥行き35cm
耐荷重約30kg
商品コード4549509995937

YAMAZEN「収納ラック」

YAMAZEN「収納ラック」

画像出典:山善ビズコム

YAMAZENの「収納ラック」は、押入れの深い奥行きを最大限に活用するために設計されたキャスター付きの収納ラックです。

このラックは奥行きが75cmなので、押入れに入れればちょうどぴったり収まります。中途半端なデッドスペースが生まれる心配がありません。

また、手前に取っ手が付いているので、重たい本や飲料のストックなどを収納した場合でも片手で楽に引き出すことが可能です。

価格8,499円(税込)/9,499円(税込)/9,999円(税込)
26cm/38cm/44cm
高さ65cm
奥行き75cm
耐荷重1つの棚につき約20kg
商品コードNOPR-7526/NOPR-7538/NOPR-7544

押入れの中を綺麗にレイアウトして収納スペースを大いに活用しよう

本記事では、押入れの空間を生かす3つのルールやレイアウト例などを紹介しました。

押入れに物を収納するときは、以下のポイントを意識しましょう。

  • 使用頻度によって収納する場所を分ける
  • 奥行きは手前と奥で分ける
  • 横幅は左右でカテゴリー別に分ける

このルールを実践するだけで、ごちゃごちゃな押入れもすっきり整理整頓することができます。

本記事で紹介したレイアウト例も参考に、何をどこに置くか理想の配置をデザインすることから始めてみてください。

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※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。

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