押入れの臭いはカビが原因かも?予防方法や臭いを除去する方法を紹介します

押入れの臭いはカビが原因かも?予防方法や臭いを除去する方法を紹介します

押入れを開けると、独特なにおいがした経験のある方は多いでしょう。この嫌なにおいは、押入れの中の「カビ」が原因かもしれません。

押入れはカビが発生しやすい環境が揃っているため、カビが発生する可能性が高いです。

当記事では、押入れのかび臭さを予防する方法や除去する方法を紹介します。

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押入れの臭いはカビが原因かも

押入れの臭いはカビが原因かも

押入れが臭うという場合、臭いの原因はカビである可能性が高いです。押入れは、季節外の衣類や寝具といった普段使わないものを仕舞う傾向にあり、頻繁に押入れの中の物を取り出すことがありません。

そのため、空気が通る隙間がなくなるため、湿気がこもってしまい、カビが発生し、臭いの原因となってしまいます。

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押入れのカビ臭いを予防する6つの方法

押入れのカビ臭いを予防する6つの方法

押入れのカビ臭いを予防する方法は下記の6つです。

  • 襖を開けて換気
  • 風の通りを確保する
  • 服を詰め込まない
  • 汚れたままの服を納めない
  • こまめに掃除する
  • 除湿剤や除菌・防カビ作用の製品を設置

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.襖を開けて換気

押入れのカビのにおいを予防するためには、襖を開けて換気しましょう。襖を閉めっぱなしにしていると、空気の逃げ場がない状態となるため、湿気がこもりやすくなり、カビの繁殖リスクを高めてしまいます。

定期的に襖を開けて押入れの中を換気することで、湿気を逃がせるため、臭いの原因となるカビの繁殖を防げます。

2.風の通りを確保する

風の通りを確保することも、押入れのカビの臭いを予防する方法の1つです。自分では実感していなくても、人は寝ている間に汗をかいています。

そのため、使用後の布団をそのまま押入れにしまうと、押し入れ内に湿気がこもってしまい、カビが繁殖するもとになります。寝具の下にすのこを配置するなどすれば、風の通りを確保できるため、湿気を逃してカビの繁殖を防止することが可能です。

3.服を詰め込まない

押入れの中にたくさんの洋服を詰め込まないようにしましょう。押入れに服を詰め込んでしまうと、空気の通り道がなくなり、湿気がこもるもとになります。

押入れに洋服を仕舞う際は、服と服の間に少し余裕のある空間を確保する、保管場所を移すなど、収納方法を見直すのが1番ですが、見直しが難しい場合は除湿剤などを置いて対策するとよいです。

4.汚れたままの服を納めない

着用後の汚れた服を押入れに納めないようにしましょう。1日着た衣類は汚れが付着したり、湿気を吸ったりしています。

そのまま押入れに仕舞うと、洋服に付着した汚れからカビが繁殖する可能性が高いため、着用した洋服は洗濯やクリーニングに出して清潔にしてから押入れに仕舞うようにしましょう。

5.こまめに掃除する

押入れの中が汚れていると、その分カビが生えやすい環境になってしまうため、こまめに掃除をしてカビのもとを取り除くとよいです。可能であれば、定期的に押入れの中の寝具や衣類をすべて取り出して掃除することをおすすめします。

こうすることで、しっかりと押入れ内部をきれいにできますし、カビが生えていないかも一緒に確かめることができます。

6.除湿剤や除菌・防カビ作用の製品を設置

いくら対策を行なっていても、押入れの下のあたりなど、どうしても湿気がこもりやすい場所があるため、湿気がこもりやすい場所には除湿剤を配置して、湿気を取り除くとよいでしょう。

また、着用済みの洋服や、使用後の寝具を仕舞っている場所には、カビの繁殖を抑えるために、除菌・防カビ作用のある製品を置くことをおすすめします。特に「二酸化塩素」と呼ばれる除菌成分は、防カビ作用はもちろん、ウイルスや菌の除菌・抗菌作用があるため、おすすめです。

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押入れのカビの臭いを除去する3つの方法

押入れのカビの臭いを除去する3つの方法

押入れのカビの臭いを除去する方法は下記の3つです。

  • エタノールの使用
  • クエン酸の使用
  • 重曹の使用

それぞれの準備物と手順も、詳しくみていきましょう。

1.エタノールの使用

押入れのカビの臭いを除去する方法が、エタノールの使用です。エタノールは、消毒や消臭などの様々な効果があります。

その中の効果のひとつとして、殺菌能力も期待できるためカビへの効果にも強いです。

準備物

エタノールで臭いを除去する際の準備物は次の3つです。

  • エタノール
  • スプレーボトル
  • 拭き取り用の布

手順

エタノールでの掃除手順は以下4ステップです。

  1. 押入れの中の物をすべて取り出す
  2. はたきや掃除機などを使用し壁や底の埃を除去する
  3. 拭き取りようの布にエタノールを拭きかけて押入れの中をすべて拭く
  4. 乾ききったら、押入れの中に物を戻す

2.クエン酸の使用

クエン酸も押入れのカビの臭いに有効です。クエン酸には水垢の清掃や、においを消す効果が期待できます。

基本的には無色無臭で、100円ショップなどで手軽に購入できるアイテムです。

準備物

準備物は下記の4つです。

  • クエン酸
  • スプレーボトル
  • ふき取り用の布

手順

クエン酸の手順は次の5ステップです。

  1. 押入れの中の物をすべて取り出す
  2. はたきや掃除機などを使用し壁や底の埃を除去する
  3. 水200mlにクエン酸小さじ1を混ぜてクエン酸水を作り、スプレーボトルに淹れる
  4. 拭き取りようの布にクエン酸スプレーを拭きかけて、押入れの中をすべて拭く
  5. 乾ききったら、押入れの中に物を戻す

3.重曹の使用

重曹もカビ臭さを取るのにおすすめのアイテムです。重曹は、食用や掃除用と様々な場所で活躍していますが、掃除用の重曹は、においを消す効果と湿気を取る効果があります。

料理にも使われることから、重曹は他の掃除アイテムよりも安全性が高いといえるでしょう。

準備物

準備物は下記の4つです。

  • 重曹
  • 蓋なしの容器
  • 通気性の良いガーゼ
  • 輪ゴム

手順

重曹を使った消臭と吸湿方法は、すごくシンプルで簡単です。

まずは、用意した蓋がない容器に重曹を入れます。

重曹を入れた容器に上からガーゼをかぶせて、輪ゴムで止めて完了です。

重曹は、吸湿すると固まるためこまめに確認して取り替えましょう。

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押入れは通気性が悪く、湿気が溜まりやすい場所のため、ただ物を入れているだけでは、カビが繁殖し臭いが発生しやすくなります。既にカビ臭いが気になる場合でも「エタノール」「クエン酸」「重曹」といった各種アイテムを使用すれば、押入れの中を清潔にして、臭いをなくせます。

ただし、カビは繁殖させないことが第一のため、「襖をかけて換気」「風の通りを確保する」など、普段からきちんと予防しておくことが大切です。

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