【タイプ別】引き戸の外し方を解説!外れない場合の対処法や処分方法も紹介
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。
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ご自宅の引き戸に関して「古くなった引き戸を新しいものに取り替えたい」「大きな家具を部屋に入れるのに引き戸が邪魔で通らない」などと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
一見、難しそうに思える引き戸の取り外しですが、実は専門的な道具がなくても誰でも簡単に行うことができます。
そこで本記事では、タイプ別に引き戸の外し方について丁寧に解説しています。
さらに、どうしても外れないという時の対処法や不要になった引き戸の処分方法などもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてください。
DIYドア通販本店では、さまざまな種類の開き戸を販売しています。開き戸への取り替えを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。
取り外す前に引き戸の2つのタイプを確認しよう
作業を始める前に、まずはご自宅の引き戸のタイプを確認しましょう。
タイプによって外し方が全く異なるため、この最初の確認が非常に重要です。
床にレールがある「レール式」
1つ目は、床にレールがある「レール式」です。
床にレール(敷居)があり、その上を扉の下部についた戸車(とぐるま)という小さな車輪が滑って動きます。
このタイプの引き戸は、扉の上下が溝にはまっているだけのシンプルな構造となっているのが特徴です。
上から吊り下げられている「上吊り式」
2つ目は、上から引き戸が吊り下げられている「上吊り式」です。
引き戸は、天井や壁の上部にあるレールからローラー(吊り車)によって吊り下げられて開閉します。
このタイプの引き戸は、床にレールがなく足元がフラットになっているのが特徴です。
【レール式】引き戸の外し方
レール式の引き戸の外し方を紹介します。
- 両手で引き戸を持ち上げる
- 引き戸の下側を手前に引き出す
- 引き戸の上側を外す
なお、引き戸を外すときは必ず2人以上で行いましょう。また、周囲の家具や壁に気を付けながら作業を行ってください。
1. 両手で引き戸を持ち上げる
まずは、引き戸を腰の高さあたりでしっかりと持ち、真上にグッと持ち上げてください。
上に持ち上げることで、引き戸の下側と床のレールの間に隙間が生まれます。
2. 引き戸の下側を手前に引き出す
次に、持ち上げた状態をキープしたまま、引き戸の下側をゆっくりと手前に引き出します。
すると、下のレール(敷居)の溝から引き戸が外れるはずです。
3. 引き戸の上側を外す
引き戸の下側が完全に外れたら、今度は引き戸全体を少し斜めに傾けつつ引き戸をゆっくりと倒していきます。
ある程度まで引き戸を倒して上のレールの溝から扉が外れたら、取り外しは完了です。
取り外した引き戸は壁に立てかけず、床に寝かせて保管しましょう。
【上吊り式】引き戸の外し方
上吊り式の引き戸の外し方を紹介します。上吊り式は、レール式とは全く外し方が異なります。
- 外れ止めを解除する
- 引き戸を持ち上げて下側を手前に引き出す
- 引き戸の上側のローラーを外す
上吊り式も同様に、引き戸を外すときは必ず2人以上で行ってください。周囲の家具や壁にも十分に気を付けながら作業を行いましょう。
1. 外れ止めを解除する
上吊り式の引き戸には、扉がレールから脱落するのを防ぐための安全装置である「外れ止め」がついているのが一般的です。そのため、まずはこの外れ止めを解除します。
引き戸の上部とレールの隙間を覗き込み、ローラー(吊り車)の近くにあるプラスチック製や金属製の小さな部品を探してください。
外れ止めがネジ式の場合は、プラスドライバーでネジを少し緩めましょう。ストッパーの金具を回転させたりずらしたりすれば、ロックを解除できます。
外れ止めがレバー式の場合は、指やマイナスドライバーでカチッと音がするまでレバーを押し上げてください。もしくはレバーを横に倒せばロックを解除できます。
2. 引き戸を持ち上げて下側を手前に引き出す
外れ止めを解除できたら、引き戸全体を両手で少し持ち上げます。
そして、持ち上げたまま引き戸の下側を手前に引き出すように大きく傾けてください。
3. 引き戸の上側のローラーを外す
引き戸を傾けると、上部のローラー(吊り車)がレールから外れます。
そのままゆっくりと、引き戸を床に下ろせば取り外しは完了です。
また、取り外した引き戸は壁に立てかけず床に置いて保管してください。立てかけると何かの拍子で倒れてくる可能性があります。
引き戸が外れない場合の原因と対処法
手順通りにやっても引き戸が外れない場合に考えられる原因と対処法を紹介します。
- 原因1:建付けが悪くなっている
- 原因2:レールや戸車にゴミが詰まっている
- 原因3:持ち上げる力が足りていない
- 原因4:下のレールに隠しストッパーがある
なお、どうしても外れないときは絶対に無理に力を入れないでください。
引き戸や枠などを破損させてしまうリスクがあります。その場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。
▼関連記事
木製引き戸が動かない原因と対処法|スムーズに開閉するためのメンテナンス方法
原因1:建付けが悪くなっている
家の経年による歪みによって、引き戸と枠の隙間が狭くなり外れにくくなっている可能性があります。
この場合は、引き戸を左右に少しずつ動かしながら何度か持ち上げてみましょう。小刻みに揺らしながら持ち上げることで、下のレールから外しやすくなります。
原因2:レールや戸車にゴミが詰まっている
レールや戸車の溝に、ホコリや髪の毛が詰まっていることも原因として考えられます。
掃除機で吸えるだけのゴミを吸い取ったり、マイナスドライバーや歯ブラシで溝に詰まった固いゴミをかき出したりしてみましょう。
できるだけゴミを除去してから再度挑戦してみてください。
原因3:持ち上げる力が足りていない
そもそも持ち上げる力が足りていない場合もあります。特に、ガラスが入っている引き戸や無垢材でできた引き戸は想像以上に重いです。
そのため、引き戸の取り外しは、1人でやろうとせず必ず2人以上で作業しましょう。膝を曲げ腰を入れて、息を合わせながら持ち上げるのがコツです。
原因4:下のレールに隠しストッパーがある
下のレールに隠しストッパーが取り付けられているケースもあります。
隠しストッパーは古い襖によくあるもので、一般的には床のレールの溝に埋め込まれていることが多いです。
古い住宅をリノベーションした物件に備え付けられている引き戸にも、隠しストッパーが埋め込まれていることがあります。
隠しストッパーがある場合は、マイナスドライバーでストッパーを下に押し込みながら同時に扉を持ち上げてみてください。これだけで簡単に外れるケースが多く見られます。
取り外した引き戸を処分する方法
ここからは、取り外した引き戸を処分する方法について紹介します。
- 自治体の粗大ゴミとして出す
- 不用品回収業者に依頼する
- リフォーム業者に引き取ってもらう
最も安く済む方法が、粗大ゴミとして出すことです。
お住まいの自治体のウェブサイトや電話にて手数料や収集日などを確認して、予約した日に指定の場所へ引き戸を置きに行きましょう。
もしくは不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
費用は割高になりますが電話一本で自宅の中まで回収に来てくれます。他にも処分したい不用品がたくさんある場合に便利です。
もし新しい扉への交換する場合は、交換を依頼したリフォーム業者に古い引き戸の回収もお願いすることができます。
周囲の安全に配慮しながら引き戸を取り外そう
本記事では、タイプ別の引き戸の外し方から外した扉の処分方法まで詳しく紹介しました。
引き戸の外し方はタイプによって全く異なります。そのため、ご自宅の引き戸が「レール式」であるのか「上吊り式」であるのかを事前に確認しましょう。
また、取り外しの作業をする際は、周囲の安全に十分配慮しながら行ってください。そして、できるだけ二人以上で軍手を着用して作業することをおすすめします。
取り外した引き戸は床に寝かせる形で保管し、適切な方法で処分しましょう。
DIYドア通販本店では、さまざまな種類の開き戸を販売しています。開き戸への取り替えを検討している方は、ぜひDIYドア通販本店にお問い合わせください。
※当社は、建具の販売メーカーです。修理や修繕等は行なっておりませんので予めご了承ください。